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【薬屋のひとりごと】第7巻32話ネタバレ感想:マオマオ祭事場に向かう

◆前回のあらすじ◆

李白がマオマオの元へやってきて相談事をしてきました。以前の『倉庫の火災事件』が起こった際、別の倉庫で『祭具』が盗まれるという事件が発生していたのです。その倉庫を管理していた者は『海藻の食中毒事件』で職場復帰できていません。そして、前任者は『コウネン』でお酒に塩を入れられた事件で亡くなっていました。倉庫の『粉塵爆発事件』も謎の官女が『煙管』を渡したことがきっかけて起こっています。

マオマオはそのことをジンシにも報告。事件に関してあまり乗り気ではないマオマオを見て、ジンシは働きによっては『牛黄(薬の最高級品)』をやると言い出します。

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◆薬屋のひとりごと◆

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最新『薬屋のひとりごと』

目的はジンシ暗殺計画だった!?

『事件を解決すればジンシが超高級品の『牛黄』をくれる』ということで俄然やる気を出すマオマオ。

マオマオは書庫に行っき過去の機密文書を読んで、事件の真相を探ることにします。

・食中毒で倒れた者は『祭事』を担当
・塩を摂取しすぎて亡くなったコウネンも『祭事』に関わる官吏
・犯人は『祭具』を盗んだ

全てが『祭事』に関わることから、犯人の狙いは一体なんであるのかをマオマオは考えます。

◆『礼部』にいたけど『書庫』に飛ばされた

書庫で働き、マオマオの質問に答えてくれているこの人物。もともとは『礼部(祭事の仕事)』にいたのですが『祭事場で大きな柱を釣り上げるのは危険なのでは』と忠告したところ、書庫に飛ばされてしまったとのこと。

安全面に関しての忠告であったにもかかわらず飛ばされるとは、ひどい話です。

◆犯人の真の目的は!?

ハッキリとは描かれていませんが、マオマオは事件の真相をこのように推理したのだと思います。

・全ての事件は『やんごとなき方』を暗殺することが目的だった
・祭事場の天井に『柱』がつるされてある
・『柱』を落下させれば下にいる『やんごとなき方』を殺すことができる

・犯人の計画
・『祭具を盗む』→『作り直す』→『欠損品』にるす
・おそらく火の熱で溶けるタイプ、『ロウソク』か?

・暗殺計画に邪魔だから『危険』と忠告した者を『書庫』に飛ばした

つまり、今までの事件は今日この日に『「やんごとなき方」を暗殺するための布石』だったということのようですね。

その可能性に気が付いたマオマオは急いで祭事場へと向かいます。

そして、最後まで読めばわかることですが『やんごとなき方』というのは『ジンシ』でした。つまり、ジンシは誰かから暗殺されようとしているということです。

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祭事の場に入れてもらえない

◆無駄に警備を挑発するマオマオ

マオマオは急いで祭事が行われている場に向かいますが、『警備』を行っている者に足止めされてしまいます。

マオマオはただの『下女』であり『何かが起こる証拠』があるわけでもありません。当然、中に入れてもらえません。

マオマオ
『私を邪魔して事が起こるのを待っているのですね』
『つまり、あなたは工作をやらかした輩とつながっていると』

警備している者を犯人扱いして挑発するマオマオ。相手は怒って持ってるこん棒でぶん殴られてしまいました。これは痛い。

どうやらマオマオは

・騒ぎを起こす
・異変を察知し祭事が中断
・お偉いさんが寄ってくる
・警備の武官よりは話がわかる、はず

このように考えていたのでしょう。しかし、捨て身の策は実らず祭事は止まりませんでした。

◆死んでも『牛黄』がほしいのかマオマオ

マオマオ
(もし何かが起きたりすれば・・・)
(「牛黄」が貰えない!)

見ず知らずの『やんごとなき方』をなぜそこまでして助けようとするのかと思っていたら・・・・・『牛黄』が欲しかったからですか。まぁ、ほしいでしょうね。欲しいのはわかりますが、頑張りすぎでしょう。

マオマオ
『祭りを中断しろとは言いません!』
『私を見逃してください!偶然鼠が入ったとでも言って!』
『飛ぶのは私の首だけで済むでしょう!』

いや、それはまずいでしょう。『首が飛ぶ』ということは『牛黄は貰えない』ということですよ。

そもそも、本当に今日の祭事で事故が起こるかどうかもわからないわけです。別の日の『別のやんごとなき方』を狙っている可能性もあるわけですから。ここで命を懸けるのは得策とは言えません。

明らかにマオマオは冷静さを失ってしまっています。何がマオマオをこんなにしてしまったというのか!? ・・・・・まぁ『牛黄』でしょうね。

◆ラカンが助けてくれる

マオマオだけではどうすることもできない状況でしたが・・・・・『ラカン』が現れ、マオマオを通すようにと助言してくれました。

それにしも、なぜあそこでラカンが現れたのか? 偶然ではなく、ラカンは全てではないにしてもある程度のことは分かっていたのかもしれません。

果たしてラカンは事の真相に関してどこまでわかっているのか?

①ラカンはジンシを見殺しにするつもりだった

マオマオが『やんごとなき方(ジンシ)』がピンチである可能性があると考えたように、ラカンもそのことに気が付いてやってきた、という可能性があります。

しかし、マオマオは『たまたま』気付いただけでしかありません。ラカンも同じタイミングで『たまたま』気付いた、というのは都合が良すぎます。

ですから、ラカンは『ジンシ暗殺計画を大分前からわかっていた』と考えられます。にもかかわらず、何も行動を起こしていません。

ですから『ラカンはジンシが危険だと承知の上で見殺しにするつもりだった』という可能性が高いように感じます。

②ジンシ暗殺計画はラカンが主導している

ラカンはかなりの策士みたいですから、今回の事件を主導している人物である可能性も考えられます。

絶対にバレない自信があったため事件が起きる祭事場の近くをウロウロし様子をうかがっていたところ、マオマオがやってきて大騒ぎになっていました。

『これは面白いな』と思ったラカンは暗殺計画が失敗する可能性があると思いつつもマオマオを行かせてあげることにしたのでしょう。

ラカンが仕掛けている『策』は一つではなく、複数の策が現在進行形で進んでいるはずです。ジンシを暗殺するチャンスは幾らでもあります。今回失敗したとしても問題はないのでしょう。

それよりも、頑張っているマオマオに協力してあげる方が面白いと踏んだのではないでしょうかねぇ。

まぁ、とりあえず2つの可能性を考えてみました。仮に『①』だとしても『②』だとしても、ラカンをクリーンな立ち位置で見ることはできません。現時点では『ラカンは敵』だと思います。

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マオマオ、命懸けでジンシを助ける

祭事場に飛び込んだマオマオ。マオマオの予想通り、柱をつっている『備品』が壊れて上から『柱』が落下。下にいたジンシに直撃しようとします。・・・・・しかし、すんでんのところでマオマオがジンシを救出します。

マオマオが来なければ柱の直撃を受け、ジンシは死んでいましたね。かなりヤバイ状況でした。

◆マオマオの負傷内容

①顔を殴られる
おそらく次回あたり、ボッコリ顔が腫れ上がると思います。しばらく表に出られませんね。

②脚を柱にうちつけ流血
マオマオの判断では縫わなければならないくらいであるため、しばらくは杖が必要になるかもしれません。

◆暗殺計画の犯人は誰か?

犯人を調べる方法は2つあると思います。

①壊れた祭具の備品を誰が修理したのか。誰に頼まれて作ったのか。そういったところを調べればわかるかもしれません。

②『書庫』にいた人物は、元々『礼部』にいたものの柱の危険性を説いたら礼部から追い出されてしまいました。ということは、追い出した人物が怪しいということです。

何にしても、事件が発覚すればこういったことは調査されることはわかり切っています。ここまで策を練っているということは、もちろん調べても分からないようにしているのでしょう。

そうなると、犯人特定はまだまだ先になるのではと思えます。

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よければご一緒にどうぞ。

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