◆前回のあらすじ◆
美世が『お守り』を家に忘れてしまったことで事態は大きく動きます。今まで辰石家は『美世は使用人扱いで、いつ久堂家から追い出されても仕方がない状態』だと考えていましたが、実際は美世は大切にされていたのです。しかも結婚間近でした。辰石家当主はそのことを香耶に伝えます。
嫉妬した香耶は、自分と美世の立場を入れ替えるよう父親や婚約者に主張しますが聞き入れてもらえません。そこで辰石家当主に相談に行きます。
その後・・・・・美世は何者かにかどわかされてしまいます(誘拐されてしまいます)。
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◆わたしの幸せな結婚◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
◆そのことを知った辰石幸次は清霞の元へ
◆清霞は幸次と共に辰石家へと赴く
ゆり江さん、坊ちゃんの元に走る
家に着く直前に美世がさらわれてしまいました。いきなり自分の目の前で美世がさらわれてしまったわけですから、ゆり江さんも大変なショックを受けたことでしょう。
・家に着く直前で、いきなり美世がさらわれてしまう
・『早く坊ちゃんに知らせなければ!』と坊ちゃんの元に走る
・勝手に妄想距離『約5~10km』ほどあると思われる
・推定年齢50~60歳のゆり江さんが必死に走る
・やっとこさ、坊ちゃんの元にたどりつく
おそらく必死に走って1時間前後かそれ以上だと思われます。急いで知らせるため全力で走る続けたこの1時間は、ゆり江さんにとって肉体的にも精神的にも地獄の時間帯だったことでしょう。
お守りの効果
清霞
(あのお守りは相手の式から)
(姿を見られなくする効果があった)
なるほど、そういった効果がありましたか。
冷静に考えてみると、お守りは『式』に効果があるとしても、人には効果は無いってことですよね。だとしたら、調査する側にしてみれば『式で調査するよりも、人で調査した方が確実だ』ということになってきそうです。
ですから、この『お守り』を使えば必ずしも安全だとは言い難い代物ですね。まぁ、今回はお守りが無かったことで問題が発生してしまいましたが。
犯人は辰石家当主か!?
清霞も犯人はおそらく『辰石家当主だろう』くらいの予想はついているようです。探偵の調査で『辰石家は美世を嫁にほしがっている』くらいのことはわかっているかもしれません。
清霞
『敵地に乗り込み制圧することは私ひとりでも可能だ』
『だが証拠もなくそんなことをすれば足をすくわれる・・・』
『足をすくわれる』というよりも、『必ず辰石家にいると分かっているなら突撃するが、別の場所に幽閉されていたらどうしようもない』って感じなんでしょうね。実際、何の証拠もないでしょうから。
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辰石家当主のもくろみはこんな感じ?
香耶と辰石家当主のもくろみとして『香耶は久堂家の嫁に行きたい』そして『辰石家当主は美世を嫁としてほしい』で交渉成立ってってところでしょうか。
しかし、よく考えてみるとちょっと違うような気がします。
・香耶が久堂家の嫁に行くと・・・
・美世は斎森家の後を継ぐ
・辰石家には誰も来ない
香耶が久堂家に嫁に行ったら、美世が斎森家の跡取りになるわけです。当然、辰石家に来るはずがありません。
そもそも斎森家当主は美世を跡取りにする考えなど毛頭ないでしょう。つまり『辰石家当主は絶対に香耶は久堂家に嫁ぐことにはならないとわかっている』ということですね。それを承知で香耶に協力しているということは・・・・・
辰石家当主
『斎森家当主が香耶を久堂家に嫁がせるはずがない』
『騒動を起こして、美世が久堂家から出ていけばそれで良い』
『そうなれば、美世は辰石家にやってくる』
『この小娘(香耶)を利用してやるか』
こういった考えで香耶に協力しているものと思われます。悪い男です、辰石家当主は。
辰石家当主の策略
どうやら辰石家当主の策略は
・辰石家によって美世を誘拐する
・斎森家に連れて行く
・香耶が『久堂様とわかれなさい!』と美世を説得する
こういった考えのようです。
これらを盗み聞きしていた幸次は父親(辰石家当主)を止めようとしますが・・・・・異能の能力では父親の方が完全に上でした。力でねじ伏せられ拘束されてしまいます。
そんな幸次を助けてくれたのが長男の『一志(かずし)』でした。よくわかりませんが、拘束を解いて逃がしてくれました。この人の立ち位置はどうなっているのやら。
幸次は自分の力ではどうすることもできないため、久堂家当主である『清霞』の元へと向かいます。そして、清霞に『ことの事情』を説明し、美世が幽閉されているであろう斎森家へと向かいます。
病んでる幸次と、暴走する清霞
幸次は心優しい男だとは思うのですが・・・・・『美世を助ける力』を持っていません。『力無き正義は正義にあらず』なんて言葉がどこかにあったような? 何にしても、力が無ければ何も成し遂げられないってことなんですよね。
幸次
(もしこの男が美世を見捨てたら・・・・・)
(美世を殺して、自分も死ぬしかない)
いやぁ、病んでますね。力が無いため、こういった考えになってしまうんですね。
斎森家に到着した清霞と幸次。清霞は・・・・・問答無用で異能を使い門を吹き飛ばしてしまいました。確かに、門を叩いて話をするよりもこちらの方が早い。
斎森家の建築物は、果たして何割残ることができることやら。
第2巻と『特装版』の内容
第2巻の特装版を購入したところ約40ページ分ほどの付録?がついていました。
・カラーのイラストが14ページほど
・小説『祭りと、特別なもの』が17ページほど
・ちょっとした漫画が6ページほど
ファンの方は購入の検討材料にしてください。
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