ビッグガンガンにて連載が始まった『ゴブリンスレイヤー:ブランニューデイ』。詳しくは知りませんが、原作小説の第4巻の内容だそうです。そもそも、漫画の本編が小説の何巻当たりの内容なのか読んだことがありませんのでよくわかりません。
小説4巻の内容はゴブリンスレイヤー以外のキャラを主人公にして展開していくようです。ですから、ゴブリンスレイヤーがメインでないストーリーは全てこちらで描かれるということになると思われます。
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◆ゴブリンスレイヤー:ブランニューデイ◆
1巻(1話・2話・3話・4話)
2巻(5話・6話(前)・6話(後)・7話・8話・9話(前)・9話(後)・10話)
下水の害獣駆除を行う新人冒険者
雑魚狩りで名高い『ゴブリン退治』ではありますが、ギルドの依頼の中で一番簡単なのは『下水の害獣退治』であることが今回判明しました。魔物としては一番弱い部類ってことなんでしょうね。
今回登場する2人は
・新米剣士・・・片手剣と盾を装備
・見習聖女・・・魔法を1回だけ使える
『神官』と『聖女』の違いがよくわかりませんが、女神官さんは3回魔法が使えます。これは女神官さんが優秀なのか、今回の見習聖女さんの信仰心が低すぎるだけなのか。一体どっちだろう? まぁ1回はさすがに少なすぎですよね。
新米剣士は巨大ネズミに剣を突き刺し倒します。しかし、倒した巨大ネズミの体から引っこ抜けなくなってしまいました。突き刺しっぱなしだったので血が固まって取れにくくなったのかもしれません。それとも筋肉の収縮とかあるのかな?
そんな状況の時に大量の『大黒蟲』が出現! これってつまりは『ゴッキー』ってことですよね。お、恐ろしい・・・・・。
昆虫って小さいから弱いだけであって、『同じサイズ』で勝負したら勝てる動物など存在しないくらいに強いと聞きますよ。下水に登場するちょっと弱い系の魔物として描かれていますが。普通にメチャクチャ強いと思います。
襲い来る大黒蟲を前に、結局2人は剣をそのままにして下水から撤退するしかありませんでした。
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剣を無くして皆に相談
剣を無くして困り果てる2人に声をかけてくれたのは『槍使い』と『魔女』の2人でした。本編の漫画では髪は長くないのに、こちらではロンゲになってますね、槍使い。
槍使いは剣を貸してあげてもよさげな雰囲気でしたが、槍使いが使用している剣はある程度重いので、腕力の関係上、新米剣士には使えこなせないようです。何より、高級な魔法剣であるため、もし無くしてしまっても弁償できないだろう、と。
代わりに魔女さんが『物探しの蝋燭』という魔法の道具をプレゼントしてくれました。
なんやかんやで親切な2人でした。
次に訪れたのは『重戦士』と『女騎士』と一緒にパーティーを組んでいるこの2人。同じ新人仲間のようです。とはいえ、重戦士と女騎士は優秀な銀等級。この2人と一緒にパーティーを組んでいるわけですから、良い経験を積ませてもらっていると思いますよ。ある意味、新人にとっては理想的なパーティーの組み方だと思います。
重戦士と女騎士はイヤーワン(5年前のストーリー)では別の3人と一緒にパーティーを組んでいました。その3人は独立して別れたのかもしれません。以前、この2人は新人を育てているという話もありましたし、仲間を変えては新人教育に専念しているってことなのかもしれませんね。
結局、こちらの新人2人は武器を貸せるほどの余裕はありませんでした。
ゴブリンスレイヤーにも相談
今回の主人公である新米剣士と見習聖女の2人は、本編の単行本第2巻5話に登場するこの2人だったんですねぇ。女神官さんを勧誘していました。
そういった経緯もありゴブリンスレイヤーや女神官さんには近寄りがたい状況ではありましたが・・・・・打開策も見つからないしので、思い切ってゴブリンスレイヤーに相談することに。
2人が興味を持ったのはゴブリンスレイヤーが持っていた『こん棒』でした。剣ではなく何故『こん棒』なのか気になったのです。
ゴブリンスレイヤーは『ゴブリンから奪った物』だと説明。剣だと刃こぼれしたり、複数斬ると切れなくなってくるので、こん棒だと楽だというのです。
こん棒なら安いということもあり、新米剣士はこん棒を持って下水に潜る決意をします。
巨大な大黒蟲が出現!
再び下水に潜った2人。魔女さんからもらった『物探しの蝋燭』を使って剣を探します。道中、依頼のノルマを達成するため巨大ネズミ退治も。こん棒は思いのほか役に立ち、巨大ネズミを倒すことに成功します。
蝋燭の指し示す方向を進んでいくと・・・・・現れたのは『巨大な大黒蟲』でした。通常の2倍の大きさはあります。どうやら剣は大黒蟲の体内にあるようです。よく呑み込めましたねぇ。
いきなり戦うのは危険と判断した新米剣士は、見習聖女のスカートを強引に脱がし、それに火をつけてゴッキーを威嚇します。ゴッキーは火に驚いて羽根をひろが手空中に。的が大きくなり動きも鈍ったため、見習聖女は魔法を使いゴッキーを攻撃。大ダメージで弱ったところを新米剣士がこん棒で滅多打ち。何とか強敵を倒すことに成功します。
リアルでこんなのいたら勝てないどころか、見た瞬間に心臓が止まりそうですよ(笑)。
巨大な大黒蟲を倒し剣も取り返せたし、依頼も達成したため報酬も入った2人。力はないものの自分たちの力量をしっかりと理解しているため、背伸びして大物に挑もうとはせずに、無理せずコツコツと頑張っていく考えのようです。大事なことですね。
特に特別な冒険者というわけではなく、弱くってもコツコツと頑張って、いずれはドラゴンをも倒せる冒険者になりたいと願う新人たちの話でした。
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