◆前回のあらすじ◆
双亡亭から国会議事堂へ総理宛てに送って来られる肖像画。その肖像画によって多くの総理達が取り込まれ、溶けたり爆発したりして死んでいきました。そして、『水路を作るように』とする謎の置手紙・・・・・。
長い年月を経て、奴らは外に出ても溶けたり爆発したりしない手段を少しずつ手に入れ始めたのです。
そして長年、元総理達が見るという共通の夢・・・・・。
青一はその話を聞き、それは夢ではなく、奴らの目的なんだと話し出すのでした。
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◆双亡亭壊すべし◆
第1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話・8話)
第2巻(9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話・18話)
第3巻(19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
第4巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話・38話)
第5巻(39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話・48話)
第6巻(49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話・58話)
第7巻(59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話・68話)
第8巻(69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話・78話)
第9巻(79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話・88話)
第10巻(89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話・98話)
第11巻(99話・00話・01話・02話・03話・04話・05話・06話・07話・08話)
第12巻(09話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話・18話)
第13巻(19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
第14巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話・38話)
◆登場キャラクター◆
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凧葉 務(たこはつとむ) 美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。 |
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柘植 紅(つげくれない) 刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。 |
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凧葉 青一(たこはせいいち) 45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。 |
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立木 緑朗(たちきろくろう) 双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。 |
双亡亭の正体とは?
歴代の総理達が同じように見る悪夢。
その話を聞いた青一は、奴らはここに来たいんだよと断言します。
歴代総理達も双亡亭をどうにかしなければという思いはありました。
しかし、何をやっても双亡亭には効果はなかったのです。
現在、双亡亭に侵入している者達の中には、緑朗の姉である紅もいます。
総理達はすぐにでもヤツらの正体が何であるのか知りたいのです。
45年前のできごと
青一は45年前の出来事を話し出します。
羽田空港から北海道へ向かう飛行機に乗っていた小学生の青一。
出発してすぐ、飛行機は激しい振動を受けます。
窓の外を見ると、星の渦が見えたのです。
そして、飛行機はどこかの惑星らしき場所に不時着します。
何とかみんな無事です。
扉を開けて外へ出ると、そこには見たこともない景色が広がっていました。
そして、ヤツらはそこにいたのです・・・・・。
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あれは幽霊ではない
双亡亭内部。
アウグスト博士はイラついていました。
博士も双亡亭の得に襲われましたが、腕に取り付けている『転換器(リバーサー)』で焼き払い難を逃れます。
博士が納得いかないのは、その存在が『霊体』ではなかったということ。霊体が研究対象出るにもかかわらず、そうでなかったのであればここに来た意味がありません。博士は時間の浪費だと怒り心頭です。
憑りつかれた研究員達
そこへ、マックスとカークが合流します。彼らも『転換器』のおかげで肖像画から身を守ることができたのです。
博士は2人にここから撤収することを伝えます。
すると、カークはいきなりグラハムを殴りつけます。
そして、倒れたグラハムを肖像画の絵が中へ引きずり込むのでした。
カークもマックスも、双亡亭に憑依されていたのです。
しかし、カークはそれを聞いて『憑依』ではなく『変化』だと言い換えるのでした。
◆感想◆
青一によって語られる45年前の出来事・・・・・。しかし、来週、その続きは語られるのかなぁ。何だか博士のは無しやら、ツトムの話やらが続いて後回しになりそうな予感。
話の雰囲気としては、双亡亭の正体は『宇宙人』なのかなぁとも思えるのですが、現時点では何とも言い難いところですね。
そして、女性に甘く、男性に厳しい作者によって研究者チームは全滅コースへ突き進んでいます。
『憑依』ではなく『変化』だそうです。やっぱ、中身は死んでしまっているってことなのかもしれませんねぇ。
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