◆前回のあらすじ◆
身代金目的で誘拐されてしまったテントウ。屍分身のショジョジにより生きたまま脳を喰われてしまいそうなピンチに陥りますが、そこへボルトが現れ何とかテントウを奪い返すことに成功します。
ボルトとショジョジによる戦闘。ショジョジは体格が大きいわりにスピードが速く、ボルトのスピードをも上回ります。さらにショジョジの術は全ての攻撃を跳ね返すため、ボルトの攻撃は一切通じません。
そこで煙玉を使い、煙に紛れてショジョジに攻撃を仕掛けます。しかし、それでもスピードと経験の差でショジョジが上回っていました。影分身は次々に倒され、本体も捕まってしまいます。ボルトの首の骨を折られそうになったその時、ショジョジの背中に手裏剣を投げたのがテントウでした。テントウの手裏剣を背中に受け、怒りで逆上してしまったジョジョジはテントウに攻撃を仕掛けるため、ボルトに背を向けてしまいます。その隙をついて、ボルトはショジョジの背中に『螺旋丸』を打ち込みます。こうして、何とかショジョジを倒し、テントウ救出に成功するのでした。
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◆BORUTOボルト◆
第1巻(1話・2話・3話)
第2巻(4話・5話・6話・7話)
第3巻(8話・9話・10話・11話)
第4巻(12話・13話・14話・15話)
第5巻(16話・17話・18話・19話)
サラダとミツキの助っ人
テントウが手裏剣でジョジョジを攻撃し、それで油断してしまったショジョジをボルトは螺旋丸で打ち倒すことに成功。
これは煙の中でボルトがテントウに指示を出していた作戦だったのです。ボルトはテントウに手裏剣を渡し、何かあれば手裏剣を投げるよう指示を出していました。
倒すことが出来たと思ったショジョジでしたが、ショジョジは立ち上がります。身体が大きい分、タフだったのです。
ボルト
『おとなしく寝てりゃあよぉ・・・』
『これ以上、痛い目にあわずに済んだのによ』
ショジョジはダメージが大きすぎるため風のバリアを使えそうにありません。
ボルトはすかさず『螺旋丸』でとどめをさそうとするのですが・・・・・・・なぜか手の平の中の螺旋丸が消滅。しかも、痛みとマヒが発生してしまいます。
ボルトが自分の手を確認してみたところ・・・・・
手の平には謎の印が出現していました。そして、何故か力が入りません。
その印をみたショジョジは動揺します。
ショジョジ
『お前・・・まさか・・・・・』
『・・・あの「組織」の・・・・・!?』ボルト
『・・・・・「組織」?』
『・・・何の話か知らねーが』
『いや、お前「印」が何なのか知ってんのか?』
ボルトが『組織』の人間ではないことがわかったショジョジはボルトに襲い掛かろうとします。
しかし、ボルトは手の痛みから動けません。
・・・・・そこへ現れたのがミツキでした。長く伸びる腕でショジョジを捕らえます。
身動きが出来なくなってしまったショジョジにサラダが強力な蹴りを打ち込みます。
ショジョジはその一撃で、とうとう意識を失ってしまいました。
ボルト
『サラダ、ミツキ!』
『どうやってここが・・・』
『B級任務はどおしたんだよ!?』
ボルトはサラダとミツキの2人にB級任務を任せて、2人には内緒でテントウの救出に向かっていたのです。
しかし、サラダたちはボルトがB級任務よりも優先したものが何であるのか心配で、B級任務を放棄してボルトの方へやってきたのです。
ボルトの位置を調べたのはミツキでした。自分が操っている蛇にボルトのニオイを覚えさせていたため、そのニオイをたどってやってくることが出来たのです。
ボルト
(「印」が・・・・・)
(元の形に戻ってる・・・?)
(今は痛みもマヒもねえ・・・・・)
(・・・何だったんだ一体・・・?)
テントウとの別れ
B級任務を放棄したことで、厳しく指導を受けるボルトたち。
木ノ葉丸
『一度受けた任務を』
『無断で放棄した事実は見過ごせない』
『今回は難しい状況だっただけに』
『酌量の余地はあるだろうが・・・』
『それなりの「罰」は覚悟してもらうぞ』
そこへテントウの父親である大名が現れます。誘拐されたテントウが無事に救出されたと聞き飛んできたのです。
大名
『無事かテントウ!!』
『怪我はないか!?』
『おお・・・心配したぞテントウ~!!』
手放しで喜びテントウを抱きしめる大名。それを見て、先ほどまでは厳しいことを言っていた木ノ葉丸先生も笑顔を見せるのでした。
テントウ
『あのね、パパ・・・』
『ボク、戦ったんだ・・・!』
『ボルトに習った手裏剣で』
『いっぱい練習したんだ・・・!』
そして、テントウと大名は駅へ。いよいよテントウとお別れの時。
ボルト
『お前がくれたこのカードさ・・・返すよ』
『覚えてるだろ? 前に言ったこと』
それを聞いて、ボルトは笑顔を見せます。
ボルト
『わかってんじゃねーか』テントウ
『ありがとうボルト、色々と』ボルト
『ああ、また会おうぜ』
ショジョジの取り調べ、そして新たな敵
ボルト達によって捕らえられたショジョジは、イビキとサイによって取り調べを受けることになります。しかし、ショジョジは2人をなめてしまっているため、まともに受け答えしそうにありません。
そこへ現れたのがサスケ。
サスケはショジョジの前に立ちます。ショジョジはサスケをみて動揺しはじめます。
サスケ
『オレを知ってるな』
『裏社会で長く生きてる奴なら』
『当然知ってる事だ・・・』『オレがてめえらみたいなゴミに対して』
『どこまでやる人間かってこともな・・・』
サスケがショジョジから聞き出したかった事。それは『ボルトの手の平にある「印」』についてでした。
サスケ相手では分が悪いと判断したショジョジは抵抗することを諦め、大人しく質問に答え始めます。
ショジョジ
『詳しいことは・・・何も知らねぇ・・・』
『マジだ・・・!』
『オレはだた「会話」を聞いただけだ』
『黒いローブをまとった怪しい奴らだった』サスケ
『場所はどこだ、その場に何人いた?』ショジョジ
『覚えてねぇよ・・・』
『昔盗みに入った建物の地下でたまたま遭遇しただけだ』
『何人いたのかもわからねぇ』
『奴ら、そうだ確か・・・』
『「殻(から)」と名乗っていた』
『本能的にヤバイと感じた・・・』
『すぐにその場から逃げ出したよ』『俺は大蛇丸の「呪印」のことならよく知ってる』
『だが火影のガキに現れた印は何かもっと別のものだ』
サスケがショジョジから聞き出すことが出来たのはそれだけでした。
どこかにある謎の組織のアジト。
『ジゲン』と呼ばれる人物が仲間を集め、何かを始めようとしていました。
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◆感想◆
話数のミス
今回の話数は『15話』になるのですが、表紙の方では『13話』になっていました。珍しいミスです。単行本の方では修正されるものと思われます。
ボルトの手に何かの印が
モモシキとの戦いの時についた印がさらに大きくなりました。これは一体、何を意味しているんでしょうね?
私的には『モモシキの呪い』のようなイメージでしたが、ショジョジの口ぶりからすると『何らかの組織』の人間も同じような印を持っているようです。
ボルトは印の影響で螺旋丸を打てなくなってしまっています。何か力を与えてくれるとかではなく、ボルトの力を奪ってしまっています。ある意味『呪い』ですが、この印は何らかの条件次第では強力な何かを行えるってことなのかもしれませんね。
しかし、何故あの瞬間に印が発動したのか。そして、印が元に戻ってしまったのか。その点もまだまだ謎だらけです。
欲しい物は自力で手に入れる
これはボルトがテントウに伝えたかった事ってことなのかもしれません。
今まではお金で何でも手に入れていたテントウでしたが、ボルトとの出会いで大きく成長していきそうな感じです。
ボルトが欲しかったカード
盲点でした。普通に考えれば確かにサスケですよね。何だか小難しく考えすぎていたように思います。
言い訳を語らせてもらいますと、12話にナルトやサスケのRのカードがあったんですよ。ですから、『ナルトやサスケのカードは入手しやすい』というイメージがありました。
『SSRサスケ』という発想がなかったんですね。
ショジョジの処罰内容は? 脱走できる?
捕らえられてしまったショジョジ。ショジョジの能力は『生きたままの脳を食べると、食べた相手の記憶を含めて全てコピーできる』というものでした。これは多くの人をコロしていますよ。現代的に考えるならシケイ以外はあり得ない状況です。
ショジョジは『それなりの見返り』を要求していましたが、どこからそんな余裕が現れるのか。脱走する自信が相当あるってことなのかもしれません。
まぁ考えようによってはこの巨体ですからね。手足の細い子供に変身できるなら簡単に逃げられるような気もします。
ボルトの手の印と一致
今回、ボルトの手の平に現れた印と一致するものがありました。やはり、ショジョジの言う通り、ボルトの手の印はこの組織と何か関係しているようです。
そして組織のボスらしき人物にもひし形のマークがあります。これは・・・・・掲示板の左下にあったひし形3つの印ってことかな?(他の2つはフードで隠れて見えないだけとか)
新たな敵の登場で、物語は大きく動き出しそうな予感です。
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