◆前回のあらすじ◆
隊商が森の中を進んでいたところ、突如空からデーモンが出現し一人の少女（神官）を上空に連れ去ります。そして下へ落下させ死なせてしまいます。その時に何故か出現したのが後に『悪魔の塔』と呼ばれる６０階はありそうな巨大な塔。
魔神や魔物との戦いで軍を動かしにくい国王は冒険者たちに『悪魔の塔』の調査を依頼します。受付嬢はベテランの重戦士に相談しますが、重戦士のパーティーの女騎士が病気で寝込んでしまっているため引き受けられないというのです。戦力的に考えて呪文と戦闘が両立できそうな人物がいればと話しているところ、立候補してきたのが『槍使い』でした。あと一人は受付嬢の推薦でゴブリンスレイヤーがパーティーに加わることに。
かくして重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーという今までにないパーティーで『悪魔の塔』に挑むことになりました。
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◆ゴブリンスレイヤー：ブランニューデイ◆
１巻（１話・２話・３話・４話）
２巻（５話・６話(前)・６話(後)・７話・８話・９話(前)・９話(後)・10話）
悪魔の塔をよじ登ろう
『悪魔の塔』にやってきた重戦士、槍使い、ゴブリンスレイヤーの３人。どうやって攻略するかを考えた上でゴブリンスレイヤーが提案する『外の壁をよじ登る』が採用されることになってしまいました。恐ろしいのでとてもやりたくはない作戦ですが、重戦士はこの作戦が最善であると判断します。理由は・・・・・、
・中に入って上を目指すなら、多くの魔物と戦わなければいけない
・塔の内部には多くの仕掛けや罠があって危険
・塔の中で迷ってしまうかもしれない
こういった理由から正面から行くのはリスクが高いと考えたようです。
それにしても、ゴブリンスレイヤーはこの『鉄の棒』を何故持ってきていたんでしょうね。塔の頂上まで何本も突き刺していくのであれば『数千本』は無いといけません。そんな大量の鉄の棒を用意するならトラックが必要になってきますよ。かなりおかしいと思えるのですが・・・・・まぁいいです。
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ガーゴイルに襲われる
『身体強化の指輪』と『筋力アップの水薬』を使って、重戦士は鉄の棒を素手で壁に突き刺していきます。ハンマー使っても壁に突き刺さらなかったのに・・・・・一体どんだけパワーアップしたんだとツッコみたいところです。ロープレのパワー強化なんて『攻撃力200』ならせいぜい『２～３割』くらいしかアップしないように思えます。今回の重戦士は２倍、３倍レベルで強化されているようにも見受けられます。考えられないパワーアップですよ。
重戦士は『水薬』を経費として主張しますが、どう考えてもゴブリンスレイヤーが用意している『頂上まで登る分の「鉄の棒」』が一番金掛かってますよね。その点はどうするのか？ 降りるときに回収するから問題ないのかな？
登っている最中に現れた魔物『ガーゴイル』。果たして３人はどういった対応を考えているのか？
ゴブリンスレイヤー
『取っ組み合いで落下させあちらを下敷きにすれば』
『こちらが死ぬことはない』
いや、死にますよ。相手は石でできた魔物ですからクッションにはなりません。クッションになったとしてもこの高さでは100％瀕死の重傷ですよ。死ぬ可能性の方が高いと思います。
重戦士
『俺なら片手でも十分やれるぜ？』（強い）
結局、ガーゴイルを倒したのは槍使いの呪文でした。
・『停滞』の呪文でガーゴイルの動きを止める
・動けないので羽根をはばたかせることができない
・羽根を動かせないので飛べない→落下する
・地面に落ちて粉々に砕け散る
うまい作戦です。これはガーゴイルに限らず、空を飛ぶ魔物全てに通用する呪文だと思います。
悪魔の塔のボスを倒す
塔の天辺にいたのはボスっぽい魔術師の魔物。各階に用意した自分の部下たちと戦わずに来たためお怒りです。
魔物のボス
『儀式はすでに成っている！』
『我はもはや言葉を持つ者の手により殺されることはない！』
重戦士の言う通り『殺されない』とは言ってますが『死なない』とは言ってませんね。これはつまり
『儀式で強化されている』
『人間レベルの能力で倒すのは不可能』
『不死身ってわけではない』
と解釈することができます。もし不死身なら『不死身になったから誰も俺を倒すことはできない』と言うでしょうから。
◆重戦士の攻撃
ボスキャラの取り巻きたちを両手剣で一網打尽。めちゃくちゃ強い。
◆ゴブリンスレイヤーの攻撃
ボスキャラに『催涙弾』を投げつけて苦しめる。汚い。
◆槍使いの攻撃
呪文による『糸』で束縛。呪文を唱えられないように口やのどを破壊。理にかなったスマートな作戦です。
どう攻撃してもボスを倒すことはできないようなので、ゴブリンスレイヤーは『落としてしまえばよいのでは？』と提案。
さすがに落下の衝撃には耐えられなかったようでボスは死んでしまいました。
それにしても、ボスが稲妻の呪文で攻撃しようとしたとき、どうして重戦士は『口をふさげ！』と言ったんでしょうね？ あの状況で口をふさがなければいけない理由がわかりません。
また、催涙弾を投げるとき、ゴブリンスレイヤーは『口をふさげ』と言っています。なぜ催涙弾なのに口をふさぐのか謎です。口と鼻と目は確かにつながってはいるのですが・・・・・催涙弾って口から吸って眼にダメージを与えるってことなのかな？
宝箱の中身は？
槍使い
『しかしなんだってこいつは塔なんかこしらえたんだ？』
ごもっともな話です。なぜ最初に『冒険者の少女』が殺されてしまったのかも謎です。『たまたま殺されただけで何の意味もない』ということかもしれませんが。いきなり現れた塔のわりに簡単に倒してしまったので何とも言い難い心境です。
そして発見した宝箱。一体何が入っているのか？
そういえば、ゴブリンスレイヤーが今回『ゴブリン退治』ではなかったのに引き受けた理由は何なんでしょうね？ 『金が必要だった』とのことですが、一体何の為に必要なのか？ 牛飼娘の誕生日が近いのかな？ いや、この後、本編の方につながって収穫祭でお金を使うと・・・・・？
『ビッグガンガン』と『ヤングガンガン』更新作品
当ブログではビッグガンガンで連載されている３作品と、ヤングガンガンの『ゴブスレ外伝イヤーワン』の更新を行っております。
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よければご一緒にどうぞ。
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