◆前回のあらすじ◆
秋季定期訓練の3日目の実弾による射撃訓練。近藤は銃の引き金が考えていた以上に軽いものだという事に驚きます。重大な結果につながるだけに、非力な老人や子供でも簡単に打ててしまうというギャップが衝撃的だったのです。改めて近藤は銃の重さというものを実感します。
土方は前日に足を怪我しているということもあり眼に見えて動きがぎこちないものになっていました。それでも表情には一切出さずに射撃訓練を行います。
射撃訓練の成績表が出ました。50点満点で近藤は25点、原田は13点、東堂は0点、沖田は43点でした。予想以上に酷い結果であったため、東堂はショックを受けます。土方は学年最高得点の48点。足を痛めていたにもかかわらず高い得点を出したことに、近藤はたいしたヤツだと感心するのでした。
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◆あおざくら◆
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地図判読の訓練
『地図判読の訓練』と言われましてもどういった訓練なのかはいまいちよくわかりませんでした。地図を見てゴールを目指すという訓練なのだと思いますが・・・・・どういった地図なのか、距離は分かっているのか、目印などのヒントはあるのかなどなど、とりあえず地図を描いてほしかったですねぇ。
もしかしたら、防大ではこういった地図などの詳しい内容を公表することはできないという決まりになっているのかもしれません。『防衛上の観点で』みたいな感じで。だとしたら、仕方がないのかもですね。
『分隊長の分隊』!?
『分隊長の分隊』とは何だろうと思いましたが・・・・・、おそらく『分隊長の田中』みたいな感じで名前を書く予定だったのだと思います。誤植ってやつでしょうね。
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レンザティックコンパス
漫画では『レンザチックコンパス』となっていましたが、ネットで検索したら『レンザティックコンパス』となっていましたよ。『チック』ではなく『ティック』のようです。ここもミスだと思います。
で、『レンザティックコンパス』というのがどういったものなのか調べてみました。
いまいち私にはピンときませんでしたが、色々とできるということは分かりました。何だか面白そうですね。アウトドア系が好きなら購入するのもありなのかなと思いました。
武井、3歩進んで2歩下がる?
女子の風呂をのぞきに行って、教官に見つかってしまい、毎晩ハイポートでしごかれている武井です。上級生がいない分、楽なはずの秋季定期訓練ですが、武井は地獄から解放されていないようです。
元々、武井は優秀な部類なので出世街道まっしぐらなはずなんですけどね。所々でつまづいています。とは言え、ヘルウィークで仲間からの信頼を大きく失ったにもかかわらず、現在は仲間と上手くやっていくためのスキルを身に着けているわけですから、転んでもただでは起きないタイプだと言えそうです。これを機に、武井はさらに大きく成長するでしょう、たぶん!
谷の反撃で土方ピンチに!
東堂、怪我が再発してしまいました。というよりも、治っていないのに『治った』とウソをついてしまい、怪我がさらに悪化してしまったようです。東堂、今後の秋季定期訓練はあまり参加できないかもしれませんね。
そして、訓練の邪魔となり激おこの土方。東堂にも『防大やめろ』と言ってしまいます。
そこへ谷からの思わぬ反撃が!?
これは私の信じる土方の姿では無いです。土方ならもっと上手く、姑息に相手を陥れてくれるはずです。そんな土方を私は見たかった・・・・・。どうやらこれ以上の土方の活躍?はなさそうです。
今にして考えれば、土方は『個人能力は高い』けれど『人とのつながりが薄い』というタイプのように思えます。そこがある意味、土方の弱点となってしまいましたか。
この後の展開は何となく予想できます。
①『平山を退校させた』が噂になる
②秋季定期訓練の間、土方は皆から避けられる
③防大に戻って来た時に『土方の怪我』が発覚
④2日目に怪我してずっと何でもないようなふりをしていたのか!となる
⑤近藤がうまいことやって土方と和解
たぶん、こんな感じです。
サンデー、マガジン更新作品
当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。
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よければご一緒にどうぞ。
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>分隊長の分隊
別に誤植ではないのでは?
図ではそれぞれ分隊長を立てて
3つの分隊にわかれるとあります
会話は「分隊長の分隊」ではなく
「お前が分隊長の分隊」
だから
名前が田中なら
田中が部隊長になっている田中の部隊に東堂がいるけど…ってことじゃないですか?
土方の落としどころと限界が見えてきた感じでしょうか?ただ平山の退校については本人の意思あってのことでもあり、近藤も後押ししてるのでこのままでは誤解を招きかねない気もしますね。
山崎がこれだけ一触即発な雰囲気なのによく分隊の雰囲気纏めるなあと感心。
毎回 楽しみにしています。また来年も期待しています。
土方は出来ない同期に退校を進めてるがどう考えてもソレがあかん。第一出来ないヤツを出来るヤツにするのも上の務めなのに…
どうやらなぜ自分が小付に選ばれなかったのか全く理解してない模様。組織を重視するタイプらしいけど第一組織は人(仲間も含む)あってこその組織。こんなの自衛隊関連の人間でなくてもわかりそうな物なんだが…
土方と近藤のどっちに付いていきたいかと言われたらそりゃ(ry
あと”何故わからない”と出てきたけどそんなスタンスで理解されるわけがない。そりゃ肝心な事言わずに辞めろ辞めろ言ってればただ敵を作るだけ。そればかりか”なぜ同期に情けをかける必要がある”って何様?、傲慢にも程がある。
一方の近藤君は土方を嫌ってはいるものの能力の高さは買ってる。そればかりか気に掛けている。
>訓練の邪魔となり激おこの土方
激おこではなく軽蔑ですよ。眼が語ってます。
人によって見解が分かれるかもしれませんが、
土方が自分の欠点を欠点と納得するために必要なのは、
単なる(理論を嫌うタイプの)現実主義者では駄目で、
ある程度理詰めで戦える人物ではないかと思います。
そういう意味では、近藤は本当に適任っぽく見えます。
土方の考えそのものは決して間違いでは無いと思う…もとを辿れば、東堂の油断と焦りが今回の事態を招いたわけで、負傷してもそんな素振りを見せず結果を出してる
ただ、わかってもらうには信頼されることも大事だけど、同時に他人が自分のこともわかっていてくれないと事は上手く進まないわけで…
前線に立つ指揮官や参謀役としては間違いなく優秀な人物だと思うけど、トップに立つ人物としては致命的過ぎる
防衛大に関して調べて見たけど、学生が一番やっちゃいけないのは”仲間を売る事”らしい。土方ダメじゃんw
「レンザチックコンパス」の表記についてですが、誤植ではありません。これは校閲ルールによるものです。
英語で「~tic」と書かれるものは「~チック」と表記するルールです。そのため、Lensatic→レンザチックとひょうきされます。
他に「プラスチック」「オートマチック」といった表記にすることになっています。
それと同じく、
分隊長の分隊は誤植ではありません。あの会話は「お前が分隊長を務めている分隊」という意味です。例えばクラスの長を学級委員長と呼ぶように、分隊のトップ、指揮者を分隊長と呼びます。いうなれば、「お前が学級委員長のクラス」みたいなそんな感じです。おそらくクラスより規模は断然小さいですけどね。
地図判読とは、単純に地図を見てゴールを目指すのとは少し異なります。距離、目標、方位を与えられ、レンザチックコンパスを使って歩測で目標まで目指す訓練です。レンザチックコンパスの画像(目標三本松〜ってやってるアレです)の訓練が、ちょうど地図判読の訓練ですね。ちなみに、そのシーンで「この道通れるのか」と言っていますが、障害物があった場合などは平行に移動したり、平地でない場合は角度などを計算することもあります。
分隊長の田中ではなく、お前が分隊長をしている分隊という意味だと思います。逆にあそこで分隊長の○○なら、会話としておかしいです。