◆前回のあらすじ◆
双亡亭に乗っ取られたマックス、カークに立ち向かうツトム、紅、フロル、宿木、アウグスト博士の5人。
マックスを転換器の電撃で抑え込むアウグスト博士。
カークを宿木と紅で倒そうとするのですが、宿木の銃も、紅の刀も決定的なダメージとはなりえません。絶体絶命のピンチ!
それを救ったのはツトムでした。ツトムは双亡亭に乗っ取られた者達が『電撃』を恐れていることに気が付き、『黒い腕』の力を使って、カークをアウグスト博士たちの電撃の中へ放り込むことに成功するのでした。
スポンサーリンク
◆双亡亭壊すべし◆
第1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話・8話)
第2巻(9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話・18話)
第3巻(19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
第4巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話・38話)
第5巻(39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話・48話)
第6巻(49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話・58話)
第7巻(59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話・68話)
第8巻(69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話・78話)
第9巻(79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話・88話)
第10巻(89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話・98話)
第11巻(99話・00話・01話・02話・03話・04話・05話・06話・07話・08話)
第12巻(09話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話・18話)
第13巻(19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
第14巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話・38話)
◆登場キャラクター◆
![]() |
凧葉 務(たこはつとむ) 美大卒業後、絵本作家を目指している。双亡亭の隣にあるアパートに住んでいたが、双亡亭への空爆で破壊されてしまった。双亡亭の立地に関する知識があるため、強制的に政府へ協力させられることになる。 |
![]() |
柘植 紅(つげくれない) 刀巫覡の巫女。親が離婚したため苗字は違うが、緑郎の姉。緑朗が青一についていってしまいショックを受けている。政府の双亡亭破壊計画にお祓い役として協力をお願いされる。 |
![]() |
凧葉 青一(たこはせいいち) 45年前に行方不明になった飛行機に乗っていた少年。何故か姿は少年のままで飛行機とともに羽田空港に戻ってくる。体の一部をドリルにしてしまうという謎の力を持つ。緑郎とともに双亡亭へ向かっている最中、45年前の自分の家へたどり着く。 |
![]() |
立木 緑朗(たちきろくろう) 双亡亭の敷地内へ引っ越してきた少年。双亡亭内で父親を殺されてしまう。双亡亭に復讐をはたすため、青一とともに双亡亭へ向かう。 |
マックスも電撃で焼き払う!
黒い手の力を利用して、カークをうまく電撃の中に放り込むことに成功したツトム。
さすがに双亡亭の力を宿していても、電撃には耐えることができませんでした。
紅はそのまま、マックスに攻撃を仕掛けます。
マックスは電撃で迎え撃とうとしますが、アウダスト博士の放電が自分に放たれているため、対応する手段がありません。
紅はマックスの腕のケンを切りつけます。
そのせいで、マックスは腕を上げることができなくなり、アウグスト博士が放つ電撃をまともに受けてしまうことになるのでした。
スポンサーリンク
戦いに勝利したものの・・・・・
なんとかマックスとカークを倒すことができたアウグスト博士たち。
しかし、アウグスト博士は疑問に思います。絵の中に引きずりこんで、肉体を奪い存在を成り代わってしまうような生物など聞いたこともありません。しかも、マックスもカークも、記憶を保ったまま別人になってしまっていたのです・・・・・。
アウグスト博士は、大切な研究員を2人も失うことになってしまいました。
青一がたどり着いた場所は・・・・・!?
青一は、歴代の総理達に、45年前、自分が経験した出来事を話し始めます。
青一たちは、どこか別の星のような場所に不時着しました。
そして周りは白い海が広がっていたのです。
一体、これからどうすればいいのか・・・・・。
不思議な白い水
すると、島が急に壊れ始めてしまったのです! そして、青一たちは飛行機もろとも皆、海の中に落ちてしまいました。
もう死んでしまうんだと覚悟したのですが・・・・・なぜか水の中でも苦しくなかったのです。
そして、ずっと下の方から何かが浮かび上がってきて、自分たちを水上に押し上げてくれました。
それは一体何なのか・・・? なんと、自分が住んでいた家が目の前に現れたのです。
それは青一たちだけではなく、他のみんなも全て同じ事が起こっていたのです。
そして・・・・・、家の扉が開き、なかから水があふれてきたかと思うと・・・・・その水はだんだんと形を変えていくのでした。
◆感想◆
なんとか勝利を収めたツトムたちですが、今回の敵であるマックスとカークは、アウグスト博士が指摘するようにちょっと特別でしたよね。本人たちの記憶を宿したままの状態で、まったくの別人格が宿ったという感じでしょうか。いや、乗っ取られたという感じなんでしょうね。
今まで乗っ取られた者達は、ほとんどまともな感情を持ち合わせていませんでしたが、なぜ、マックスとカークの場合は、あんなに知的な存在だったのか?
おもいつく考えとしては二つ。
一つは、今までのほとんどは『モルモット』による実験段階であり肉体を乗っ取ってはいなかった。そろそろ完全な肉体の乗っ取りを開始し始めた。
二つ目は、双亡亭内の敵にも序列があり、今回、マックスとカークを乗っ取った者たちは、双亡亭の中でも今まで以上に序列が上となる存在だった。
こんな処かなぁと思っています。
そういえば、フロルの彼氏が絵から出てきませんでしたね。なるほど、作者的にはフロルの意識が回復してから出現させて、苦しむフロルを描きたかったんですね、わかります(笑)
いよいよ次回、青一が言う『あの人』が登場するようですね。真相にだいぶ迫ってくるのかもしれません。楽しみです。
◆お知らせ◆
近頃はこちらの都合でブログ運営を思うようにできず、更新が遅れてしまう事態が多々発生しております。
そこで、近々、別の方に依頼して、ブログ更新をお願いしていく形に変えていく予定です。
書いている者が変わるため、違和感を与えてしまうとは思いますが、なにとぞご了承くださいませ。
スポンサーリンク
◆運営作品◆
当ブログにて毎週、または毎月更新している作品です。
◆あらすじ紹介◆
作品を全く知らない方のためにまとめたものをご紹介しています。