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◆あおざくら◆

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最新『あおざくら~防衛大学校物語~』

少林寺拳法への誘い

毎週月曜日に行われる容儀点検。

先輩たちにより、服装と持ち物の検査を受けるのですが、今回はなぜか、体を念入りにチェックされているようでした。

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その人は週番の4学年の大久保さん。

どうやら近藤に対して前々から一目置いていたようで、自分が所属している校友会(クラブ)の『少林寺拳法』へ勧誘してきました。

しかし、近藤はまだ検討中ということで、先輩のお誘いを断ります。

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校友会をどこにするか?

授業の後、皆は『校友会』をどうするか、という話をします。

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沖田は高校時代、意外や意外、アメリカンフットボールをしていたようでした。

そして近藤は・・・『図書委員』でした。つまりは部活をやっていない帰宅部でした。

サカキ部屋長も気に掛ける校友会

夜、サカキ部屋長からも『校友会をどうするか』を聞かれます。

1学年たちは『高校時代にやっていた部活』を考えていることを部屋長に伝えますが、部屋長によると、防大は運動部に入ることが必須であり、文化部に入りたいのであれば掛け持ちになる、とのことでした。

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短艇委員会の勧誘

そこへ『短艇委員会』の人たちが部屋にやってきます。自分たちのことを一学年たちに紹介するためやって来たのです。

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『船が、ある!!』

『救命艇、連絡艇として用いられてきた短艇!』
『すなわちカッターボートを極めるため』
『短艇委員会に入ろう!!』

『つい先日行われた2学年の』
『カッター競技会は感動しただろう!!』

『あの感動を毎日味わいたくないか!!』
『協力する喜びを実感できる』
『船の世界に是非!』

この演舞をみて、沖田は短艇委員会に興味を持ちます。海が好きであり、親が海自で自分も志望しているからです。

これはチャンスだと思った短艇委員会たち。

もうひと押しと、体験入部に誘います。

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かなり乗り気の沖田。明日、体験入部に行くことになりました。

校友会の活動を見学

翌日、沖田は短艇委員会の方へ体験入部に行きました。

武井、平山、原田は呼び出しと反省文をやらされています。

残った近藤と東堂は、校友会の見学に行くことにします。

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サブ長がやっているラグビー部。サブ長の気合に、みているだけで圧倒されてしまいます。

近藤は勉強と両立できる校友会を希望。

東堂も軽音でギターをやっているので手首を痛めたくはありません。体を酷使しないような運動部を望んでいます。

次に見に行ったのは、部屋長の剣道部。

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ガラス越しにコッソリ覗いていた2人ですが見つかってしまいます。

部屋長に『勉強と両立できる校友会』を希望していることを話すと、激怒されます。『そんなのは当たり前の事だ』と。

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『防大生らしく魂燃やして挑める』
『校友会を選べ!!』

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ドジ踏んで先輩の呼び出しを受ける

部屋長の言うことももっともであるため、2人は本気で取り組める校友会を考え始めます。

とは言っても、良いものが思い浮かびません。

東堂は自分の上対番に相談しに行くことにしました。

近藤は一人部屋に戻りつつ、自分の上対番である松平先輩の校友会はなんなんだろうと物思いにふけり始めます。

ボーっとしていたため、先輩が歩いてきていることに気が付かず、挨拶するのを忘れます。

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『たるんどる!!』
『第3大隊310号室の山岡まで来い!』

呼び出しを受けてしまいます。

サカキ部屋長も気に掛ける校友会

コンコンコン

『入れぇ!』

『入ります!!』

『声が小せぇなぁありんこかテメェは!』
『やり直せーーー!!』

『なんだその回れ右は!』
『おじぎは10°だろ!』
『キレッキレで動け!』

部屋の入り口で厳しい指導を受けている最中、近藤はその部屋の別の先輩とぶつかり、対面します。

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厳しく叱責されるのではなく、何故か優しく襟章を直してくれるその先輩。

今までの防大では考えられない先輩の対応に、近藤は驚きを隠せませんでした。

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◆感想◆

同じ部屋の2人の名前がわかりましたのでご紹介。

太っている方が『平山』で痩せている方が『東堂』です。東堂は前話で名前出ていましたけどねぇ。

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これで大まかなキャラの名前がハッキリとしました。

今回の話は『校友会』。

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校友会は防大でも重要な位置づけのようなので、今後、話として多く登場する分野なのかもしれませんね。

ちょっと文字がつぶれていて見にくいですが、拡大するとこんな感じ。

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ある意味、肉体的に最も楽そうだなと思えたのは・・・・・『パラシュート部』かな(笑。まぁ、色々と肉体的なトレーニングもやるとは思いますけどね。

確か自衛隊でパラシュート部隊は特別手当で数万円もらえると聞いたような。ある意味、最も近藤に向いているのはこれかなぁとも思えます。

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