◆前回のあらすじ◆
小付になって忙しい日々を送る近藤はこのままではいけないと考え、113小隊の1学年を集めミーティングを行う事にします。近藤はまず『中期の呼び出しは前期のような理不尽の指導ではない』ことを説明。そして、特に呼び出しの多い沖田、谷、原田、東堂に対し、個別の指導を行っていきます。そして、皆に協力してほしいと頭を下げてお願いします。113小隊の仲間たちは近藤の指導を受け入れ、今後は呼び出しが減るように協力していってくれると約束してくれるのでした。
それからは呼び出しがだいぶ減るようになり、近藤にも余裕が出てきました。ところが、食堂で平山と話をしたところ、平山は防大を辞める考えでいるという事を知るのでした。
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◆あおざくら◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
8巻(68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話)
9巻(78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話)
10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
あらすじ
防大を辞めるつもりだと言い残して食堂を去っていく平山。それを聞いて、前期同部屋のみんなは驚きます。平山が辞めるだなんて考えてもみなかったからです。
次の日、時間を作った近藤が平山の部屋を訪ねて『何故、防大を辞めるのか』を聞いてみます。平山が防大を辞めろうと考えた理由は『同世代の人たちとのギャップ』でした。他の同世代のみんながサークル活動をしたり、バイトをしたりして色々な経験を積んでいるのを知ってとても羨ましく感じたのです。
そして、何より、平山は好きな人の側にいてあげたいと考えました。それが防大を辞める決心につながったのです。
休養日、前期同部屋のみんなが集まって、平山に防大を辞めないように説得します。苦しい前期を一緒に乗り越えて来た仲間である平山に防大を辞めてほしくはないのです。これからも他では体験できないようなイベントがあるからそれからでも遅くないと説得します。
そんな皆とは反して、近藤は『平山は防大を辞めた方がいいと思っている』と伝えるのでした。
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◆感想◆
平山の地元の仲間
いや、派手すぎでしょう。こんなに派手な同世代なんてなかなかいませんよ。バンドをやっている東堂の仲間の雰囲気ですよ、これは。
作者さん的には『防大と一般大学の違い』を強調したかったってことなのだと思われますが、わかりやすくするために派手にしすぎちゃったのかなと思いました。それとも東京近辺ではこれが当たり前なのかな?
平山の彼女と防大を辞めたい理由
つまり、夏休みに地元に戻って、改めて彼女と離れて過ごすのは嫌だなと。そばにいたいなと感じたという事のようです。
まぁそれならそれで仕方がないかなと個人的には思いました。
久しぶりの松平先輩
対番の松平先輩が登場ですが、この作品では松平先輩の活躍があまり見られませんね。というか、一学年にとっての対番がどういった存在なのか、表現しきれていないのではと感じています。というか、私にはいまいちよくわかりませんでした。『近藤2学年編』でじっくりやるんでしょうかねぇ。
松平先輩が1学年だった時、防大を辞めそうな同期の仲間がいて、松平先輩はこのように説得したとのことですが・・・・・・・、
近藤
『オレはタダで勉強ができて金を貰えるから』
『防大を選びました』
と言いたげな近藤の表情です。
松平先輩、おちゃらけていますがなかなか立派な志があるようです。対して近藤は、現時点でもハッキリとした答えを持ち合わせていないようにも思えます。
これからの防大予定
東堂のおかげで、これからの防大の日程が大まかにわかりました。『秋期定期訓練』と『開校祭』だそうです。『カッター』は2学年ですからまだ先ですよね。
◆秋季定期訓練
平成27年10月20日(火)~平成27年10月23日(金)
http://blog.livedoor.jp/kazumasu110/archives/1005079973.html
◆開校祭
平成29年11月11日(土) – 11月12日(日)
http://event-checker.blog.so-net.ne.jp/boueidai-festival2014
◆カッター競技会
2学年4月下旬
https://www.deep-deep.jp/blog_president/?p=172
何となく、雰囲気だけはつかめました。
とりあえず『土方問題』の落としどころをどこにするのかってところですよね。その後『秋季定期訓練』そして『開校祭』があって、少し落ち着いて中期は終わりってことかと思われます。
平山は自衛官に向いてなかったのかも
そうなってきますよねぇ。
『好きな人の側にいたい』という考えでは、将来、自衛官の職務をやっていけないと思うんですよね。沖田の父親は数ヶ月くらい家に帰ってこないような雰囲気ですし。『好きな人の側にいたい』とか『家族の側にいたい』などという考えがある人には自衛官は務まらないように思えます。
ある意味、土方の『ダメな奴は防大を辞めた方がいい』というのは極論ではありますが、間違ってはいないのかもしれません。『ダメな奴』というか『志しが無い者』って感じでしょうか。沖田はダメだと思いますが、どんなにしごかれても頑張るという覚悟があるのは立派だと思います。覚悟も根性もあるので、今はダメでも将来立派な自衛官になれるのではと。
サンデー、マガジン更新作品
当ブログにて毎週水曜日に更新している4作品です。
◆ダイヤのA act2
https://mangakansou.xyz/ダイヤのAact2
◆メジャー2nd
https://mangakansou.xyz/メジャー2nd
◆双亡亭壊すべし
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◆あおざくら
https://mangakansou.xyz/あおざくら
よければご一緒にどうぞ。
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ポイントは「自分で決める」でしょうか。
同級生の仲間としての止める気持ちは解るのですが、このまま周囲の意見で居座り仲間に依存してやっていくのか
それと引っ掛かるのが冒頭の「辞める為には中指~の面談があって認められれば退校を命じられる」の台詞
つまり本人の話を聞いた人は順にこの決定を出して上に打診する。
これだと、土方のやってた「ささやき」は悪意とかではなく中心に立つ者の大事な役目なのか?
すると近藤に行った退校者を出さないは何を試してるのか?
また来週が楽しみです。
中期のイベントは
水泳競技会
秋定訓(富士)
今年なら航空観閲式
演劇祭
開校祭
勤労感謝の日
隊歌コンクール
ってところですかね
中期になると対番とあまり絡まなくなることもありますねー