◆前回のあらすじ◆

黒い手によって双亡亭の地下へ引きづり込まれてしまうツトム。緑朗はツトムに伝えられた『伝言』を上の人間に報告した後、みんなと一緒に戦うため窒素を装備し、青一が向かった双亡亭内部の方向へ進んでいくのでした。

緑朗が双亡亭内へ入ってくる16分前、フロルの元を目指していた青一の前に謎の敵が現れます。剣を使うその敵の数は9人。彼らは自分たちの事を『帝国陸軍東京憲兵隊』だと名乗り、双亡亭警護のためと青一に襲い掛かるのでした。

窒素の爆心地から少しはなれた場所にいた紅。アウグスト博士たちの事を心配し元いた地下の螺旋階段を覗いてみたところ・・・・・そこには謎の大きな繭のようなものがありました。

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◆双亡亭壊すべし◆

第5巻、発売中!

第1巻1話2話3話4話5話6話7話8話
第2巻9話10話11話12話13話14話15話16話17話18話
第3巻19話20話21話22話23話24話25話26話27話28話
第4巻29話30話31話32話33話34話35話36話37話38話
第5巻39話40話41話42話43話44話45話46話47話48話
第6巻49話50話51話52話53話54話55話56話57話58話
第7巻59話60話61話62話63話64話65話66話67話68話
第8巻69話70話71話72話73話74話75話76話77話78話
第9話79話80話81話82話83話84話・85話・86話・87話・88話)

最新『双亡亭壊すべし』

◆登場キャラクター◆

160518-s93 凧葉 務(たこはつとむ)
美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。
160518-s91 柘植 紅(つげくれない)
刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。
160518-s94 凧葉 青一(たこはせいいち)
45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。
160518-s92 立木 緑朗(たちきろくろう)
双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。

帰黒(かえりくろ)

アウグスト博士たちがいたはずの場所には謎の繭のようなものが出来ていました。

紅が近寄って様子をうかがっていると、繭はほどけてゆき・・・・・その中にはアウグスト博士、宿木、マーグ夫妻、鬼離田姉妹が倒れていました。

回収されていく繭のようなものを追っていくと、その先には黒子のような人物が。


『人!? 誰!?』

しかし、黒子は返事をせずその場を去っていこうとします。


『なし逃げるん?』
『もぉ! 顔見せない!』

紅は追いかけ、被り物を取ってみたところ・・・・・。

そこにいたのは綺麗な女の人でした。


『あの・・・私は、柘植紅・・・』
『あなたは・・・・・?』

帰黒
『・・・・・・・』
『帰黒(かえりくろ)・・・・・』

緑朗が双亡亭に入った

紅は倒れている皆の状況を確認します。皆、生きていました。

帰黒
『その方々に爆発の影響は・・・』
『無いかと・・・存じます・・・』
『ですが・・・その・・・』
『各々・・・お疲れだったようで・・・』


『はぁ・・・恐れ入ります・・・』
(すごい内気な人・・・)

上空にはヘリが来ていました。紅は手を振って自分たちの位置をヘリに知らせます。

帰黒は紅に頭を下げ、その場を去ろうとします。自分には仲間がいて合流したいと言うのです。

帰黒がここへやって来たのは頭の中に様々な声が飛び込んできたからでした。つまり『テレパシー』の能力があったためこの場にやってきてしまったのです。


『ひょっとしてあなた』
『「テレパシー」の能力を持った方?』

帰黒
『「てれぱし」とやらは存じ上げませんけれど・・・』
『私は亀和戸町・・・の天満宮さま裏で・・・』
『「神降し」や『数珠占』をやります・・・』
『巫女で・・・ございます・・・から・・・』

帰黒は、何らかの能力で紅の弟が双亡亭の内部に入ってきていることを紅に伝えます。

緑朗は何の能力も持っていないためとても危険です。紅は慌てます。


『帰黒さん、お願いです』
『弟の緑朗の居場所がわかるなら』
『教えてください!』
『あん子は弱いけ』
『早く助けんと殺されてしもう!』

帰黒
『・・・私も・・・急ぐのですが・・・』
『・・・ついて参りませ・・・・・』

青一と憲兵たちとの戦い

9人の憲兵たちが日本刀を使って青一に襲い掛かります。

憲兵
『ナメてくれたな餓鬼!』
『貴様が穿孔機の様態からその手を解除して』
『己達に勝てるとでも思っておるか!!』


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◆感想◆

新キャラ『帰黒』と『絵描きの男』

今回、急きょ現れた新キャラ『帰黒』。紅は一緒に双亡亭には行った民間人の一人であると考えているようですが、雰囲気的に違うようです。一体何者なのか?

・双亡亭内部にいる
・敵か味方がよくわからない

そういった感じでは、あの『絵描きの男』と立場がよく似ています。よく見てみると、顔も似ているような気もします。さらに言うなら、絵描きの男も全身黒の服でした。帰黒は仲間がいるような言い方をしていましたので、もしかしたら『絵描きの男』と『帰黒』は仲間なのかもしれません。

ただ、ここに来て今までの考えを改めないといけないかなとも思いました。今までは『絵描きの男』の正体は『青一の弟のマコト』であると考えていました。実際似ていますし、成長した姿という事で、ほぼ間違いないように思えるんです。

しかし、よくよく考えてみると、『絵描きの男』は絵を長い間専門の場所で学んできたという雰囲気です。侵略者を倒すことに必死だったマコトが何故いきなり絵に夢中になったのか? その点はどうしても疑問が残ります。ですから、『絵描きの男はマコトではない』という可能性もあり得るのかなとも思えるんです。マコトはまた別の話で登場してくると。

まぁ、『双亡亭を壊す手段が「絵」にまつわるものだからマコトが絵を学んだ』という可能性も十分あり得ると思うのですが、だとしても絵に対しての思い入れが強すぎるような気もするんですよね。今回の帰黒の登場で、絵描きの男がマコトである可能性は五分五分かなって気がしました。

総理達はほぼ退場なのかな?

公務どころでは無いでしょうと正直思うんですけどねぇ。もう大震災レベルでしょうし。世間的には『双亡亭はほっといても問題無し』くらいに思われているのかもしれませんね。

憲兵たちに苦戦する青一

青一としては『元人間は殺したくはない』という判断で戦っているようです。紅もそう言った感じでしたし、主人公クラスは縛りが多くて大変です(笑)。

前話では『16分前』と表記されていましたが、現在はどうなんでしょうね? 窒素の爆発はすでに起こっているのか、それともまだ数分前なのか。個人的には紅とは同時間帯ではなく、窒素の爆発が起こる前の戦いなのだと認識しています。

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◆運営作品◆

当ブログにて毎週、または毎月更新している作品です。

◆週1連載作品◆
あおざくら~防衛大学校物語~双亡亭壊すべしメジャー2ダイヤのA 2nd

◆月1連載作品◆
ダンジョン飯ボルトBORUTOゴブリンスレイヤーハイスコアガール薬屋のひとりごと大正処女御伽話カードキャプターさくら クリアカード編

◆あらすじ紹介◆

作品を全く知らない方のためにまとめたものをご紹介しています。

大正処女御伽話ダンジョン飯ダンジョン飯恋は雨上がりのように