【わたしの幸せな結婚】第13話ネタバレ感想：美世、かどわかされる

◆前回のあらすじ◆

今まで閉じこもっていた美世は、元女中の『花』がやってきたくれたおかげで心を開くことができ、清霞に全て話をすることができました。その花を家まで送ってくれたのが清香の側近『五道』であったため、美世は五道を招待しお礼として食事を振る舞います。

夜、うたた寝をしていた美世は夢にうなされていました。清香はあわてて起こします。どうやら悪い夢をみたいたようです。清香は『異能が使われた気配』があったことを気にかけます。

◆香耶は以前すれ違った美しい人が久堂家の当主だったことを知る
◆美世が美しく着飾り久堂家当主と仲睦まじい恋人のように
◆香耶は自分と美世の立場を入れ替えるべきだと主張し始める
◆美世が何者かにかどわかされてしまう（誘拐されてしまう）

お姉様が美しく着飾っている！？

『式』を使って清霞周辺を探っていた辰石のおじさまは、信じがたいものを見てしまい、それを香耶に伝えます。

【信じがたいもの】

・美世が綺麗な服を着ている
・以前見かけた『美しい人』が久堂清霞だった
・美しい人（清霞）と美世が仲睦まじい恋人関係

以前街で会った時の美世は、斎森家にいた時同様に『みすぼらしい着物』を着ていたため、香耶は『お姉様は久堂家でも使用人として扱われているのね』くらいに思っていたことでしょう。

ところが、現在は『超お金持ちのお嬢様』のような格好をしています。明らかに自分（香耶）よりも上の存在と思えるほどの姿です。

しかも『超美しい男性（清霞）』と仲睦まじい恋人のようではありませんか！

『自分より絶対に下でなければいけないお姉様』が、自分より上の存在になろうとしている！　素敵な殿方と結婚しようとしている！！　許せない！！！　・・・・・ってところでしょうか。

なお、辰石のおじさまが『美世が幸せそうにしている』ことを知ったのは『美世がお守りを家に忘れてしまった』からでしょうね。

香耶
『お父様、久堂家の嫁にふさわしいのは私だわ』
『おねえさまと取り換えてください！』

突然、何を言い出すのやら。当然、お父様は香耶を相手にしません。

お父様（斎森家当主）にしてみれば美世はどうでもいい存在ですからね。美世が戻ってきて、香耶がいなくなるだなんてありえないことでしょう。

何より、久堂家から金もふんだくる算段でしょうし。

香耶
『幸次さんはお姉様と婚約したくない？』
『おねえさまと婚約出来たら幸次さんはうれしいでしょう？』

いやぁ、お父様がダメなら、婚約相手である幸次を説得しようという作戦ですか。凄い執念です。

というか『おねえさまと婚約出来たら幸次さんはうれしいでしょう？』とか、婚約相手になかなかそんなこと言えませんよ。そこに愛はありませんね、間違いなく！　香耶、暴走の極みです。いや『本心の極み』とでも言いましょうか。

『お父様』と『幸次さん』がダメならと、香耶は『辰石のおじさま』のところへと向かいました。困った娘さんです。

清霞は仕事が忙しく、昨晩は家に帰って来ませんでした。何でも忙しい時は食事を抜くこともあるとかなんとか。そこで、美世は差し入れを持って清香のいる屯所へとやってきます。

『清霞が忙しい』と言っても、一体どんな仕事をしているのかいまいちわかりませんねぇ。ある程度落ち着いたら描いていただきたいものです。

清霞
『美世、お守りは持っているな？』

美世
『あ、はい、ここに』

清霞と別れた後『お守りを家に忘れている』ことに気が付きます。そこで美世たちは今日はまっすぐ家に帰ることにします。

しかし・・・・・この『お守り』を忘れてしまったことで事態は悪い方向に大きく動いてしまいました。

①辰石家当主が『美しく着飾った美世』を見て驚く。今までは『お守り』で見えなくしていたのですが、忘れてしまっていますからね。

②辰石家当主は『香耶』を呼んで美世の事を伝える。香耶は『美世と久堂家当主』が仲睦まじい関係であることを知って嫉妬に燃える。

③香耶は『父親』と『婚約者』に『婚約相手を取り替えよう！』と提案するも相手にされない。

④香耶は辰石家当主の元へ相談に行く。

⑤美世が家にたどりつく直前、美世はかどわかされてしまう（誘拐）

果たしてこの誘拐、『身内だからセーフ』なのか。それとも『嫁に出されているからアウト』なのか。何にしても、大変な事態になってしまいました。

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