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【双亡亭壊すべし】29話:総理達の悪夢【ネタバレ感想】

2016/10/26

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◆前回のあらすじ◆

助けてあげた外国人の女の子の名前は『フロル・ホロバイネン』。彼女は別の場所にあるものを手元に持ってくることができるという超能力の持ち主でした。

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そんなすごい能力者たちが、みんな双亡亭に操られてしまったらどうなるのか・・・・・ツトムは恐怖を覚えます。

一方、総理官邸の緑朗と青一は、総理から『送られてきた肖像画』の話を聞くのでした。

◆双亡亭壊すべし◆

第1巻(1話2話3話4話5話6話7話8話
第2巻(9話10話11話12話13話14話15話16話17話18話
第3巻(19話20話21話22話23話24話25話26話27話28話
第4巻(29話30話・31話・32話・33話)

最新『双亡亭壊すべし』

◆登場キャラクター◆

160518-s93 凧葉 務(たこはつとむ)
美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。
160518-s91 柘植 紅(つげくれない)
刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。
160518-s94 凧葉 青一(たこはせいいち)
45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。
160518-s92 立木 緑朗(たちきろくろう)
双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。




爆死してしまった第34代内閣総理大臣

斯波総理大臣は、緑郎と青一に双亡亭が建てられて間もないころの話を始めます。

あの日、第34代内閣総理大臣宛てに肖像画が送ってこられました。

その絵を部屋に飾ってしばらくしたのちに別の議員が総理の元をたずねると・・・・・、何だか総理の様子がおかしいように感じました。そして、いきなり目の前で爆発してしまったのです。

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総理が爆発する直前に渡そうとしていた手紙。そこにはこのように書かれてありました。

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結局、あまりにも異常な出来事であったために、このことは箝口令(他言禁止命令)がしかれ、総理は持病による急死と発表されました。

歴代の総理たちに送ってこられる肖像画

その翌年、総理の爆死を目前で見た議員が新しい総理になりました。

そして、同じように肖像画が送ってこられたのです。

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送り主には『双亡亭』と書かれてありました。

新しい総理は燃やすように命令しますが、燃えません。しかも、他のどんな方法を使っても壊すことさえできなかったのです。

その後、総理が変わるたびに双亡亭から肖像画がおくってこられるようになりました。

壊すことができないその肖像画は全て金庫の中にしまわれています。




肖像画の恐怖を信じなかった者は・・・

この事実は、歴代総理の間で申し送りとして伝えられてきましたが、中には、その出来事を信じない者もいました。

そういった者は、みんな同じように溶けたり、爆発したりしてしまうのです。

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そして、同じ文面の手紙を残していきました。

事態は少しずつ悪くなっていく・・・・・

1969年、同じように申し送りを信じていなかった61代総理。

車で国会議事堂に登院して来た彼は、そこで溶けてしまったのです。

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今まで肖像画で死んでしまった総理達は、絵の近く・・・時間にして1分以内で爆発したり溶けたりしました。

ところが今回は車で5~6分の場所までやって来て溶けたのです。

つまり、『溶けるまでの時間が長くなっている』ということです。

双亡亭がやろうとしていること

1972年、斯波総理と桐生防衛大臣が中学生だった時、奈々子という女の子と3人で双亡亭の中へ入りました。

その時に肖像画に取り込まれてしまったナナちゃんは・・・・・

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まるで皮を脱ぐかのように現れたもう一人のナナちゃん。

それを見て2人は、こう考えたのです。

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おそらく、歴代の総理達に肖像画を送りつけてきたのは、最高指導者に化けて何かをやろうとしているからなのではと。

歴代の総理達が見る共通の夢

死んでいった総理達が書き置きのように残していった手紙には『水路を作る』ことを要求する内容となっています。それが何を意味しているのかは分かりませんが、双亡亭のやり方を考えても、人間にとって良いことだとは思えません。

奴らは一体何をしようとしているのか・・・・・?

実は、歴代総理たちは長い間、共通してみる『夢』があるのです。

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双亡亭を突き破って、外に出てくる無数の巨大な腕の夢・・・・・。

それを聞いて、青一は夢ではないと言います。

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そして、奴らの狙いはここに来ることなのだと語るのでした。

◆感想◆

個人的に『双亡亭は外部には何もしてきていないわけだから、手を出さなければいいのに』と思っていましたが、どうやら積極的に肖像画を送って、外部と接触をはかろうとしていたようですね。

今回の話を見て、双亡亭をどうにかしなければと判断した斯波総理の考えがよくわかりました。

今回出てきた『歴代総理達が見る共通の夢』ですが、この設定は『七夕の国』という漫画の設定に似ているのかなぁと感じました。

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この作品は『寄生獣』で有名になった岩明均さんの作品で全4巻です。結構、ナナちゃんにも似ていますよね。もしかしたら影響を受けた作品なのかもしれません。




-双亡亭壊すべし