◆前回のあらすじ◆
約一ヶ月ぶりに龍が出現。クィンザザは龍を追いますが出力が上がりません。エンジンの調子が悪いのです。メインはなんとか出力を上げ安定させますが、今度は舵が効かなくなりました。調べてみると油圧オイルが漏れています。何とか対応し、龍捕獲に影響を与えないよう頑張りました。
この日はメインとカペラの誕生日を祝う日。ヴァニーとタキタも加わり、女性4人による誕生会となりました。この時、タキタはジローが自分より一つ年下であることを知ります。
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報酬を半分しか払えない
クィンザザの財布を握るリーさんが皆に招集をかけました。話の内容は・・・・・
・交易都市マユーロへ向けて航行中
・クィンザザは『とある商会』から融資を受けて建造された
・その最後の返済期限がもうすぐ
グダグダ語っていますが、要は・・・・・
・「とある商会」に返済金を渡すためお金がない
・だから報酬を半分しか払えない
ということのようです。『しばらく報酬の支払いを待ってほしい』って感じでしょうかねぇ。
乗組員たちにとっては『地上に降りたら酒と女!!』と考えていたのに報酬がもらえないのではそれができなくなってしまいます。怒る気持ちもわかります。
しかし・・・・・ずっと船の上なわけですからお金は貯まりまくりでしょうに。そんなにお金が無いとは思えないんですけどねぇ。
・仲間内のギャンブルで負ける方はお金がない
・勝ってる方はたんまり持っている
・実は食事代、その他で船の上でもしっかりお金を取られている
つまり、こういうことでしょうか? リーさんに文句言っている面々がギャンブルの負け組なのでしょう(笑)。
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ギャンブルで決着をつけよう!
そこでソラヤが提案します。
ソラヤ
『今回の報酬半分てのを飲む代わり・・・・・』
『こっちが勝てば次回の報酬を1.5倍・・・いや』
『2倍にしてくれ!』
つまり、リーさんが言っているのは『今月は半分で、来月、余分に払うことはありません』と言うことなんでしょうね。それはヒドイ。
だからソラヤは『次回の報酬を1.5倍』でトントンと言いたいところでしたが、ギャンブルだから『2倍』に言い換えて勝負を挑んだようです。
これはリーさんが『0.5』分の給料を踏み倒そうとしているわけですから、2倍でも『0.5』分の加算にしかなりませんので、ソラヤは良心的なギャンブルを仕掛けてきたと言えそうです。
リーさんと勝負
ソラヤが良心的な勝負を仕掛けてきたの対して、リーさんは・・・・・
リー
『私とここにいる全員とで勝負して』
『一人勝てば次回の全員の報酬を2倍に』
『2人勝てば4倍、3人勝てば8倍支払います』
とんでもない賭け内容です。
・ここにいるのは11人
・11人中1人でも勝てば『全員2倍』
・11人全員が勝てば『全員2048倍』
まぁ11人全員が勝つのは無理としても、運勝負で考えるなら5人は勝てそうです。5人勝ったとしても・・・・・『32倍』ですね。つまり、給料3年分弱です。リーさんにとってはまったくメリットの無い勝負内容だとおもえるのですが・・・・・。
しかし、リーさんは連戦連勝。どうやらリーさんはサイコロを使ったギャンブルの達人だったようで、自分の狙った目を出すことができるようです。しかも、眼をつむった状況でも狙った目を出せてしまいます。凄まじいですね。一体どういう人生を送ってきたのやら。
それにしても、リーさんは『サイコロを使ったギャンブル』というだけで勝負を挑んできました。つまり『サイコロを使ったギャンブルであればどんな勝負であっても100%勝てる自信がある』ということのようです。恐ろしい能力者だ。
こうして、リーさんは11連勝し、全員、今回の報酬は『ゼロ』になってしまいました。めでたしめでたし。
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