◆前回のあらすじ◆
ゴブリンが射った矢が、エルフの脚に突き刺さってしまいます。しかも引き抜いた際に鏃が体内に残ってしまいました。鉄は毒へと変わってしまうため、ゴブリンスレイヤー達は急遽手術に踏み切り、エルフの脚から鏃を抜き取ります。
奥に進むと探していた『御令嬢』が石台の上に倒れているのを発見。生きている状態での救出に成功します。しかし、首元には『覚知神』の焼き印が・・・・・!?
数週間前、御令嬢を含む5人のパーティーは雪山へとゴブリン退治にやってきました。作戦は『洞窟の入り口を木の柵で囲む兵糧攻め』。御令嬢が提案者でしたが、ゴブリンを全滅させるのに時間がかかりすぎるためパーティー内では不満で溢れ、御令嬢は孤立してしまいます。
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◆ゴブリンスレイヤー◆
本作品の『本編』。村を滅ぼされ、たった一人の身内の姉を殺され?てしまったゴブリンスレイヤーの復讐劇。『ビッグガンガン』にて連載。
1巻(1話・2話・3話・4話)
2巻(5話・6話・7話・8話・9話)
3巻(10話・11話・12話・13話・14話・15話)
4巻(16話・17話・18話・19話・20話・21話)
5巻(22話・23話・24話・25話・26話)
6巻(27話・28話・29話・30話)
7巻(31話・32話・33話・34話・35話)
8巻(36話・37話・38話・39話・40話)
9巻(41話・42話・43話・44話)
10巻(45話・46話・47話・48話・49話・50話・51話)
11巻(52話・53話・54話・55話・56話・57話)◆
12巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話)
13巻(64話・64.5話・65話・66話・67話・68話・69話)
令嬢剣士、食料調達の為に村へ
『兵糧攻め』でゴブリンたちを退治しようと考えた令嬢剣士たちでしたが、先に兵糧が無くなってしまったのは令嬢剣士たちのほうでした。数はゴブリンたちの方が多かったでしょうに。ゴブリンたちはよほど大量の兵糧を保有していたんでしょうね。
令嬢剣士は一人で村に戻り『食料』を分けてもらうことになりました。
令嬢剣士
『それが・・・その・・・』
『まだ・・・戦っていませんの・・・』
村人たちに対してそんな正直に語らなくてもいいと思うんですけどねぇ。育ちがいいので『嘘をつく』という発想が無いのでしょう。
もう何日もたっているわけですから、村人たちは『ほとんどゴブリンたちを倒しただろう』と思っていたことでしょう。にもかかわらず、この有様。
村人たち
『食料や木材を大量に持って行ったにも関わらず』
『まだゴブリンを倒せないでいるのか』
『この冒険者たちはダメだ』
くらいの不満を持っていることでしょう。この季節ですから村人たちも食料の調達は困難です。食料を頼られても困るでしょうね。
そして、令嬢剣士たちもこんなに時間がかかっては『お金』も底をついてしまいます。完全に『兵糧攻め』は失敗していますね。
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令嬢剣士、仲間の元に戻るが・・・
◆何が悪かったのかを考える
令嬢剣士は食料を調達した後、仲間たちの元へと向かいます。その間、なぜこの作戦が失敗しているのかを考えます。
・準備不足が原因?
・一度撤退した方が良かった?
兵糧攻めをしているわけですから『一度撤退』しては元も子もありません。ですから『準備不足』と考えるべきでしょうね。
いや、そもそもの問題は『何日間、兵糧攻めをすればゴブリンを全滅させることができるのか』だと思います。季節は『冬』なわけですからゴブリンたちは『冬を越すための食糧』をすでに調達していたかもしれません。そうだとするなら『兵糧攻め』は成功するはずがありませんでした。
やはり『兵糧攻め』を行ったこと自体が失敗だったのでしょう。
◆テントを張って休憩するも・・・
歩き疲れたためテントを張って休憩していたところ・・・・・なんとテントの中に『切断された耳』が放り込まれてきました。
令嬢剣士が慌てふためきテントの外に出てみると・・・・・すでに周りは『数十匹のゴブリン』によって囲まれていました。あの洞窟にはこんなにもゴブリンがいたんですねぇ。いや、別の洞窟へとつながっていたのかも?
おそらく、ゴブリンたちは入り口を封鎖されたため、別の横穴を掘って外に出てきたのだろうと思います。
そして、令嬢剣士の仲間たちを全滅させてしまいました。
女エルフは数話前で死んでいるのが確認されていましたし、男の仲間も今回で全身死んでしまっていることが確認できます。自分以外の仲間は全てが殺されてしまっているようです。
令嬢剣士はそのままゴブリンに捕まってしまい・・・・・というのが事の真相だったようです。
◆ゴブリンスレイヤーたちは村に戻ってきた
令嬢剣士が目を覚ましたのは暖炉がある『どこかの部屋』でした。ゴブリンスレイヤーたちは救出した令嬢剣士を村まで連れ帰ってきたのでしょう。
とは言え、仲間たちは全員殺されているにもかかわらず、令嬢剣士はほぼ無傷に近い状態です。令嬢剣士の首元には『変な刻印』がありましたし。色々と謎が残っていますね。
『覚知神』に目をつけられたのは、令嬢剣士!?
◆疑惑1
『覚知神に目をつけられたのは令嬢剣士であった』という可能性もありえますね。仲間たちに疎まれていた令嬢剣士は、ある意味、心の底から『仲間全員、死んでほしい』と願っていたと考えられます。そして、その通りになりました。
◆疑問2
ゴブリンに捕まった女性はボロボロにされてしまうのが普通です。しかし、救出までに何日もたっているにもかかわらず、令嬢剣士はほぼ無傷のようにも見えました。これも妙な話です。
◆疑惑3
体内に『鏃(やじり)』が残ったままで逃げ出したゴブリンがいましたが、洞窟で治療を受けて治っていました。あの洞窟で『治療できる知識』や『術』を使える者は令嬢剣士しかいません。
こうして考えてみると『令嬢剣士が黒幕である』とすれば色々と納得できます。ゴブリンスレイヤーが目覚めるのを待っていたのは、最後の審判を下すため・・・・・と!?
『ビッグガンガン』と『ヤングガンガン』更新作品
◆ゴブリンススレイヤー
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◆ハイスコアガール
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◆薬屋のひとりごと
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◆ゴブリンスレイヤー外伝イヤーワン
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◆ゴブリンスレイヤー:ブランニューデイ
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よければご一緒にどうぞ。
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