◆前回のあらすじ◆
義母と香耶は、美世を誘拐し斎森家の蔵に閉じ込め『清霞との結婚』を諦めさせようとします。しかし、美世はそれを受け入れません。そんな美世に義母は暴力を振るい意地でも諦めさせようとします。
幸次の協力で斎森家にやってきた清霞。当主たちをしりぞけ蔵へとやってき美世を救出します。なぜこのようなことをと問うと、香耶は『自分の方がお姉様より優れているから、自分が久堂家に嫁ぐべきなんだ』と主張。育った環境が悪かったのだろうと判断した清香は香耶とは言葉を交わさず、意識を失っている美世を抱き、そのまま斎森家を後にします。
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◆わたしの幸せな結婚◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
・香耶は奉公、幸次は旧都へ異能の修行に
・辰石家は長男が当主の座を引き継ぐ
・清霞と美世は正式に婚約する
美世のお母さん
義母にボコボコにされて意識朦朧の美世。どうやらあの世の入り口にまで行ってきたようで、幸か不幸か『お母さま』と会うことができました。初登場の『お母さま』は美世が小さい時に亡くなっているので25歳前後ってところでしょうか。
???
『美世』
ここで声をかけたのは『清霞』かな? 長い髪と『プレゼントした紐』っぽいものがありますのでそんな気がします。清霞の元に戻るため美世はお母さまに『そちらには行けません』という流れなのでしょう。
お母さまは美世に何か言いたそうでしたが一体何を言いたかったのか・・・・・。おそらく美世がまだ開花できていない『異能』に関してだと思うんですけどね。
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それぞれの今後
美世
『斎森の家は全焼ですか・・・』
なるほど、全焼してしまいましたか。この時代は『消防車』なんかありませんからね。せいぜい・・・・・
・バケツリレー
・周囲の建物を壊して燃え広がらないようにする
これくらいしか対応方法は無いと思います。
【斎森家の今後】
・父親と義母・・・地方の別邸に引っ越し、貧乏は決定事項
・香耶・・・・・・厳格な家に奉公に出される
・幸次・・・・・・旧都で異能者の修行、斎森家の次期当主
『地方』というのがどこなのかはよくわかりませんが、遠方に引っ越すということならもう登場しないかもしれませんね。
香耶は『奉公』に出されるようです。おそらく苦労を知って、自分が今まで美世に対して行ってきたことの間違いを理解する流れになってくるものと思われます。
幸次は『旧都』ですか。おそらく『京都』みたいなものかと。ここで大きく成長することを期待したいところです。
【辰石家】
・実(父親)・・・・今回の責任を取り当主を降りる
・一志(長男)・・・新当主に
斎森家が全焼したのは『実(父親)』のせいなんですよね。一番大きな処罰を受けなければいけないと思うのですが『当主を降りるだけ』で終わってしまいました。おそらくこれからも近くに住み続けるのでしょう。ある意味、火種が残ったままです。
あの歌舞伎者っぽい長男『一志』が辰石家の当主になりました。一志の異能の能力はかなりたかいっぽいような描写がありましたので、今後なにかあるかもしれません。とりあえず『辰石家は久堂家の傘下』ということになるようです。
全焼の斎森家で『異能』に目覚める?
美世のたっての願いということで、清霞と美世は全焼した斎森家へとやってきました。
美世
『母の嫁入りの時に植えられた桜です』
『わたしが物心つく頃には枯れて切られてしまいましたが』
母親との思い出の品は『義母』に全て処分されてしまったので、美世にとっては最後の思い出の場と言ったところなのでしょう。
美世が切り株をそっと触ったところ・・・・・『ピリッ!』と何か鋭い痛みが走りました。一体何が起こったのか?
もしかしたら美世はこれで『異能』に目覚めたのかも? なぜ『桜の切り株』がきっかけになるのかはよくわかりませんが。
美世、幸次と話をする
幸次はもうすぐ『旧都』に行くため、美世にお別れを言いに来ました。
幸次は幸次なりに美世を助けてあげたいという気持ちはずっとあったのだろうと思います。しかし、幸次には『美世を守るための力』がありませんでした。幸次はそんな『自分の無力さ』を痛感し続けた人生だったことでしょう。
幸次
『自分を鍛えなおすことにした』
幸次はそんな自分を変えるために『旧都』で異能の修行をすることを決めました。
貧乏になった斎森家に修行をしに行くだけの資金があるとは思えません。もしかしたら、美世を守ってきてくれたお礼として清霞が資金援助をしているのかもしれません。
幸次
『僕が斎森の家に呼ばれたあの日』
『僕が言いかけたこと・・・覚えてる?』
第1話での話ですね。幸次はこの時『僕は君を愛しているんだ』と言いたかったのだろうと思います。
しかし、このようなことを蒸し返しても良いことは何もありません。美世はこのことは忘れたことにしてしまう方がお互いにとって良いと判断したようですね。
さてさて、幸次が旧都で大きく成長することを期待しましょう。
正式な婚約
う~ん・・・・・書面で『婚約』とはどういうことなのか? この時代は『書面で婚約』して『結婚』にいたるということなのか?
よくわかりませんが、今回『正式な婚約』にいたったようです。
清霞
『お前と一緒になりたい』
『こんな面倒な男と結構してもらえるだろうか』美世
『不束者ですがよろしくお願いします』
婚約というのは『結婚を誓い合う儀式』のようなものですから、書面だけではなくと言うことで清霞はしっかりと『プロポーズ』をおこない、美世もそれに答えたって感じです。
これで結婚は時間の問題・・・・・なはずですが、きっと色々あって、キャラクター全員分の話が合って、なんやかんやで『最終回に結婚式でハッピーエンド』みたいな感じなのではないかなぁという気がします。
今回の話で『第1部~完~』って感じなので、ストーリー的には後2~3倍くらいなのではないかなぁと勝手に予想しています。
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