アフツァックに行く前に
シオはセラーノ族(竜)に乗せてもらって中央図書館へと向かいます。
この世界には色々な種族がいるようです。左上が『ヒューロン族』で、右上が『ラコタ族』でしょうね。そしてその真ん中にいるのが、『以前ヒューロン族に滅ぼされそうになった種族』ってことだと思われます。で、シオはその種族とヒューロン族の間に生まれた子供ですか。
案内人のセラーノ族さんはまっすぐアフツァックに向かっているのではなく、誰かに頼まれてシオを色々な場所に案内するようです。『誰か』というのは『風のカフナ』さんだと思います。
最初にやってきたのは『灰白色の霧』の場所。この霧の中では人間は生きていけないようですが『この霧の中でも生きていける動物たち』がいるようです。過酷な世界でも生きていけるように進化した動物ってことでしょうか。
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シオ
『こうやって霧の上を飛んでるってことは』
『セラーノ族は霧の外側にも行けるんですか!?』
こういったことをシオが言うということは、つまり『シオの住む世界は霧に囲まれている』ということであり『霧の外には出られない』と言うことなのだと思われます。進撃の巨人の『壁』のように、この世界は『霧』で囲まれて外に出られないんでしょうね。そして、海を見ることができない、と。
でも、風の司書さんは魔法の絨毯で空を飛んでいましたよね。おそらく、飛ぶ能力がある人たちは『霧の外側』に出ることができるのだと思います。ですから、外の世界との交流は可能だと思いますよ。まぁほとんどの人は飛べないでしょうから、かなりの限定範囲になるとは思いますが。
シオがこの後に行ったのは・・・・・
・星の都カラ(ラコタ自治区首府)
・兆しの壁(ラコタとヒューロンの境界線)
・父の都ベレヘビツィ(ヒューロン自治区首府)
ここを通ってきたと言うことは・・・・・風のカフナさんはヒューロン族とラコタ族の関係について最優先でどうにかしたいと考えているためシオに見せたと言うことなのかもしれません。
そして、やっと『本の都アフツァック』に到着です。
・・・・・それにしても、『アフツァック』とか『ベレヘベツィ』とか、発音しにくいというか、文字にしにくいというか、ちょっと面倒です。雰囲気的に中央アジアあたりの名称を参考にしているんでしょうかねぇ。聞きなれない言葉が多くて大変です(私的感想)。
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合格者たち
司書の合格者には結構シオの知り合いもいました。
◆オウガ
◆ナチカ
最終試験で一緒だった。
◆ソン
お面をかぶった娘。
◆ペペリコ
アフツァックに来てすぐに知り合った妖精のような種族。
◆ミホナ
◆アルフ(男)
アフツァックに来る旅の最中に知り合った。
◆アヤ
最終試験の時にわからないことを教えてもらった。
シオと同部屋になるのは『アルフ』と、この『スモモ』のようです。スモモかぁ。これはまた珍しい名前です。
スモモは今まで女子率の高い場所で勉強してきたため、男の知り合いができて大喜びです。かなりウザそうな気もしますが(失礼)、悪い人間ではなさそうですしシオとしても一安心ですね。
さてさて、これからどういった展開になってくることやら。
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