◆前回のあらすじ◆
大野姉に原付免許を取ることを勧められたハルオ。大野は今もなお全てにおいて成長しています。ハルオ自信、ゲームだけでなく社会的ステータスを高めておかなければ、大野とどんどんと差がついてしまい引け目を感じてしまうようになってくるからと言うのです。一大決心したハルオは、原付の試験勉強を行い、一発で合格します。
原付に乗って大野の家にやって来たハルオ。庭で花壇の花に水をやっていた大野に、息抜きしたくなったらいつでも呼んでくれと声をかけるのですが、大野は何だか暗い顔をするのでした。
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◆ハイスコアガール◆
第7巻(41話・42話・43話・44話・45話)
第8巻(46話・47話・48話・49話・50話)
第9巻(51話・52話・53話・54話・55話)
第10巻(56話・57話・58話・59話・60話)
第11巻(61話・62話・63話)
大野の様子がおかしい
大野に原付の免許をとったことを伝えに行った帰り、ハルオは落ち込んでいました。原付の免許をとったことで大野が喜んでくれると思って行ったのに、大野が予想だにしないような思い詰めた表情をしていたからです。
大野がどういった状況になっているのかよくわかりませんが、『今まで通りもう仲良くできない』ということだけは何となくハルオにもわかりました。
大野と最後にあったのは、大野の家に拉致されて夜通しゲームをした時です。あの時は普通の大野でした。あの後に何かあったとしか考えられません。
その理由がわからない。そして、大野の事を考えるとずっとモヤモヤしてしまいます。自分でもなぜそうなるのかよくわかりません。
ハルオ
(想えばあいつのことで色々感情的になったもんだ)
(怒ったり、泣きべそかいたり)
(思い出すだけでもムカッ腹が立つ奴だったのに)
(・・・・・いつからだ)
ハルオ
(小6のときから大野に対して)
(燃え上がるような闘志を燃やしていた)
大野の事を考えながら原付を走らせていると、大野と二人で歩いていた時の事をハルオは思い出します。
ハルオ
(楽しかった)
(大野といるのが一番楽しかった)
(熱かった)
(闘志と別の何かが燃え上がっていた・・・)
宮尾に相談
ハルオはこのモヤモヤした気持ちが何なのか突き止めるために、宮尾の家にやってきます。
宮尾
『ハルオが俺んちにきてくれるなんて』
『何年ぶりだ?』
『ゲーム機が今ここでやっと活かされたぞ』
宮尾はハルオとともに楽しむためにファミコンのドッヂボールでもてなします。
話の本題はやはり大野の事。宮尾はハルオに原付を見せた時の大野の反応を聞きますが・・・・・ハルオの反応は微妙なものでした。
何だか流されっぱなしのハルオをみているとイライラしてくるぞとうい宮尾。
それに対してハルオは、自分も大野の事で色々と悩んでいるんだと返します。
普段、ハルオは大野の事なんて何とも思っていないというような反応をみせていたために、こういった正直な返答が帰って来たことに宮尾は少し驚きます。
ハルオ
『宮尾が言ってたこと、的を射てたんだよ・・・』
『いろいろごまかして・・・はぐらかしてきたな・・・お前には』
『自分の本心に正直ビビってたんだよ・・・』
あまりにも革新に近づくような発言をするハルオに、宮尾の方が動揺してしまいます。
そろそろ帰る時間だからと玄関に向かうハルオに対し、加熱した宮尾が言葉でたたみかけます。
宮尾
『単細胞のお前が戸惑うのもムリなかったんだ!!』
『愛だの恋だのわからんお前に・・・』
『愛は真心、恋は下心・・・』
『ハルオは下心なんてぜんぜんないからな!!』
『お前のはライクではない、愛だ!!』
『恋をすっとばしてイキナリ愛にいっちまったから』
『戸惑うのも無理はねぇ』
『ハルオ、お前、ようやく自分の気持ちに・・・!!』
興奮して必死に主張する宮尾に、ハルオはいたって冷静な反応を見せます。
ハルオ
『宮尾、飛躍しすぎだ』
ハルオ
『ひとりの男として・・・・・』
『俺は大野のことが好きなんだなって・・・』
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◆感想◆
大野がかかえている問題は?
大野が一体何に悩んでいるのか、今回の話では分かりませんでした。
日高とゲーセンで勝負して・・・・・おそらく勝利して・・・・・それから後に何かがあったってことだと思うのですが、それは果たして何なのか?
(1)萌美先生の妨害ストーリー
萌美先生の妨害ストーリーはもう終わっているので、萌美先生の可能性は低いと思います。2番煎じですしね。
(2)大野に『許嫁(婚約相手)』が現れた
可能性はあると思います。何分、将来のための英才教育を行っているわけですから、そろそろ特権階級の男の一人や二人くらい現れても良さそうな気もしますし。ただ、そういった話があるなら大野姉も知っていると思います。大野姉が言ってこないところを見ると、違うかもしれません。まぁ、大野姉は品位にかけるので萌美先生が伝えていないという可能性も十分考えられますが。
(3)日高のトモオへの想いがあまりにも強いと知り引け目を感じてしまった
大野は日高とのゲーム対決に勝利するのですが、その直後、日高は泣き崩れてしまいます。その姿を見て、日高のトモオへの想いがとても強いことを知り、日高抜きでトモオと会うのは何だか悪いような気がして引け目を感じるようになってしまった・・・とか? まぁあり得なくは無いと思うのですが、日高さんとの話、引っ張りすぎではないかなぁという気もしてきますよね。
今のところこの3つが思いつくのですが、一番可能性が高いのは(2)だと思います。もしこれなら、最終回が近いのかもしれませんね。
何だか恋愛話になって来た!
いや、恋愛話なんでしょうけどね(笑)。
しかし、この作者さんはごっつい暗いストーリーとか、ヘンテコなギャグストーリーのイメージが強いので、この『ハイスコアガール』という作品は作者さんにとって新たなジャンルへの挑戦となる作品となっているのかもしれませんね。
熱血硬派くにおくん
懐かしいですねぇ。バレーは知りませんが『熱血硬派くにおくん 運動会』なら私も持っていましたし、結構プレイしてましたよ。ものすごく面白かったです。
こういった動画を見ると、再度プレーしたくなるのですが、ファミコン本体どうしたかなぁ。もうどこにもありません。よくよく考えると、もう25年くらい前になってきますね、このゲームやってたの。
ビッグガンガン更新作品
当ブログではビッグガンガンで連載されている
◆ゴブリンススレイヤー
https://mangakansou.xyz/ゴブリンスレイヤー
◆ハイスコアガール
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◆薬屋のひとりごと
https://mangakansou.xyz/薬屋のひとりごと
の3作品を更新しております。よければご一緒にどうぞ。
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