◆前回のあらすじ◆
7月24日、大野がアメリカに引っ越してしまう日。ゲームで完全敗北し、小学生のころにプレゼントした『おもちゃの指輪』を突き返されたハルオは大野に拒絶されていると思い、見送りに行けずにいました。
外で久しぶりに日高と出会い、大野が引っ越すことを報告に来、そして日高にゲーム対決を申し込んできたことをハルオに話します。大野は自分が引っ越してしまうため、ハルオの件で引き下がることを日高に伝えに来たのです。しかし、ゲーム対決の中、日高は大野のハルオに対する思いの強さを感じ取ります。ハルオは日高に『大野からプレゼントした指輪を突き返されてしまった』ことを伝えます。しかし、日高はそれを聞いて大野が『指輪をもって自分を迎えに来てほしい』という意思表示しているんだ、と伝えます。それを聞いて、ハルオは急いで大野がいる空港に・・・・・・・。
そして、いよいよ最終回!!
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◆ハイスコアガール◆
第7巻(41話・42話・43話・44話・45話)
第8巻(46話・47話・48話・49話・50話)
第9巻(51話・52話・53話・54話・55話)
第10巻(56話・57話・58話・59話・60話)
第11巻(61話・62話・63話)
空港へバイクで全速力
ハルオは大野に会いに行くためにバイクで空港へ向かいます。本当は電車で行くつもりだったようですが信号トラブルで電車が止まってしまっていたようです。
では、電車とバイクでどれくらいの時間差が生じるのか? 当ブログ主は市内から20数キロ離れた場所に住んでいますが、電車で中心地を目指すと35分ほどで到着します。対して、バイクを使ったら・・・・・約45分です。駅までの移動時間と待ち時間を考慮するならバイクの方が速いような気もするんですよね。
ハルオが住んでるのは東京でしょうかねぇ? 東京に行ったことが無いためよくわかりませんが、東京の電車は駅と駅がそんなに離れておらずちょくちょく止まるのでは? そうなりますと、やはりバイクの方が速いのではとも思えます。まぁ東京の渋滞は想像を絶するほど酷いのかもしれませんが。
ハルオ、ヘタレな自分を後悔しつつ必死になってバイクを走らせます。
夕方の時間帯であるため絶対に渋滞していると諦め気味のハルオでしたが・・・・・・・
ゲームキャラたちの不思議パワーで『信号が常に青』状態。しかも、『ハルオの進行方向には車が一台も通っていない』という状況に! ゲームキャラ達、ハルオを助けるために不思議パワー全開です。これは凄い(笑)。
それでも間に合わず、夜になってしまいます。もう大野は飛行機に乗ってロスに旅立ってしまいました・・・・・。
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不思議パワーで飛行機が戻ってくる
すでに飛行機はロスに向かっていましたが・・・・・ゲームキャラたちの不思議パワー炸裂で、乱気流が!? 計器の故障が!? 発生。大野が乗っていた飛行機はUターンして戻ってくることに。不思議パワー、無敵状態に入ってます(笑)。
しかし、これは何でしょうね? 下から上がってきた光がゲームキャラたちだとして、この『魚型の巨大ゲームキャラ?』みたいなものの意味がよくわかりません。作画ミスかな? それとも、ゲームを知っている人ならピンと来る何らかの意味があるのかもしれません。
ハルオ、告白を通り越してプロポーズ
バイクで転倒しボロボロになってたどり着いたハルオ。すでに夜であったため半分諦めていましたが、大野が乗っていた飛行機が引き返してきたため大野と出会うことができました。前回、幾つかのパターンで予想してましたが、まったく予想できない展開でした。
ここでハルオが大野に伝えたこと。
『パスポートを取ってお前に会いに行く』
『一生、お前に挑み続けたい』
『お前を嫁にするため絶対に迎えに行く』
こうして、大野は再びロサンゼルスに行ってしまいました。結局、『なぜ中学の時に戻ってきたのか』はわからずじまいでしたね。
ハルオはプロポーズまでして指輪を渡しました。最後に根性見せました。
しかし、ハルオはこれからどうするのかと言いたいです。大野の両親は大野を政略結婚の道具として使いたいのでしょうし。そのために時間とお金をかけて大野を育ててきました。そこへ、どこの誰かもわからないゲームが好きなだけのハルオが登場して一体何ができるというのか? かなり無謀な挑戦になってくると思います。ボディーガードあたりにつまみ出されて終わる未来しか見えません。
まぁ何にしても、これ以上の恋愛話をこの作品で表現するにはちょっと違うかなといったところでしょうか。ここで終わらせて、後は読者さんの方で・・・・・という完結の仕方のようです。
終わり方としては続編も作れそうな気がしますが・・・・・、作るとしたらハルオと大野の物語ではなく、2人の子供が『eスポーツ』として現代のゲームに挑戦するストーリーになってきそうです。『ゲームがオリンピック競技になるかもしれない』という話があるくらいですから、作者さんとしてもそういった構想は頭の中にあるのではと思えます。
もうちょっと続いてほしいという思いはありましたが、仕方がありませんねぇ。作者様、お疲れさまでした。また何か面白い作品が出てくるのを待ってます!
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