放課後ソードクラブ(全3巻)の永椎晃平先生による新連載『星野、目をつぶって。』が週刊少年マガジン19号から開始しました。
おおまかに作品をご紹介いたします。
◆星野目をつぶって◆
第1巻相当(1話・2話・3話・4話・5話・番外)
第2巻相当(6話・7話・8話・9話・10話)
クラスメートを冷めた目で見ている主人公
休み時間中、教室でボール遊びをしているクラスメートにボールをぶつけられてしまっても寝たふりでスルーしてしまう主人公『小早川』くん。
・・・ヒマさえあればどこでもボール遊び。
バスケ部でもないあいつらが毎日飽きもせず
大声で騒いで楽しんでいるアピールをしているには実はわけがある。
あれは自分たちは友達ですよって周りに・・・
いや自分たちに確認させるための「儀式」だからだ
ああしてないと不安だからだ
あいつらだけじゃない
この世の中には
そういう目に見えないルールが沢山あって
バカは大抵そのルールに縛られて生きている
俺はそんな奴らに関わるのはごめんだ
だから寝たフリをして過ごす
それが俺の高校生活だ
とても暗い考え方です(笑)。
美術部の顧問『弓削先生』
小早川君は美術部に所属しています。そして、そこの顧問をやっているのが『弓削(ゆげ)先生』です。
弓削先生は美人で、何でもでき、話も面白いため、男女問わず人気が高いそうです(小早川くんの数少ない友人『西村くん』談)
星野海咲との出会い
廊下で遊んでいたクラスメートたちとぶつかった小早川。クラスメートはテレビで有名なネタを振って茶化しに来ます。
クラスメートは小早川と一緒にいた西村にもネタを振ります。西村は戸惑いながらもとりあえず、反応を返します。
再度、小早川にネタを振ってくるのですが・・・小早川は黙って反応しません。クラスメートたちは反応が悪いと非難し始めます。
この発言をおこなった人物が本作品のヒロイン『星野海咲(みさき)』。クラスメートたちはこれを聞いて大爆笑。小早川はイライラつのってその場を走り去ってしまいます。
『言い過ぎたかな・・・』とでも思ったのか、ちょっと落ち込み気味。
絵をかいてストレスを発散
授業をさぼって不満を喚き散らしながら絵をかく小早川。
絵の内容は『ムカついた人の似顔絵』。美術部顧問の弓削先生に言わせると『呪いの絵』だそうです。弓削先生には『暗いな~』と笑われます。しかし、絵の才能はなかなかのもののようです。
段ボールの中に入った猫が川に流されている
学校からの帰り道、先ほどバカにされた星野海咲が橋の上でブツブツ言っているのみかけます。
出くわしたくないため道を変えようかと考えていたその時・・・川に流されている段ボールの中の猫を二人同時にみつけてしまいます。
どうしようかと悩んでいる小早川にたいして、星野は何のためらいもな川に飛び込もうとします!
危険であるため、慌てて止める小早川。二人で流されている猫を追いかけます。
星野のもう一つの顔?
途中、星野のクラスメートが星野に声をかけます。何かヤバイと思ったらしく、星野は身を隠します。
流されていた猫にカモメが寄ってきます。猫は応戦し・・・川に落ちてしまいます。
落ちた猫を助けようと川に飛び込む小早川ですが・・・走って追いかけてきた疲れと、もともとの運動能力の低さからか溺れてしまいます。
そこへジャージ姿の謎の少女が飛び込み、助けてくれます。
何も言わず立ち去ろうとする少女に、小早川は『・・・星野?』と声をかけます。
・・・あ、え・・・と・・・
そっそれってすっぴんか!?
い・・・いつもとずいぶん違うんだな!?
えと・・・
・・・から・・・
! え?
ちっ・・・違うから!!!
そういって走り去っていきますが、小早川は星野であると確信します。
・・・女ってメイクでかわるもんなんだなぁ・・・
星野のメイクをすることに!?
次の日、美術部顧問の弓削先生に頼みごとがあるからと呼ばれて美術室にやってきた小早川。
そこにはスッピンの星野が。
なんと、スッピンの星野にメイクをしてやってほしいと頼まれてしまいます。
事情はハッキリしていませんが、星野は弓削先生のことを『お姉ちゃん』と呼んでいます。苗字が違いますが、姉妹なのかもしれません。
そして、今まで星野のメイクを弓削先生がやっていたようですが、それを今後は小早川にやってほしいというお願いのようです。
果たしてどういった事情があるんでしょうかねぇ??
作品紹介
ハンターハンター・・・350話
双亡亭壊すべし・・・1話・2話・3話・4話・5話
星野目をつぶって・・・1話・2話・3話