◆前回のあらすじ◆

玉葉妃の侍女となった猫猫。しかし、その仕事と言うのは『食事の毒見』でした。寵妃ともなれば、毒を盛られる可能性を考えなければいけません。実際、子供を身ごもってから2度、毒を盛られたことがあり、毒見役の1人は手足が動かなくなるほどの重傷を負ってしまったのです。命がけの仕事となります。しかし、猫猫は薬づくりの実験として、自分の体内に色々な毒を入れたことがあるうえ、毒の見分けもつくため、それほど苦にはなりません。

毒見以外では仕事がないため退屈な日々を送る猫猫。ある日、壬氏に呼ばれ包子の味見をしてほしいと頼まれます。猫猫は食べるまでもなく『催淫剤』が入っていることに気が付きます。毒ではない為、食べても大丈夫と説明する猫猫。部屋に戻ろうとすると、壬氏は猫猫に『媚薬を作ってほしい』と依頼してくるのでした。

スポンサーリンク

◆薬屋のひとりごと◆

1巻1話2話3話4話

最新『薬屋のひとりごと』

◆登場キャラクター◆

◆猫猫(マオマオ)

◆玉葉妃(ぎょくようヒ)・小鈴(シャオリン)・壬氏(ジンシ)
(左から順に)

◆??・??・紅娘(ホンニャン)・??
(左から順に)

壬氏の存在の意味

壬氏が後宮を歩いていると、中級妃から声をかけられます。部屋で一緒にお茶を飲まないかと誘ってきたのです。しかし、壬氏は仕事があるからと断ります。

実は、壬氏は女官の選定を行うことが仕事の一つなのです。皇帝の妃候補が他の男を寝室に誘っていいはずはありません。皇帝にみあった人物を見つけ出し、推薦するのが壬氏の役割なのです。

現時点で、皇帝の寵愛を受けているのは玉葉妃。東宮を失い、やせ細った梨花妃の元へはもうほとんど行っていません。

猫猫の媚薬作り

壬氏の依頼で媚薬を作ることになった猫猫。

媚薬を作るには特別な薬剤が必要であるため、専門の部屋へ連れて行ってもらいます。

高順(ガオシュン)
『薬剤室にあるものは』
『自由にしていいと言われております』

案内された薬剤室には驚くほど多くの薬剤が置かれてありました。

猫猫は嬉しさのあまり我を失ってしまいます。

媚薬作り

媚薬に必要になるであろう材料をそろえる猫猫。

特に『カカオ』は特別で、花街にいた幼いころ、珍しいお菓子として『チョコレート』を食べさせてもらったことがあり、それをよく覚えていたのです。

その時の経験と記憶をたどり、猫猫は媚薬作りに挑戦します。

・カカオの粉と砂糖を鉢へ移す
・バターを細かく刻んでいれる
・低めの湯煎に入れ滑らかになるまで練る
・牛乳、蜂蜜、蒸留酒で味や固さを調整
・香草油で香りをつけ冷やして『媚薬』の完成

少し余ってしまったのでパンにしみこませてお菓子作り。

そして、容器を外の水場へ洗いに。

戻ってくると高順と紅娘が部屋の前に立っていて頭を抱えていました。

嫌な予感・・・・・猫猫が部屋の中に入ってみると、3人の侍女たちが横になっていたのです。

どうやら、媚薬をお菓子と間違えて食べてしまったようでした。

侍女たちの姿を見て、壬氏もその効力に納得。

スポンサーリンク

媚薬の完成

媚薬の完成に、猫猫の元へ集まる玉葉妃と壬氏。

しかし、それは完成品ではなく、アーモンドの粒のような形で用意されたものが完成品でした。

侍女たちが食べてしまったこのパンのようなものは猫猫が自分用に用意した媚薬入りの夜食だったのです。

猫猫
『酒や刺激物に慣れていると』
『それほど効きません』

猫猫は、媚薬の依頼主である壬氏に『媚薬』を渡しながら、注意点を説明します。

猫猫
『媚薬の注意点ですが』
『効き目が強いので』
『一粒ずつを目安にお願いします』
『食べ過ぎると血が回りすぎて』
『鼻血が出ると思いますので』

『使用する際は意中の相手と』
『二人きりの時にしてください』

媚薬を受け取る壬氏。

その場はお開きとなり、皆、部屋を出て行きました。

ところが・・・・・

いきなりのことに驚く猫猫。

壬氏はそのまま部屋を出て行きます。

猫猫は皿の上の自分用の『お菓子(媚薬入り)』を見て納得。一つ無くなってしまっていました。

猫猫
『なるほど』
『・・・被害者が出なければいいけど』

スポンサーリンク

2ページ目⇒