◆前回のあらすじ◆
最近、乙女は負の連鎖で先輩から厳しいシバキを受けていました。その先輩と言うのが乙女の兄である坂木小長。何度もシバかれてしまい、乙女は自信喪失してしまいます。そんな乙女に近藤は『兄である坂木小長に相談すれば』と言うのですが、怒られている相手に相談することはできないと乙女は主張します。
悩んだ近藤は、坂木小長の元に直接出向き『岡上学生がメンブレ気味』だと報告。兄妹で励ましてみてはと提案。表面上は素直に受け入れようとはしない坂木小長でしたが、スマホで乙女に応援メッセージを送ります。それを見て、乙女もやる気を取り戻すのでした。
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◆あおざくら◆
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10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
1500m走
体力測定の1種目目は『1500m走』。1着は土方。さすが、身体能力が高いですね。どうやら近藤が最下位だったようです。近藤、初期のころは何でもできるエリートとして描かれていましたが、遠泳あたりからどんどん身体能力の低さが目に見えて明らかになってきました。まぁ近藤は帰宅部だったでしょうから、これが現実ですよね。
教官が土方の『4分台』を凄いと評価していましたが、果たしてどれくらい凄いものなのか? 計算してみましたよ。
1500mを5分で走った場合『時速18km』位になります。4分台ということは、土方は1500mを『時速19~20km』くらいのスピードで走ったのだと思われます。
42.195kmのフルマラソンの場合は2時間10分ほどで走り切ってますからね。時速20kmくらいのペースで2時間以上走り続けているってことになります。土方の場合は『1500m』という短距離です。こうして考えてみると、マラソンの選手たちはとてつもなく凄い体力です。
近藤は入校時は『6分34秒』で、今回は『6分11秒』だったとのこと。入校時は『時速13.5km』ほどで、今回は『時速14.5km』ほどだったということになります。近藤も成長してますね。
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懸垂
懸垂は確か、沖田が近藤に対抗意識を燃やしてちょっともめていた時に、2人で一緒に頑張っていましたよね。土方ともにそれが良い結果につながったようです。
懸垂13回は10点とのこと。10点ってどれくらの評価なんでしょうね。勝手に防大での平均的な能力だと考えていますが。
成績優秀者はフィジカルバッジ
5種目の合計点が75点以上だと『フィジカルバッジ』をもらえるとのこと。1種目20点が最高得点になるので、体力測定は100点満点のテストのようなもののようです。
近藤は帰宅部だったから能力が低いのは仕方がないとしても、沖田は確かアメフト部だったはずです。高校時代、運動部だったのにこの成績ってのは反省しなければいけない要素のように思えます。
ソフトボール投げ
ソフトボール投げは元野球部の原田が71mの好成績。『野球部で71mってそんなに凄いのかな?」と思ってしまいましたが、これって『ソフトボール』ってのが曲者なんですよね。
ソフトボールは軟式や硬式と比べたら若干大きいんです。だからとても投げにくかったと記憶しています。軟式なら私でも50m以上投げれそうな気がするのですが、ソフトボールで50mとなりますと、肉体のピークだった10代のころをイメージしてみても無理だと思えます。
土方が『フィジカルバッジ』を目指せそうな状況であったため、近藤と沖田が応援。思いがけず応援されてしまったため、土方は大失敗。なんと2度目も失敗してしまいました。何故に!?
思いがけず1度失敗してしまったということなら100歩譲ってわかるのですが、2度も失敗しますかねぇ。というか、応援された時の土方のこの表情はいったい何なのか?
もしかしたら土方の能力は
・頭脳明晰
・身体能力も極めて高い
・しかしプレッシャーに弱い
ここぞという時に弱いタイプなのかもしれません。単独行動派だから仲間を意識するとダメになる? 仮にそういうことだとするなら、土方、大変なマイナス要素をしょい込んでいるということになります。土方、試練の物語が後々始まりそうです。
立ち幅跳び
近藤、2m72で15点という好成績です。どうやらかなり成績が良いようです。
では、なぜ近藤はジャンプ力が高いのか? さきほど開校祭の『棒倒し』の動画を見てきましたから何となく理由の予想がつきます。
棒倒しは、敵が守っているのをジャンプして棒に飛びつき、棒を引き倒すという激しい戦いの競技でした。どうやら作者さんはこのド派手な役割を近藤に与えたかったから『近藤はジャンプ力はある』という設定にしたのだと考えられます。いやぁ、主人公も大変ですねぇ。
50m走
土方に必死に食らいついていったということもありますが、近藤は6.9秒ということで、教官から褒められています。先ほどの棒倒しの件を考慮しますと『走る能力が高い』『ジャンプ力がある』ということで、やはり棒に飛びついて倒す役割を与えられそうな気がしますねぇ。
『棒倒し編』が始まる!?
何やら4年生たちは集会室に集まり不穏な空気です。開校祭が始まるため、その対策としての話し合いを行うようですね。
近藤の部屋の部屋長である岩崎先輩は『岩崎総長』と呼ばれています。おそらく開校祭を指揮するということでそう呼ばれているのだと思われます。
岩崎総長が一筆書いてきた文字がこれ。
何やら『棒倒し』にかなり強い思い入れがあるようです。面白いのが『次号より、棒倒し編開幕!』となっているところ。『開校際編』ではなく『棒倒し編』になっているんですよね。どうやら防大では棒倒しに対して並々ならぬ思い入れがあるようです。
◆海外「日本の防衛大学の棒倒しが戦争のようだww」→「日本はヨーロッパと違って面白すぎ」海外の反応
http://tamenal.com/33845
動画サイトでも『防大 棒倒し』で検索すると色々な動画があって面白かったです。皆さんもぜひ検索して予習しておきましょう!
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サンデー、マガジン更新作品
当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。
◆ダイヤのA act2
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◆メジャー2nd
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◆双亡亭壊すべし
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◆あおざくら
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よければご一緒にどうぞ。
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記録と得点との対応表は見つけられませんでしたが、
平均的な記録が載っているページがありました。
ttp://www.nda.ac.jp/cc/pe/education1002.html
ところで岩崎「総長」についてですが、
要するに彼は四学年の中でもリーダー格であり、
近藤と土方は将来性を見込まれているから
岩崎と同部屋にされている、などと
考えちゃっていいんですかね。
1年の単独訓練を終えてから
色々中期の部屋の人たちに味が出てきましたね