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◆ダンジョン飯◆

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最新『ダンジョン飯』

ダンジョンから戻ってきたタンス一行

ダンジョンの地下4階から戻ってきたタンスたち。

ナマリはダンジョンで一度死んでしまっているせいか、戻ってきて気が緩んだ途端、体調が悪くなってしまいました。

タンスは休む間もなく、馬車を用意し、島主の屋敷へ出向きます。

島主へ報告

島主は、屋敷にやってきたタンスを食事に招待し、丁重にもてなします。

そして、タンスの報告を聞くのでした。

状況報告としては

・3階までの財宝は取りつくされた
・無法者のたまり場が増えた
・オークの集団が問題を起こしている

というもの。

とりわけ、オークが人間を襲うのは問題であるため、タンスは派兵か懸賞金を提案します。

今回最も重要な報告となるのが、この『エルフ言語で書かれた魔法陣の書物』です。

ダンジョンを作った『狂乱の魔術師』が書いたものであると推測できます。

狂乱の魔術師ががエルフであるかどうかはわかりませんが、エルフ言語で書かれてあることや、術の内容から、エルフである可能性が最も高いと思われます。

エルフ側のダンジョン返還要求

その話を聞いて、島主は頭を抱えます。

島主は、ダンジョンの中にはまだまだ莫大な財宝が眠っていると考えています。そのため、ダンジョンを返したくはありません。

しかしタンスは、エルフの目的は財宝ではなく『ダンジョンにかけられた”不死の術”』だと推測します。

重要なのは『不死の術』の解明

ダンジョン内で死んだとしても、生き返らせることが可能です。それは、ダンジョン全体に『不死の術』がかけけられているからです。

この『魂と肉体を固定する魔術』は今も謎が多く完全には解明されていません。

その謎を解明することは、どんな莫大な財宝よりも価値があることなのです。

その不死の術の設計書は、ダンジョンの主である『狂乱の魔術師』が持っているはずです。

それを入手するためにも、タンスは島主に探索者たちの支援を要求するのでした。

目を覚ましたナマリ

ダンジョンから戻って来て意識を失っていたナマリは、次の日の朝に目を覚まします。

ナマリは病み上がりであるため、住居までついていこうとするキキとカカ。

しかし、ナマリの向かった場所は、ダンジョンの『蘇生所』でした。

ファリンがいないか確認

ナマリが探しに来たのはライオスの妹である『ファリン』です。

ファリンは炎竜に食べられて胃の中にいるはずでしたが、もしかしたらと思い、ナマリは確認に来たのでした。

死体の特徴を聞かれたナマリはファリンの年齢を『10代~40代』と推測。ドワーフのナマリには多人種であるトールマン(人間)の年齢はいまいちよくわかりません。

可能性のある性別不能の焼死体を確認。

鎧が違うため別人と判断したナマリは、蘇生所を後にしました。

なぜ焼死体を蘇生しないのか?

カカは、蘇生所であるにもかかわらず、焼死体を蘇生しようとしていなかった理由がわからず、ナマリに尋ねます。

ナマリ曰く、『損傷が激しすぎるから』です。

損傷の激しい死体は蘇生に失敗する可能性が高いため、腕の良い魔術師に見せなければなりません。そういった魔術師は、島にはおらず、大陸からたまにくるのを待つしかありません。

蘇生に関して、キキとカカはあまり知識が内容でした。

そこで、ナマリは2人を食事に招待し、蘇生に関する話をしてあげることにします。

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うまく蘇生するための条件

飲食店にて、2人に話をしてあげるナマリ。

たとえ死んだとしても、ダンジョン内であれば生き返らせることができるのですが、生き返らせることができない条件というのもあります。

蘇生が難しくなってしまう条件というのが

・身体の13分の1以上を失う
・体が炭化してしまう

というもの。

石化自体は問題ないものの、壊れて砕け散ってしまうと、集めきれなくなって蘇生が困難になってきます。

浅い階では『幽霊』が厄介です。

幽霊に取りつかれ、死んで、ゾンビになってしまうと、蘇生した時に幽霊と自分の魂が混ざり合って人格がおかしくなってしまう可能性があるのです。

『ダンジョン内で死んでしまっても生き返ることができる』

その為、だんだん感覚がマヒしていって『死』というものに対して油断し、取り返しのつかない状況になったりするものです。

ファリンが炎竜に食べられてしまったのもその一例でしょうか。

死んでも生き返るなどと決して油断してはいけないと、ナマリはキキとカカに説くのでした。

仲間だから

その話を聞いて、カカはナマリに年齢を尋ねます。

もしナマリが死んでしまってはぐれてしまった場合、蘇生所で探さなければいけないからです。

そこへ、頼んでいた食事がやってきました。

ドワーフの食事の量に驚くキキとカカ。

今日は休日です。3人は食事をしながら、身の上話や、これからのことを話し合うのでした。

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