◆前回のあらすじ◆
ハルオを拉致した後、大野家で一緒にゲームを楽しんだ大野。
次の日の早朝、大野はハルオを家に残し、日高の家にやってきます。日高は突如やって来た大野に困惑しますが、ハルオのことでやってきたことは予想がついていました。
ゲームセンターへやってきた二人。日高は自分の思いを大野にぶつけ、『前の事』をハッキリさせるためにもとゲームの真剣勝負を申し出るのでした。
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◆ハイスコアガール◆
第7巻(41話・42話・43話・44話・45話)
第8巻(46話・47話・48話・49話・50話)
第9巻(51話・52話・53話・54話・55話)
第10巻(56話・57話・58話・59話・60話)
第11巻(61話・62話・63話)
何のゲームで挑むべきか
『ゲームでの真剣勝負』と言っても、相手は大野です。日高にはほとんど勝算がありません。日高は勝てそうなゲームは無いか必死に考えます。
日高
(バーチャファイター2・・・)
(これは家庭用で叩きのめされた・・・)
(斬紅郎無双剣・・・)
(は、まだ全然自信無い・・・)
(大野さんに確実に勝つゲーム・・・)
ストゼロ2・・・、サイバーボッツ・・・、モーターコンバット・・・、大江戸ファイト・・・、レインボー・・・・・いろいろ考えてみますが、どれも勝てそうにありません。
そこで日高の頭をよぎったのが・・・・・『豪鬼』でした。
日高
(・・・私は・・・・・)
(どうしても勝ちたい・・・)
豪鬼
『ならば力を貸そう』
『我が拳に敵なし!!』
『うぬの恋の灼熱波動拳で』
『恋敵を燃やし尽くすがいい・・・!!』
コマンド入力ミス
絶対に負けられない勝負。
日高の一存で『スーパーストリートファイターⅡX』で勝負することに。
日高は勝負の前にトイレの洗面所へ行き気持ちを落ち着かせます。
大野も甘い物を食べて、脳の回転を良くさせようとします。
お互い、この勝負に対して真剣です。
そして、いよいよ勝負が始まります。
日高は豪鬼を使うためにコマンドを入力を・・・・・
コマンド入力ミス。茶色リュウになってしまいました。
日高は大野の方を見ます。大野もまた豪鬼を選ぼうとコマンド入力していました。
しかし・・・・・大野もコマンド入力ミス。茶色リュウになってしまいます。
お互い、緊張しすぎてしまって、冷静さをかいてしまっています。
日高
『大野さん・・・・・』
『「コレ」はなしにして・・・』
『次で本番ってことで・・・・・』
さすがにミスキャラのリョウ同士で勝負するのもと思い日高が提案。
大野はうなづき、同意します。
ザンギエフVS豪鬼
仕切り直しで、キャラ選択。
大野は少し考えた後・・・・・持ちキャラのザンギエフを選びました。
それをみて日高は驚きます。
いくらザンギエフが大野の持ちキャラであると言っても、ザンギエフと豪鬼のダイヤグラムは『豪鬼9、ザンギエフ1』なのです。中には『10、0』という人もいます。それほどまでにもキャラ差が絶望的なのです。
日高は迷わず『豪鬼』を選択。どんなことがあっても、負けるわけにはいかないからです。
日高
(姑息だと、卑怯だと言われてもいい)
日高の頭にあったのは遠距離から放たれる豪鬼の技『斬空波動拳』でした。これを連発させれば、勝てると考えているのです。
日高
(絶対に近づかせない)
(勝利の先に矢口くんがいるのなら・・・・・)
◆感想◆
スーパーストリートファイターⅡX
ゲームの世界に疎いため『スーパーストリートファイターⅡX』と言われてもいまいちピンときません。そこでyoutubeで調べてみました。
このゲームは現在でも大会が開かれることがあるとか。すっごい人気ですね。
この動画をみて、必殺技をチェックしておきましょう。
豪鬼の『斬空波動拳』
日高が必勝パターンと考えている技のようです。
上空から斜め下に落とす遠距離攻撃のようですね。よくわかりませんが、ハメ技のように、一切近寄らせずに攻撃し続けて勝つ方法があるのかもしれません。
さて、大野はどう対抗するのか!?
『豪鬼』のコマンド入力ミス
『豪鬼』のコマンド入力ミスと言ったら、以前にもありましたよね。第3巻の18話。ハルオが京都へ修学旅行に行ったとき、旅行そっちのけでゲームの大会に参加する話です。
何でもありのこの大会、準決勝の相手が『豪鬼』を使おうとするのですが、コマンド入力ミスで茶色リュウになってしまうという。ミスしやすい難しいコマンドなのかもしれません。
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