◆前回のあらすじ
美世は自分が『淑女としての教育』を受けていないことを気にしていました。そこで清霞に相談します。清霞は美世にあまり無理をさせたくは無いと考えていましたが、美世が熱心にお願いしてくるため許可することにします。
数日後、久堂家に清香の姉『久堂葉月』がやってきます。清霞が教育係としてお願いし来てもらったのです。
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◆わたしの幸せな結婚◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
◆2ヶ月後にパーティーに参加することに
◆美世は夜な夜な『異能の気配』に苦しめられている
2ヶ月後、パーティーに挑戦!
◆久堂葉月は離婚している
美世
(そういえば「久堂」を名乗ってらしたわ)
ごもっとも。年齢的に結婚しているでしょうし、それなら苗字が変わっていなければおかしいですね。なるほど、葉月さんは離婚していましたか。
『結婚に失敗している』とのことですが、果たして何が原因で離婚したんでしょうかねぇ? 今の雰囲気から察するに『相手の旦那の方に問題があった』か『両想いだったけど別れるしかない事情があった』かのどちらかだと思います。
◆清霞と葉月を見ていると何だか寂しいような気持ちになる
美世は家族から『使用人扱い』されて生きてきましたからね『姉妹で仲良くする』なんてこともありませんでした。
ですから『清霞と葉月の「姉弟」で仲良くしている姿』を見ていると、自分とはまったく対照的であるため寂しい気持ちになってくるのだろうと思います。
◆パーティーに参加することに
葉月
『二ヶ月後にちょうどいいパーティーがあるの』
『一緒に参加してみましょう』
なんといきなり高難易度の課題を提示されてしまいました。世間をろくに知らずに生きてきた美世にとっては想像を絶するものでしょう。まだ礼儀作法に関して何も教えてもらっていない分、尚更不安に感じるかもしれませんね。
・気安い親睦会のようなもの
・主催者とは遠慮もいらない仲
・清霞も参加を勧める
・清霞と葉月も参加する
善人そうな葉月さんが勧めてくれているパーティーですし、何より『清霞』も勧めているわけですから、美世にとっては安心して参加できるパーティーなのは間違いないと思われます。
◆『教本』
今日は顔合わせだけということで、葉月は帰っていきました。
美世は葉月から『教本』を受け取りましたが・・・・・
葉月
『よかったら教本を読んでおいてね』
『ほとんど使っていないから綺麗よ』美世
『葉月様が女学校時代に使ってらしたものかしら』
葉月は『ほとんど使っていないから綺麗』と言っています。『女学校時代から使っていたもの』なら『ほとんど使っていない』わけありません。ちょっとかみ合ってませんね。『美世の為に新品を用意した』ということなら『ほとんど使っていない』という表現はおかしいですし・・・・・。
気に留めるほどの事でもないのかもしれませんが、ちょっと引っ掛かる部分でした。
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美世は夜な夜な『異能の気配』に苦しめられている
・美世が初めてこの家に来た時から兆候はあった
・最初は淡すぎて確信を持てずにいた
・前に比べて『異能の気配』がより濃くなっている
・美世の異能なのか、薄刃家の仕業なのかはわからない
美世自身が制御できずにいるのか、薄刃家の人間が何かを仕掛けてきているのかはわかりませんが、美世は夜な夜な苦しんでおり、体調不良になっているようです。清霞が美世の事を心配していたのはこういった理由からでしたか。
『この家に来た時から少しずつ・・・』ということは、『美世が斎森家を出ることで発動する異能だった』ということかな? だから美世の母親も薄刃家を出て嫁いでいったと? う~ん・・・・・まったくわかりませんね。
そういえば、前話登場した『謎の人物』が『これ以上彼女が苦しまねばならない理由がありません』なんて話をしていましたね。これは『美世』の事だったのかもしれません。
ということは、この『謎の人物』の行動がきっかけとなり美世は『異能』に目覚めるという流れになるのかも?
◆美世が見る夢の内容は?
・斎森家で苦しめられた時の記憶
・知らない人たちから怒鳴られたり、貶されたり
・暗くて狭いところに閉じ込められる
・恐ろしいバケモノに追いかけられる
・人が死んでしまう
・清霞やゆり江さんも・・・・・!?
もしかしてこれは『予知夢』のようなものなんでしょうかねぇ? 斎森家の話しが『過去』で、それ以外は『未来』に起こる出来事とか? 十分あり得そう。
葉月さんは『お義姉さん』と呼ばれたい
美世は葉月さんのことを『葉月様』と呼んでいます。それが葉月さんにとってどことなくよそよそしく感じてしまっているんでしょうね。葉月さんは美世に自分のことを『お義姉さま(おねえさま)』と呼んでほしいようです。
しかし・・・・・美世は実の妹である『香耶』から『おねえさま』と呼ばれていました。長年の恐怖心から『お義姉さま(おねえさま)』と呼ぶのはためらわれるようです。
まぁ、幼いころからずっと苦しめられてきたことですからね。それを忘れるというのはなかなか難しいというか、不可能だと思います。それに、夢にまで出てくるくらいですから。よほどのことが無い限り吹っ切ることはできないと思います。
ということで、美世は
『葉月さま』→『葉月さん』
と呼ぶことにします。葉月さんも美世の事に関して色々と察してくれているようで、それで納得します。頭が良くて、優しい人です。
このまま何事もなければ良いのですが・・・・・・・まぁ、絶対に何か起こるでしょうね(笑)。
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