◆前回のあらすじ◆

ヤノメ国からニナンナ村へ帰るため、抜け出すことを計画するパロナ。

ところが、オニグマが死んでしまったことから、計画を今すぐに実行しなければいけなくなってしまいます。危険を覚悟で窓から脱出を試みますが・・・・・。

監視役を倒し、何とかマーチのもとへたどり着いたパロナ。脱出計画が実行されます。

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◆不滅のあなたへ◆

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オニグマの目をくり抜こうとするけど・・・・・

看守からカギを奪い、マーチを救い出します。そして、おばあさんも。

パロナはオニグマの目をくり抜こうとします。しかし、それを見て、マーチが止めに入ります。

パロナはニナンナ村の悪い風習、儀式をやめさせたいと考えています。その儀式の精で、多くの罪のない子供が死んでいったからです。自分の姉も。そして、今回はマーチもその儀式のせいで死ぬところでした。

それを辞めさせるには『オニグマが死んだ』ことを証明し、ニナンナ村の皆を説得しなければいけません。そのためには、どうしてもオニグマの目が必要ってわけなんですよね。

パロナは必死にマーチを説得しようとしますが、納得してもらえませんでした。

『子供の純粋な想い』という奴でしょうかねぇ。パロナの考えの方が正しいと思うのですが、心の優しいパロナはマーチのためにも、オニグマの目をくり抜くことを諦めます。

おばあさん
『うまくいくとは思えないがね』

まったくです。困りました。

馬車を使って脱出!

そして、馬車を使って脱出します。

マーチとパロナはどうやってニナンナ村へ行けばいいかわからない為、おばあさんに案内してもらうということですね。

とは言っても、ニナンナ村ではマーチはオニグマに食べられて死んでしまっているということになっています。無事戻れたとしても、どうなってしまうのか、なかなか難しいところですよね。

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ハヤセたちが追手としてやってくる

パロナ、マーチたちが脱走したことに気が付き、ハヤセたちが追いかけてきました。

相手の数は7~8人でしょうかしかも一人一人が馬に乗っています。こちらの戦力はパロナくらいですね。しかも馬車です。状況としてはとうてい逃げ切れるとは思えません。

何とか一人で食い止め牢とするパロナでしたが、限界です。

弓の名人であるハヤセが弓を射ります。それをかばうマーチ。

弓がマーチに当たってしまいます。

位置的には、腰の少し上の右側あたりでしょうか。何だか嫌な位置に当たってしまったような気がします。内臓直撃じゃないでしょうかねぇ・・・・・。

倒れこむマーチ。呆然とするパロナ。

マーチを倒されてしまったことに怒りを感じたのか(そもそもどの程度感情があるのあkがわからない)、フシがハヤセに飛びかかります。

ハヤセが射った矢はフシに直撃しますが、フシは姿をオオカミから『オニグマ』にかえ、ハヤセを攻撃するのでした。

しかしこれ、ハヤセの方も致命傷になっているのではないかと思えるような直撃コースに見えなくもないです。果たしてどうなってしまうのか?

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