◆ヒナまつり◆

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最新『ヒナまつり』

◆登場キャラクター◆

ヒナ
未来の世界から、手違いで新田の部屋に転送されてしまった少女。超能力が使えて組織に利用されていたものの、知能指数が低く、暴走しやすい体質であるため追放されてしまった。新田の家に世話になっており、中学、高校と通わせてもらっている。イクラが大好き。
新田義史(にったよしふみ)
芦川組のインテリヤクザ。ヒナの超能力と、悪質なマスコミのせいで『生ける伝説の武闘派ヤクザ』として世間から評価を受けている。金儲けがうまく、経営コンサルティングもやっている。家事全般もうまい。趣味は壺の収集。現在は芦川組の若頭となっている。
三嶋瞳(みしまひとみ)
中学時代のヒナの同級生。詩子の強引な手法で、中学生でありながらバーの手伝いをやらされることに。その卓越した能力から、上下関係は一気に逆転。人脈も駆使して、高校生にして会社の社長となる(高校生であることは世間には内緒)。身長が低い。
アンズ
ヒナを抹殺するために組織から送り込まれた刺客。しかし、もともとヒナ、アンズ、マオと仲良の良い関係だった。未来に帰る手段を失い、ホームレス生活を送り、ラーメン屋(中華屋)の夫婦に引き取られる。お店が区画整理で取り壊しになって以降は一人で屋台を頑張っている。
マオ
アンズと同じくヒナへの刺客として未来からやって来た。しかし、東南アジアの無人島に誤転送され、帰る手段も無くし、3年かけてやっと日本にたどりつく。途中、中国の憲法道場に拾われ、師範としての広告塔として扱われている。3年の孤独からヒナとアンズの人形と会話する癖が残っている。




少年との出会い

邪道会の若頭『津田』。

彼が自宅のマンションに戻ってくると、何故か素っ裸の少年がいました。

ハル
『どうもこんにちは』
『僕はハルです』

津田
『何で素っ裸で人ん家いるんだテメェ!!』
『どうやって入った! 何が目的だ!』

ハル
『ここにいるのはたまたまです』

津田
『そんなたまたま嫌だよ!』

津田は警察を呼ぼうかとも考えましたが、警察が『裸の少年が家にいた』などと言っても信じてくれるとは思えません。むしろ、ヤクザの自分が疑われて逮捕されてしまうにきまっています。

思いがけない事態に、津田は頭を抱えるのでした。

意外と便利な少年だった

初めは嫌がる津田でしたが、一緒に暮らしてみると、少年がとても優秀であることに気が付きます。

引っ越しの片づけを頼むと、たった半日で全て完璧に片付いてしまっています。

料理を任せても、旨い!

こちらの願いを先読みするかの如く、風呂の準備はできているし、風呂から上がれば着替えが用意されている。

マッサージも上手い。

まさに、津田にとっては至れり尽くせりの完璧な少年だったのです。

組員に『少年愛』だと思われる

事務所へやってくる津田。

中で組員たちが自分の事を話していることに気が付き、津田は扉の前で立ち聞きすることにします。

『なぁ津田さんの事どう思う?』

『あぁ、ありゃヤバイな』

『ヤバイって何が?』

『津田さんとガキの関係だよ』
『ガキ一人のために』
『家の外に護衛つけてるんだぜ』
『王道会に人質にされないためって言ってたけど』
『やってる事、愛人のそれだよな』

『ほんとヤベェよ』

『あぁそういう事』

『そりゃやべぇよな』

『いつ抗争が起ってもおかしくねぇ』
『敵地のど真ん中で』
『少年囲ってるって・・・・・』

『少年って・・・・・』
『ドン引きだよ』

これを聞いて、津田はショックを受けます。

邪道会系三神会の若頭であり、今後の出世も間違いなしと言われている自分が・・・・・組員達から『少年愛』だと思われているのです。

津田
(誤解がヒド過ぎる・・・・・)

全てが少年愛に聞こえる

出世コースを順調に進んできた津田ですが、組員皆から『少年愛』であると噂されている事実からショックを受けるとともに、頭にこびりついて離れません。

◆電話

津田
『親父、こっちは順調です』

組長
『ご苦労、津田よ』
『正念・・・・・』

津田
『少年!?』

組長
『正念場は・・・何だ?』

津田
『あ、いえ・・・・・』

◆組員との昼食

組員
『津田さん、しょう・・・・・』

津田
『少年!?』

組員
『しょうゆ・・・は・・・・・』

津田
『あぁ・・・いるよ・・・』

◆組員の報告

相手の言っていることが全て『少年愛』に聞こえてしまう津田。

しまいには、言ってもいないのに、幻聴まで聞こえてしまう始末。

このままでは心が持たない・・・・・。津田はとうとう、ハルを追い出すことを決意します。

ハルは超能力者

夜、津田はハルをどこかへ連れていこうとします。

駐車場へやってくると・・・・・車から複数人の男たちが現れます。王道会の者達です。

『てめぇが邪道会の津田だな』

『逃がさねぇぜ』

王道会の連中に囲まれる津田。しかし、津田はこういった奇襲を想定していました。その上で、組の者たちに家の周りを守らせていたのです。

・・・・・ところが、誰も出てきません。組員たちはサボって守っていなかったのでした。

津田はボコボコにされ、車の中に連れ込まれそうになります。それを止めたのが、今まで黙ってみていたハルでした。

ハル
『いやぁ、それはちょっと困りますねぇ』
『居候先が無くなっちゃいます』

王道会はハルを見逃す考えでしたが、それならばと、ハルをも連れて行こうとします。

しかし・・・・・ハルは、近づいてきた王道会の連中を、次々と吹き飛ばしてしまいます。

7人いた王道会。それを、子供のハルがたった一人で全て倒してしまいました。

津田
(ちょ・・・おいおい・・・すげぇ・・・)
(すご過ぎるってか・・・・・)
(これなら・・・・・)

ハル
『大丈夫ですか? お兄さん』

津田
『・・・おい』
『今の力は何なんだ』

ハル
『見せたらお兄さんが』
『どう反応するかわからなかったので』
『ほんとは見せるつもりはなかったんですけどね』

『あれは超能力ですよ』

いきなりの話で笑うしかない津田。

しかし、これは使える! そう確信した津田は、ハルを使って、ヤクザの世界の更なる上を目指すことを決意するのでした。


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◆感想◆

前々回に登場した謎の少年。やはり超能力少年でした。まぁ未来から来たんでしょうね、やっぱり。

しかし、どういった理由で来たんでしょうね。またヒナの調査か始末かってところかな。その割に関西で位置がずれているなぁと。まぁ、東南アジアに飛ばされたマオの時と比べれば誤差の範囲ですが。

ハルは人の心が読める?

まるで先の事がわかっているかのごとく、津田の面倒を見るハル。

未来を見通せるような能力でもあるのかなぁと思いましたが、それなら前もってカレーを作っておきそうなものです。

ですから、おそらくハルは『相手が考えていることがわかる』くらいの能力を持っているのではないかなと思うんですよね。

そう言ったところで、作者はヒナたちと差別化をはかろうと考えているのだろうと思います。

自分を捨てろうとするから・・・

津田が王道会の者達からボコボコにされるのを黙ってみていたハル。

津田の言い分はごもっともです。

ハルが人の心を読めるとするなら、ハルは、津田が自分を捨てようとしていたってこともわかっていたでしょうね。もしかしたら、ちょっとした仕返しのつもりで助けなかったのかもしれません。

そうでないなら・・・・・単純に津田が痛い思いをしようと知ったことではないという事にしかなりません。まぁ、それはそれで十分ありえそうですが。

まぁ何にしても、自分の利益最優先タイプに見えますね。津田に尽くしているように見えますが。果たして津田はコントロールしきれるのかな?

伝説VS少年愛

伝説の対抗馬として、まさか少年愛をぶつけてくるとは・・・・・。作者の心の闇も深い!(笑) このような強敵?ぶつけられるとは、伝説さんもうかうかしてられませんね。

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◆運営作品◆

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あおざくら~防衛大学校物語~双亡亭壊すべしメジャー2ダイヤのA 2nd

◆月1連載作品◆
ダンジョン飯ボルトBORUTOゴブリンスレイヤーハイスコアガール薬屋のひとりごと大正処女御伽話カードキャプターさくら クリアカード編

◆あらすじ紹介◆

作品を全く知らない方のためにまとめたものをご紹介しています。

大正処女御伽話ダンジョン飯ダンジョン飯恋は雨上がりのように