◆前回のあらすじ◆
大おばさんが旅行に行っているため、現在、源は知恩さんと二人きりでお寺に住んでいます。年頃の源は一つ屋根の下に二人きりでドキドキです。
◆猫のお寺の知恩さん◆
◆登場キャラクター◆
須田 源(すだげん) 高校へ進学するために、田舎へ引っ越してきた。実家に何か嫌なことがあるらしく遠方の田舎の高校を選んだようだ。 |
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小寺澤 知恩(こでらさわちおん) 源の下宿先のお寺に住む『はとこ』のお姉さん。3つ年上。 |
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昼間 陽子(ひるまようこ) 近所に住んでいる女の子。源と同い年。知恩さんとは仲が良いようだ。 |
犬の散歩
下宿先の3つ年上の知恩さん。源はなんだか知恩さんに振り回されがちです。
知恩さんに頼まれて、犬の散歩をしています。
少女に犬さらいと疑われる
すると、急に犬は源を引っ張っていきます。そして、『わんっ』と吠えると、一人の少女にとびかかりました。慌てて源は抑えて持ち上げます。
源は少女に『スイマセン』と謝りました。
そんな源を、少女は不振がります。少女にとって源は見たことがない人物です。そして、連れて歩いている犬は『知恩さんちの犬』です。『なんで?』と。
源は『その知恩さんに頼まれて散歩しているんですよ。』と。
少女は源の後を追います。どうやら犬さらいではないかと疑っているようです。
『ついてこないでクダサイ。』という源に『テン(知恩さんの犬の名前)をどこに連れて行く気だよ!』と。『家に帰るんデス。』『あやしい!!』
話にならないと思った源は走って逃げだします。
少女は『犬ドロボー!』と言って追いかけてきます。
結局、犬(テン)が止まってしまったため、源は逃げ切ることができませんでした。
昼間陽子
源は少女に事情を説明します。
自分は知恩さんの遠い親戚でそこに下宿していると。
その話を聞いて、少女の方も少し信じたようでした。
フキノトウが生えていたので源を俟たせて積み始めます。知恩さんへのお土産と考えたようです。
源にはフキノトウが『お花』に見えたようで『お花積むの?』と。
すごむ少女(笑)。
『犬ドロボーは中学生?』
『春から高校一年だけど。』
『チッ、タメか。』
どうやら同い年だったようです。
『須田源』と自己紹介。
少女も名乗ります
『昼間・・・・・陽子。』
知恩さんを探す源と陽子
お寺に返ってきました。
源と陽子は家の中に入って知恩さんを探します。
よほど仲が良いのか、陽子も家の中に入ってきています。
猫まみれの知恩さん
知恩さんを探し回る二人でしたが、なかなか見つかりません。
天気がいいので縁側かもと、陽子は向かいます。
すると・・・・・
知恩は倒れていました。
二人
『うわぁあああぁぁぁーーー!!』
驚きの悲鳴を上げます。
猫はその声に反応して驚き、逃げていきました。
どうやら、知恩さんはただお昼寝をしていただけのようです。そして、そこへ猫が寄ってきて、一緒にお昼寝をしていたようでした。
夕飯を食べていく陽子
知恩さんは、源に近所に住む陽子を紹介します。
また、陽子にも、居候として源を紹介します。
陽子は知恩さんにお土産として積んできたフキノトウを渡します。知恩さんは喜んで『フキノトウの天ぷらにしよう。』と。
源にしてみると『この花みたいなの食べれるんだ』
陽子は知恩さんちで夕飯を一緒に食べることになりました。
照れる陽子
夕飯を知恩さんのとこで食べることにした陽子は、携帯で家に連絡を入れます。
『・・・あのさ、夕飯いらない。』
『あぁ?』
『・・・ちがうし。』
『だーかーらー・・・』
『うっせーよ、おかあさんっ!』
そういって形態を切ります。
源は『おかあさん』にギャップを感じ反応します。
陽子は赤面(笑)。
こぶしで源を攻撃です。
知恩さんはもう仲良しになったのね、と嬉しそうです。
あとがき
新キャラの登場です。近所に住む昼間陽子ちゃん。知恩さんとは仲がよさそうですね。
少し気の強そうなタイプではありますが、そんなに悪いタイプでもなさそうです。
右ひざにつけているサポーターは何なんでしょうね?
この光景はたまりません(笑)。温かくって眠くなったのでしょう。そして、猫も一緒になってお昼寝です。
こういったお昼寝ならいくらでもしたいですねぇ。知恩さんがうらやましいです。