【ゴブリンスレイヤー外伝イヤーワン】5巻30話ネタバレ感想：妖術師との戦闘

◆前回のあらすじ◆

坑道内の地図作りをしていたところゴブリンの集団とホブゴブリンが襲い掛かってきました。新人剣士と女格闘家が前衛を務め、それ以外は後方からの援護射撃。何とかゴブリンたちを全滅させることに成功します。

ゴブリンの持ち物を調査していたところ『見慣れない文字の紙』を発見。どうやらそれは妖術師が書いたもののようです。と言うことは、この坑道には『妖術師』がいることになります。警戒していたところ、闇の奥から『吹雪』の魔法攻撃が！　妖術師の登場です。

※注意・・・当ブログでは『ゴブリンスレイヤー』と呼ばれる前の初期の彼を『スレイ』と呼んでいます。他では通じない名称なのでその点、ご注意ください。

妖術師と戦う作戦

坑道のゴブリン、ホブゴブリンを倒して一息ついていたところ、『妖術師』が現れ『吹雪』の魔法で襲い掛かってきました。先生が『抗魔』の魔法で何とか防ぎます。

ゴブリンの集団を他の魔物が指揮しているというパターンですから、背後に巨大な何かがいる可能性が高いですね。

◆今後の作戦は『逃げる』

先生は『隙をついて逃げる』という作戦を提案します。個人的にとても素晴らしい判断だと思いますよ。

まだこのパーティーは新人冒険者の集まりです。経験がありません。よくわからない敵を相手に無理して戦えば、大怪我したり、命を落とす可能性だってあります。

生き返る魔法が無いこの世界において、冒険者にとって最も重要なことは『無傷で生き残ること』ではないでしょうか。生き残った後、今回の経験を活かし、次につなげればいい訳ですからね。

やはり『逃げる』が最良の判断だと思います。

妖術師は魔法で６体に分裂しました。そして、後方からはゴブリン４匹が出現。どうやら数で混乱させる作戦に出たようです。

◆ゴブリン４匹との戦い

後方からのゴブリンは『女ドワーフ』が対応。斥候ですが短剣を使ってドワーフを倒していきます。さすが、身体が強いドワーフです。

しかしゴブリンの槍についている『毒』を受けて倒れてしまいました。この作品では『毒』が地味に恐ろしいんですよねぇ。もぉ全ての魔物と冒険者は剣に毒を塗っておくべきだと思います。

毒を受けた女ドワーフを男エルフが『毒抜き』します。そして、最後の一匹となるゴブリンは先生が倒しました。呪文系ですが、ゴブリンくらいだったら倒せるってことのようです。

◆妖術師との戦い

妖術師は魔法で６体に分裂。偽物が５体で、本物が１体です。妖術師には新人剣士と女格闘家が向かって行きます。

新人剣士が妖術師を一体ずつ倒していき、女格闘家は少し離れたところから様子を伺います。女格闘家が本物を倒す作戦です。

一体の妖術師が魔法を唱える動作に入りました。偽物は魔法が使えないためこれが本物です。女武闘家はその妖術師を倒しますが・・・・・それはフェイントでした。本物の妖術師が女武闘家に剣で襲い掛かります。

妖術師の剣にも毒が塗られているっぽいですね。毒を受けてしまった女武闘家は毒抜きをしないと戦闘が無理な状況でしょう。毒、最強ですね。

妖術師は再び吹雪で攻撃。先生が『抗魔』で防ぎつつ、新人剣士が突っ込んでいって妖術師の腕を切り落とすことに成功します。

妖術師は大ダメージ。新人冒険者は止めを刺すことなく皆で『撤退』しました。まぁ倒せたかもしれませんが、最後の悪あがきで何をしてくるかわかりません。100％の安全を考えるならやはり『逃げる』が最良でしょうね。

こうして、何とか坑道の外まで逃げきることができました。

◆新人剣士の今後

新人剣士は『臨時』で今回の依頼に参加していましたが、皆の要望で結局このパーティーに加わることになりました。

それはそれでいいとは思いますが・・・・・前のパーティーの『ツルツル坊主さん』がいますよね。確か死んだハーフエルフの報告をしにハーフエルフの故郷に向かったという話だったはずです。

あれからだいぶたっているでしょうし、戻ってこないと言うことは、もう解散しているってことなのかもしれません。

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