『恋は雨上がりのように』の初心者の方のための解説記事です。どういった作品であるのかを簡単にまとめていますので参考にしてください。
より詳しい内容は単行本の第1巻、第2巻、第3巻・・・と記事にまとめていますので、そちらを参考にしてください。
◆恋は雨上がりのように◆
スポンサーリンク
◆高校2年生の少女と子持バツイチ店長の恋の物語
この作品の主人公は高校2年生の少女『橘あきら(たちばなあきら)』。元陸上部でしたが、部活を辞めてファミレスのウエイトレスのアルバイトをしています。
そして、そのファミレスの店長をやっているのが『近藤正己(こんどうまさみ)』。
この作品は、あきらが店長の事を好きになり、思いを伝えていく物語です。
しかし、店長はバツイチであり、子供もいます。年齢も45歳。17歳のあきらとは28も歳が離れています。その為、店長自信はあきらの思いに対してどうこたえていけばいいのかという葛藤がつきまといます。
◆橘あきら(たちばなあきら)
本作の主人公で高校2年生17歳。父と母が離婚しており、母子家庭。時々、父親とも会っているようです。(第4巻28話参照)
中学、高校と陸上部に所属。陸上部のエースであり、大会でも記録保持者となるなど優秀な選手でしたが、高校一年の冬、練習中にアキレス腱を断絶(第1巻の8話より)。その為、陸上を引退することになります。そんな時に某ファミレスで出会ったのが、近藤店長でした。以降、アキラはそのファミレスのウェイトレスとして働くことになります。
ずっと片思いであったアキラですが、第1巻6話にて告白。しかし、その時は店長に告白だと気付いてもらえません。そこで7話にてさらに告白。第2巻9話、10話にてぐいぐいと押し切り、アキラは第2巻14話にて初めてのデートにこぎつけます。
以降、各キャラクターとの様々なストーリーが展開していくことになります。
◆店長:近藤正己(こんどうまさみ)
アキラの想い人。ファミレスの店長45歳。バツイチで一人暮らし。よく妻に引き取られている小学4年生の息子が遊びにやってくる。
学生時代より文学に興味があり、未だに小説を書いています。しかし、才能が開花することは無く、ファミレスの店長をやることに。文学にのめり込みすぎたことが、離婚原因につながっており、それでも文学から離れることができずにいます。
思いがけず、アキラに告白されてしまいます。45歳と17歳という28の歳の差。店長としてもどうしていいのかわからず、一定の距離を保とうとしています。
スポンサーリンク
◆喜屋武はるか(きやんはるか)
アキラと同い年で同じ陸上部だった少女。中学の頃からアキラと親しく、高校でも一緒に陸上部に所属していました。
しかし、アキラが怪我をして陸上を辞めて以降、疎遠となってしまい、何だか人間関係的に距離を感じるようになってしまいます。
主に登場し始めたのは第3巻20話より。第4巻30話にてアキラと喧嘩をしてしまい、大きな溝が出来てしまいます。和解につながったのは第6巻43話。
◆倉田みずき(くらたみずき)
アキラと違う学校に通う高校一年生16歳。陸上部に所属。陸上の大会でアキラが走っている姿を見て以降、アキラを尊敬している。
後に、アキラがアキレス腱を断裂し、陸上を引退したことを知ります。しかし、自分も2年前にアキレス腱を断裂し、陸上に復帰しており、ミズキはアキラに陸上に復帰するよう強く促します。
初登場は第5巻の40話。
◆加瀬亮介(かせりょうすけ)
ファミレスの『ガーデン』でキッチンを担当している大学生。
第2巻12話にて、アキラが店長のことが好きだという事実を知り、内緒にする代わりにと、アキラにデートを申し込みます。『君と店長はうまくいかない』などと言ったりするものの、陰ながらアキラのことを気にかけたりアドバイスしてあげたりしています。
10年ほど前、離婚した親が再婚。相手にも子供がいたため、血のつながりのない姉が存在します。加瀬は姉に対し、密かに恋心を抱いています。(第5巻35話より)
◆西田ユイ(にしだゆい)
ファミレスの『ガーデン』でアキラと同じウェイトレスをやっている高校2年生の女の子。アキラとは違う学校に通っています。
将来、美容師になるのが夢なのですが、かなり下手で、被害者多数。一度、アキラも犠牲者となり、前髪を短く切られてしまいます(第2巻11話)。
キッチンで働いている、アキラの同級生の吉澤のことを好きになる。
◆吉澤タカシ(よしざわたかし)
アキラの同級生。アキラのことが好きで、アキラを追って同じファミレスのアルバイトを始めるも、まったく相手にされていません。
第6巻44話以降からは、ユイのことが気になり始めている。
◆あとがき◆
他にもいろいろなキャラがいるのですが、とりあえず主要キャラだけ。必要とあらば少しづつ追加していこうと思います。
スポンサーリンク