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【双亡亭壊すべし】第7話青一の家【ネタバレ感想】

2016/08/03

◆前回のあらすじ◆
紅は凧葉に、自分と緑郎が離れ離れになったいきさつを話します。そして、自分が刀巫覡の巫女であることも。
一方、双亡亭に向かっていた青一と緑郎ですが、思いがけず、青一が45年前に住んでいた家にたどり着いてしまいます。

◆双亡亭壊すべし◆

第1巻相当(1話2話3話4話5話6話7話8話
第2巻相当(9話10話11話12話13話14話15話16話17話18話
第3巻相当(19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)

最新『双亡亭壊すべし』

◆登場キャラクター◆

160518-s93 凧葉 務(たこはつとむ)
美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。
160518-s91 柘植 紅(つげくれない)
刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。
160518-s94 凧葉 青一(たこはせいいち)
45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。
160518-s92 立木 緑朗(たちきろくろう)
双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。



双亡亭を破壊した者に報奨金248億円!

全てが規格外の双亡亭の存在に、政治、経済、マスコミも大混乱となっています。

テレビのコメンテーター
『双亡亭? ああ、アレ何かの悪ふざけでしょ。ともかく首相が率先して何やってんのって感じだね』

テレビのインタビューに答える主婦
『テレビで毎日中継見てますけど、怖くて・・・。あれ、機械でも壊せなかったでしょう。何なんですか、あそこ。』

テレビ
『史上最悪! 全世界から今や我が国は病気扱いですよ! 最早ね、指導力とかそういう問題じゃないんだ! 斯波総理は即刻退任させるべきなんです!!』

一方、斯波総理のもとへ集まったマスコミたちも大騒ぎです。

マスコミ1
『この2日間の株価のとんでもない暴落は当然予想されてたんですよね?』

マスコミ2
『全てあの家への攻撃から始まってるんですよ! 総理、この責任をどうとるつもりですか!?』

斯波総理
『双亡亭はいまだに何事もなかったように建っております! 全て元通りに! しかし、2日前、重機械による解体を試みた時、皆さんは確かにあの屋敷の看板が真っ二つに切断されるのをご覧になったはずです! その後、起きた悲惨な事故によって亡くなった方々には心より哀悼の意を表しますが・・・』
『そして昨日、自衛官、警察関係者が誰一人として気が付かぬ間にあの屋敷は看板も何もかもすべて復元してしまったのです。』
『内閣・・・いえ、日本はこれ以上、平穏な国内に・・・人心の不安を掻き立てる異常な建築物の存在を許すわけいには断じて参りません!』
『そこで政府が用意してきた双亡亭破壊のための予算を使い、広く一般から双亡亭を壊す人材を募ることにしました!』
『報奨金額は248億円! 我が国は双亡亭を破壊した者にこれだけ支払おう!!』

あまりの内容に、マスコミたちも驚き、黙り込んでしまいました。

紅、双亡亭破壊のための協力を要請される


『ごめんなさい! 凧葉さん!』

凧葉
『イ・・・イヤ、ちょっとアタマ上げろよ!』


『お家が隣だったというだけで緑郎にそんなご親切をしてくださったのに、私、どなったり無茶を言ったり!』
『あ~~~もう、私んバカ! ホントに穴があったら入りたいわ~~~!』

凧葉
『もうイイって! アンタ感情の振れ幅、でかすぎなんだよ~~~』


『わ、私・・・ヘンですか?』

そこへ政府関係者の森田と宿木が現れます。

森田
『タコハさん、柘植さーん。』


『あ・・・特対の森田サンと・・・』

凧葉
『げ~宿木じゃん~』
『アイツニガテ~』

そう言って、凧葉は紅の後ろに隠れます。


『ちょっと隠れないで・・・(私もです)』

森田さんは紅に忘れ物の荷物を届けてくれました。

森田
『はい、これ忘れちゃ困るでしょう?』


『わ~~~スインマセン!』

森田
『捜しましたよ。近くにいらして良かった・・・』

凧葉
『ん? 捜してたって・・・』

宿木
『それは私が話す・・・。』
『柘植さん。我々特殊災害対策室は近々”双亡亭”破壊のため、特別工作班を派遣する。』
『その時、万が一にも超常現象の攻撃があったとしたら、対応せねばならない。呪術対抗の”刀巫覡”として高名な貴方にも是非参加していただきたい。』

凧葉
『工作班って・・・爆弾も聞かなかったトコに人間が入って何するんだよ?』

宿木
『既に都と大分県の神社庁に準備はさせてあるが・・・他にも何かあれば・・・』

凧葉
『(スルーかよ)おいって! この女子にだって都合ってもんが・・・』


『いきます。』

凧葉
『ええ~~~!?』

宿木
『うむ。』


『もとより私は双亡亭を祓うために来たんです。』

凧葉
『お・・・おい、やめとけって・・・。』


『私の仕事なの・・・』
『でも条件があります。』

宿木
『何か?』


『今、あの家の被害者の私の弟が逃走しているんです。』

宿木
『ああ・・・目下、警察が全力で保護しようと努めている。』


『弟・・・立木緑郎はあの家に父が殺されたと、何か復讐をしようとしています・・・。でも、あそこは緑郎にどうこうできるような所ではありません。』
『保護ののち、絶対に彼が双亡亭に近づかないようにしてください。』

宿木
『了解した。』

凧葉
『も、森田さん、いくらなんでも危険でしょ!? あの女子未成年でしょーーー』

森田
『そうなんですが、特対としては一人でも優秀なアドバイザーが必要なのです・・・。』


『あの・・・タコハさん、もり緑郎に会ったらよろしくと・・・。』

凧葉
『気ぃつけろよ。・・・正直、オレはあんなトコに行かないで済むラッキーさにホッとしてんだけどよ。』


『うふふ、正直ですね。では・・・』

凧葉も双亡亭破壊のための協力を要請される(笑)

宿木
『森田、もたもたするな。生活安全課はだからダメなんだ。』

森田
『はぁ・・・あのう・・・』

凧葉
『へ・・・?』

森田
『タコハさんも柘植さんと来てほしいのですが・・・』

凧葉
『は~~~!?』

凧葉は驚きます。

宿木
『どれは君が描いたモノだな。』

宿木は凧葉が描いたという双亡亭のイラストを用紙します。

凧葉
『あ・・・オレの描いた双亡亭のスケッチ・・・のコピー?』

宿木
『凧葉務・・・あの屋敷の隣のアパート翠峰荘に住んでいた元美大生だな?』
『双亡亭はなぜか航空写真に写らない・・・。それに、測量図も立地の図面も存在しない・・・。つまり、複数の棟がどう建っているかも不明なのだ。』
『確認されたあの英の外観をとらえた図面は君の描いた物だけだ。』

凧葉
『だから、あそこにくわしいオレに・・・双亡亭を案内しろって・・・?』

宿木
『君は何の作戦にも加わらなくていいので・・・』

凧葉
『行くかよ! バーカ!!』

凧葉は宿木に背を向け走って逃げだします・・・が、すぐにゴツイ男2人に捕まってしまいます。

宿木
『そこをお願いする。』

凧葉
『お願いの態度か、コレが~~~!!』

森田
『双亡亭に入るまでですから・・・』

とやんわりお願いする森田ですが

凧葉
『ミンシュシュギはどこ行った~~~!?』

という叫びを最後に連れていかれました(笑)。

宿木
『ブリーフィングルームはこちらです。』


『は・・・はあ・・・。』

紅は緑郎のことを考えます。


『(緑朗・・・どこにおるかわからんけど双亡亭に来たらいかんよ!)』
『(あんたん分も姉ちゃんが仇討っちゃるけん。やけん、どげんそん子が強かろうと・・・絶対に双亡亭に来たらいかんよ!)』




青一の家は幽霊屋敷になっている?

青一の家にたどり着いた青一と緑朗。

緑朗
『これが青一くんの住んでいたおうち? ・・・ものすごく古いね・・・。』

青一
『ウン・・・ムカシ・・・ムカシ・・・スンデタ。』

そういって青一は扉を壊し、家の中に入っていきました。

緑朗
『・・・しょうがないよね・・・なつかしいんだろうね・・・。』

そこへ高校生くらいの女学生が2人やってきます。

女学生1
『・・・ねぇ・・・キミ・・・。』

緑朗
『え・・・』

女学生1
『その家に入っちゃダメ・・・。そこ、幽霊屋敷だよ・・・。45年前から。』

一方、青一は建物の中で、45年前の自分と、母親との会話を思い出します。

夏の日差しの中、家に帰ってきた45年前の青一。

青一
『ただいまーーーっ!』

青一の母親
『あら、おかえり青一。暑いわねぇ。』

青一
『おなかへっちゃった~~~』

青一の母親
『手洗ってらっしゃい。ホットケーキとカルピスよ~~~。』

青一
『やった~』

しかし、想い出とは裏腹に、現実の家の中は45年間放置されたボロボロの状況でした。

青一
『・・・ママ・・・。』

外では女学生2人が緑郎に幽霊屋敷の話をしています。

女学生2
『ここ・・・お姉さん達の高校でも有名な幽霊がでるところなの・・・。だから・・・。』

青一が45年前に行方不明になった飛行機に乗っていたことを知らない緑郎は女学生に聞きます。

緑朗
『・・・45年、昔から空き家って・・・住んでた人がココで亡くなったの・・・?』

女学生2
『・・・ここじゃなくて・・・なんか飛行機事故で家族全員・・・死んじゃったって聞いたけど・・・。』
『それ以来・・・空き家になったここで首をつった人がいるとか、・・・ホームレスのヒトが死んでたとか・・・「呪われた家」って有名んなったんだって・・・。』

緑郎は話を聞いておびえます。

緑朗
『・・・はじめに飛行機で死んじゃった家族って・・・お父さんとお母さんと・・・?』

女学生1
『お兄ちゃんと・・・弟・・・妹だったかな・・・? でもキミ、なんでそんなコト気になるの・・・? ここにはホントに幽霊が出るのよ。』

女学生2
『ホントにヤバイ・・・なんか・・・』

女学生1
『ものすごい・・・ワルい気配があるんだから・・・』

緑朗はその話を聞いて考える。

緑朗
『(それは・・・本当は青一くんなんじゃないかってボクは今一瞬思ったよ・・・。)』
『(幽霊の青一くんが怪談によくあるようにもう死んでて・・・今、生きてる時住んでたおうちに帰って来たんじゃないかって。)』
『(でも・・・・・青一くんのカラダはあったかかった。)』

緑朗は家の中に入ろうとします。

女学生2
『ちょっ、ダメよ、入っちゃ!』

女学生1
『私たちのハナシ聞いてなかったの?』

緑朗
『中に入ってる・・・トモタチ・・・がいるんだよ・・・だから・・・。』

家の中にいる青一は父親のことも思い出します。

青一の父親
『ほーら青一、パパと歌おう。ちゃちゃちゃん、ちゃちゃちゃん、くっりっすまっす~♪』

青一の母親
『あらアナタ、そこから歌っちゃ続きませんよ。「雪を蹴っり~♪」ですよ。』

青一は父親と母親のことを思い出しながら『・・・ユッキヲ・・・ケッリ・・・』と口ずさみます。

その時・・・部屋の内部で不穏な空気が流れ始めます・・・・・。

青一を心配した緑朗は家の中へ入ってきました。緑郎を心配した女学生2人も一緒に来ています。

女学生1
『ちょっとキミ!』

女学生2
『危ないってボク!』

緑朗は青一を呼びます。

緑朗『青一くん! 出よう! ここ、幽霊が出るんだって・・・! 取りつかれちゃって! 呪われちゃうんだって!』

青一も不穏な空気・・・存在に気づいています。

青一
『サッキ・・・カラ・・・ボクノ・・・ウチデ・・・ナニ・・・シテル・・・』

あとがき

第1話で登場した斯波総理が国民に向けて演説を行いました。『双亡亭を破壊した者に248億円を支払う』と。

しかし、自衛隊の空爆でもどうすることもできなかった双亡亭です。民間ではどうすることもできないように思えますね。ちょっと先が見えません。

一応、国レベルの対策も動き出しているようです。特殊災害対策室で何らかの動きを見せるようです。ただ、超常現象に対しては専門外らしく、刀巫覡の紅を頼ってきました。紅もそのつもりで来ているので承諾します。

まだこの世界の理屈がよくわかりませんが、幽霊的な存在には物理攻撃は通用しないってことなんでしょうかねぇ。だとすると現時点では『青一』と『紅』くらいしか戦える存在がいません。後々、役に立つキャラが登場してくるってことなのかな?

一方、青一の方も何やら大きな動きを見せ始めました。青一の実家にたどり着いたんです。

まだまだ青一に関しては謎が多すぎると思います。
・なぜ青一は45年もたっているのに子供のままなのか
・青一はなぜ特殊な力をもっているのか
・飛行機事故にはどういった意味があるのか
・青一は45年間なにをしていたのか

今回の話を読んだ感じですと、青一には男兄弟が1人、女兄弟が1人いるようです。敵か味方かで登場するかもしれませんね。いや、敵っぽいですね。なんだか第一話で登場した着物を来た女の子の幽霊が青一の妹のようなきもしてきました。

今回、青一の家で起こっている出来事も今後どうなるのか気になります。




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