◆前回のあらすじ◆
校友会の練習ために防大に戻った近藤。いよいよ儀仗隊の夏合宿が始まります。訓練は『銃を投げてキャッチする』『同じ姿勢のまま動かない』『腕立ての姿勢のまま動かない』というもの。銃は4kgと重い物であるため突き指とは切っても切れない付き合いとなります。そして今回行われた同じ姿勢のままを保つ『不動の練習』は、動くことよりも動かなことの方がよほどきついという筋トレでした。
2年の先輩から部屋に忘れ物を取りに行ってほしいと頼まれ、近藤は114号室へむかいます。すると部屋の扉の前に1年の谷が立ち尽くしています。中にいる人物を警戒しているようでしたが近藤は急いでいたため気にせず戸を叩き部屋の中へ。するとそこには同じ1年の土方がいました。土方から先輩の薬を受け取った近藤は谷と一緒に部屋を出ます。近藤には、なぜ谷が部屋に入りにくかったのか、その理由がわかりませんでした。
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◆あおざくら◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
8巻(68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話)
9巻(78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話)
10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
儀仗隊の食事会
勝田
『本日は合宿初日という事でこの席を設けた!』
『熱さで他の校友会に負けないよう頑張ろう!』
食事会にて、近藤は先輩に校友会で感じている疑問を聞いてみます。
近藤
『校友会は学生舎の厳しい世界と違って』
『普通と言うか上下関係も含めて』
『そこらへんソフトというか・・・』
清川
『学生舎生活はあえて言えば強制的なもので』
『それに対して校友会は自発的なものだから、かな』
清川
『もちろん自発的だから楽ってわけじゃない』
『自分で選んだ道で努力を怠るわけにはいかない』
『まぁぶっちゃけ学生舎生活だけだったら辛すぎるってのもある』
(副隊長)高橋
『そして我らはタダの校友会ではない』
『防大の顔として誇りをもって取り組まなくてはならない』
『オレたちの代で史上最高のドリル見せてやろうぜー!』
全員
『おーーーー!!』
応援団リーダー部
(応援団團頭)岡田
『拳立てぇっ!!』
『アゴにつくまで!』
拳で地面をつき、そのままの状態での腕立て伏せ。原田は拳が痛くて顔が歪みます。
岡田
『それで人の心に届くかぁ!?』
『練習でできないことが本番でできるとでも思ってるのか!?』
『まだまだ遠い! 遠すぎるぞ!!』
『では次は』
『「走れるところまで走る」だ!』
原田
『うおおおおお!!』
原田は必死になって全力疾走!
それを、土方は室内から眺めていました。そして、原田だけでなく、他の一学年たちも。
中でも近藤が気になります。
土方
『やはり、近藤君ぐらいかな・・・』
そんな中、平山がうつむいてため息をついていることに土方は気が付きます。
土方は帽子をかぶり、外に出て平山に声をかけます。
土方
『よう、平山。どうしたの?』
平山
『あ・・・土方くん・・・・・』
中期同部屋
儀仗隊の練習。1年生たちもだいぶうまくなってきました。
勝田
『いいぞオマエらー!!』
『この短期間で見違えたぞ!!』
『午後は一四○○から始めるぞ!』
休憩に向かう際、近藤は平山と土方が何かを話していることに気が付きます。
話を終え、近藤の方に向かってくる土方。
土方
『やあ近藤君』
近藤
『よう土方、平山と何か?』
土方
『いや、たいしたことじゃないさ』
近藤
『オマエ、防大に寝泊まりしてんだって? 辛くないか?』
『聞いたらアメフト部、合宿まだ見たいじゃないか』
土方
『んーまぁ、慣れれば快適だよ』
『・・・そうそう』
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◆感想◆
作者『この漫画はムサイ作品ではありません』
最近、女性キャラを表紙絵に使うことが多くなってきているように思えます。作者さんの心の声が聞こえてきそうです。
儀仗隊のキャラ達
近藤が儀仗隊に入ったものの、なかなかストーリーに絡んでこなかったためよくわかりませんでしたが、やっと色々なキャラが出てきました。その分、私自身が『・・・あれ、このキャラ誰だっけ?』って悩むことが多くなるんですよ。そのうちキャラの整理をやり直さなければいけませんねぇ・・・・・と独り言です。
それはそうと『熱さで他の校友会に負けないよう・・・』ってのがやっぱ凄いですね。夏ですから『暑さに負けないよう』とするのが普通だと思えるのですが『熱さで負けないよう』ですからねぇ。まだまだ『熱く』頑張っていく考えのようです、恐ろしい(笑)。
坂木部屋長の恐怖
右端で近藤と一緒に驚いているのは2年の先輩ですよね? 2年の先輩から見てもサカキ部屋長は恐ろしい存在のようです。
というか、もう『部屋長』ではなくなってましたね。新しい呼び方を検討しなければいけません。
地獄の原田
さすが最もキツイと言われる応援団リーダー部です。眼がシャレにならんと語っております。
私事で恐縮ですが、4ヶ月後の11月12日に行われる福岡マラソンに出場することになりました。42.195kmのフルマラソンです。身体を動かす仕事ではない為、なまってしまっています。原田や防大の皆さんに負けないよう、しっかりと走り込んでフルマラソンに挑戦してみようと思います。
ターゲット、ロックオン!!
これは・・・生態系ピラミッドの頂点に君臨する絶対的捕食者の眼だ!!
というか、作者さんは一体、土方をどういった扱いにするつもりで考えているのか!? 今の雰囲気では100%同性愛にしか見えません。そういった雰囲気を出しつつ、実は違うという流れなのか?
土方は何やら平山に目を付けましたね。前話で書きましたが平山は新選組で言うところの『副長助勤』となっていました。『副長』は土方なわけですし、意外にも、これから平山の活躍の場が多くなるってことなのかもしれません。
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>新しい呼び方を検討しなければいけません。
学生小隊長を打診された、って話があったから、小隊長じゃね?
もっとも、話の都合上、相変わらず近藤(&土方)の部屋の部屋長かもしれんが。
今回の話についてではありませんが。
草場道輝先生の「第九の波濤」がこちらと似た展開になってきて、
ライバル意識を持ってしまいます。
どこかで違う展開になっていくとは思いますが、
票を食い合ってこちらが負けるような事態には
なってほしくないですね。
同誌の某大学漫画
キャラからなにから全くつまらないからどうでもいいです。
この漫画は面白いのであんなもの気にしないで進んで欲しいです。
食事会の風景ですが、多くの人物が箸を持つとき、中ほどより先端側を持っています。ヘルウイーク開けの焼き肉会や近藤食堂のお別れ会でも同じです。あのような持ち方では、食べ物を箸で挟みにくくなる。作者も食事の時、箸の持ち方は絵の通りなんでしょうかね。重箱の隅をつつくどうでもいいようなことですが、気になりました。
武井、水泳部だったんか…
ホントですね。眼鏡かけてないですし、谷の方に目が行ってたので気が付きませんでした。
防衛大で上級生を呼ぶ時は○○さんと呼びますよ
馬越さんは同じ113小隊ですから、坂木小隊学生長のことはよーく知ってるでしょう。