◆前回のあらすじ◆

帰黒が紅に語ったのは双亡亭の土地にまつわる過去の記録。平安時代に『星』が双亡亭の土地に落下。その時からずっとこの土地はいわく付きだったのです。江戸時代に埋め立てられた後も、人、獣、そして虫さえも寄り付かないような土地でした。そんな土地を大正14年に購入したのが坂巻泥努。奇妙な形の屋敷を土地の中心に建ててしまったのです。しかし、その話を聞いて、紅は『帰黒が知っている双亡亭の情報』と『自分が知っている双亡亭の情報』が異なることに違和感を覚えるのでした。

一方、別の場所の残花と青一。残花は奇妙な能力を持つ青一を双亡亭内部の化け物であると判断し殺そうとします。青一は自分の体内の水を残花にかけることで『青一の45年間の過去』を見せます。そうすることで青一は残花を信頼させることに成功します。

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◆双亡亭壊すべし◆

第5巻、発売中!

第1巻1話2話3話4話5話6話7話8話
第2巻9話10話11話12話13話14話15話16話17話18話
第3巻19話20話21話22話23話24話25話26話27話28話
第4巻29話30話31話32話33話34話35話36話37話38話
第5巻39話40話41話42話43話44話45話46話47話48話
第6巻49話50話51話52話53話54話55話56話57話58話
第7巻59話60話61話62話63話64話65話66話67話68話
第8巻69話70話71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話・78話)

最新『双亡亭壊すべし』

◆登場キャラクター◆

160518-s93 凧葉 務(たこはつとむ)
美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。
160518-s91 柘植 紅(つげくれない)
刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。
160518-s94 凧葉 青一(たこはせいいち)
45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。
160518-s92 立木 緑朗(たちきろくろう)
双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。

残花が双亡亭に入った理由

残花少尉は、青一の過去を教えてもらった代わりとして、自分の過去に関して青一に説明し始めます。

残花が双亡亭に入るきっかけとなったのは1932年5月15日に起こった犬養首相の銃撃事件。残花少尉の部隊は、この事件の犯人を追っていたのです。

そこへやって来た報告。

不審な人物が数名、双亡亭という大きな屋敷の内部に侵入していったというのです。残花少尉は、双亡亭内部を調査するよう隊員に指示を出し、門をくぐります。

中に入ってみると、広い庭がありました。

そこを進んでいくと、奥には奇妙な形の建物が・・・・・。残花少尉たちは建物の中に侵入します。

建物内部を調査していると・・・・・隊員たちは急に立ち止まります。壁に何故か自分たちの肖像画がかけられてあることに気が付き、その不可解さから立ち止まって見入ってしまったのです。

残花と泥努の再会

建物内部でおこる奇妙な状況に驚く残花。

奥で『シュッ』という何かの音を耳にします。

残花
『誰か!?』

絵描きの男
『人の家に入り込んで「誰か」か・・・』
『私こそ同じことを尋ねたいが・・・』

『残念ながらそんなことは全て私には』
『わかってしまう』
『そして、その全部をこうして絵にかいてしまうのだ』

そのように語る男は自分を『坂巻泥努』だと名乗ります。

残花は泥努に過去の思い出話を聞かせますが、泥努は覚えていないのか、ハッキリとした対応を取りません。

それよりもと、残花は屋敷内に首相を撃った賊が逃げ込んだことを伝え、不審な人物をみなかったかと尋ねます。

泥努
『首相が撃たれた・・・? そりゃいい・・・』
『だって・・・・・』

泥努
『私に帝都一番の絵描きとして』
『勲章でもくれたら良かったのにな・・・』

『それとも下手な画家を』
『死刑にする法律を作ってくれれば良い・・・』

残花から見て、泥努の発言も、そしてその目つきも異様なものに見えました。

残花が屋敷内の捜査を続けようとすると、泥努は残花に『残花の肖像画』を見せてきます。

泥努
『さ、できたぞ・・・』
『お前の肖像だ』

と同時に、自分たちの肖像画を見ていた隊員たちは、絵の中から現れた腕によって絵の中へ引きづり込まれてしまいます。

そして、残花も・・・・・


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◆感想◆

テレパシーを使える条件

今まで『フロル』経由でテレパシーを使う事が出来たのは

・紅
・鬼離田姉妹
・人形のおばあちゃん
・青一

あたりでしたよね。つまり、最初から特殊な能力を持っている人たちは『フロルのテレパシーを受信』出来ました。

対して、青一の周囲では『青一の水が体内に入った場合、テレパシーでつながることができる』ということのようです。(56話参照)

現時点で精一とのテレパシーを確認できているのは

・緑朗
・残花

の2人だけ。

青一の方は『会話』だけでなく『思っていることも全て見てきたかのように伝えることができる』というフロル以上の強力なテレパシーになるようです。

五・一五事件で内閣総理大臣犬養毅が暗殺される

事件が起こったのは1932年(昭和7年)5月15日。となりますと、今回の話は事件が起きた直後に残花少尉の部隊が犯人を捕まえに向かっているという事なので、残花が双亡亭内部に突入したのは1932年5月15日になるということのようです。

犯人は『海軍の青年将校』となってます。wikiを見た感じですと、主要な犯人たちは数か月後に捕まってしまっているようです。

◆五・一五事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E3%83%BB%E4%B8%80%E4%BA%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6

残花少尉の年齢

おそらく残花少尉の年齢は22歳前後くらいだと思われます。(泥努と小学校以来10年あっていないと語っているので)

1932年で22歳だとするならば、普通に考えるなら、現在の年齢は105歳くらいになりそうです。

にもかかわらず、若さも保てていますし、何十年という月日の流れがあったという自覚が無さそうですから、双亡亭内部と外では時間軸がずれているとしか考えられません。

坂巻泥努と侵略者が組んでいる?

今までの話の流れからして、何となく『坂巻泥努』は事実関係をよくわかっておらず、ある意味、侵略者がもくろむ何かに巻き込まれてしまっているのかなぁと私は考えていました。

しかし、今回の話を見る限り、坂巻泥努が主犯であるようにも思えます。

おそらく、泥努は侵略者たちの能力に利用価値があると考えたのではないかなと。また、侵略者たちも泥努を利用価値があると考えたのではないかなと。お互いがお互いを利用しあっているように思えます。

侵略者の目的が地球の侵略だと言うのは間違いないと思いますが、果たして泥努の目的は何なのか? 単純に気がおかしくなっただけなのか?

残花の肖像画

似てません。

これは整形したってことでしょうかねぇ。だから皮をはがされてしまったと? しかし、当時にそのような技術があったとは到底思えません。謎です。

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大正処女御伽話ダンジョン飯ダンジョン飯恋は雨上がりのように