玉狛支部で祝勝会
香取隊、柿崎隊に勝利した玉狛第二。
玉狛支部ではみんなですき焼きの祝勝会が行われています。
今回、ランク戦で7点取ったことから、玉狛第二は26PTとなり、B級4位となりました。A級挑戦には2位以内に入らなければいけませんが、射程圏内となってきました。
ヒュースが玉狛第二に入る
そんな嬉しい場で、陽太郎がさらに嬉しいお知らせを発表します。
『ヒュースが玉狛第二に入りたいそうです』
意外な話にみんな驚きます。
ヒュースは事情を説明。
ヒュースはアフトクラトルに帰るのが一番の目的です。そのためにジンとの取引で力を貸すという話でした。
ヒュースは不要?
現時点でも玉狛第二は好調を維持しています。小南はヒュースをチームに入れる必要はないと言いますが、ヒュースには玉狛第二の弱点が見えていました。
①チカは普通の弾では人が撃てない
普通の球で打てば得点になるチャンスでも、チカは重石の弾を使っていました。それを見れば人を撃つことができないとバレバレです。
②ユーマというエースが落ちれば終わり
玉狛第二のエースはユーマです。今回の柿崎の攻撃で相打ちとなりユーマが落ちていれば結果は負けていた可能性の方が高いです。つまり、ユーマ頼りの戦いをしていることに変わりはありません。
ヒュースは自分が二人目のエースになることを提案します。
ヒュースがネイバーとバレないか?
ヒュースはアフトクラトルのネイバーであるため角があります。それをどうすればいいかと悩む三雲ですが、宇佐美は角無しのトリオン体にできるから大丈夫と説明。
また、大規模侵攻の時にヒュースを見たのはC級隊員の数人のみで、しかも遠目だったので角さえなければアフトクラトルの人間であることはバレないだろうという判断。
身元に関しても心配する三雲ですが、ジンによると玉狛には外人顔のエンジニアがいるため、その親戚ということにすればいいとのことでした。
どうやらその男もネイバーとのこと。結構、ネイバー出身が多い玉狛です。
ヒュース『本国については何も話さない』
何とか話はまとまってきました。
後は、隊長である三雲が、上層部をどうやって説得するかです。
そこでヒュースが言います。
『一つ断っておくが』
『前にも言った通り』
『オレは本国については何も話さないぞ』
それを聞いてユーマはエネドラの死体の角から情報を得ているから、意地を張らずに仲良くした方が得だとアドバイスしますが、ヒュースは聞き入れる気はありません。
三雲はその条件を受け入れることにします。
ヒュースの戦力はほしいですし、アフトクラトルに行くという目的も一致しています。十分に組む意味があるからです。
しかし、上層部を説得するのはかなり難しそうです。
上層部を説得しに
果たして、上層部を納得させることができるのか?