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最新『あおざくら~防衛大学校物語~』

原田の脱柵

夜中、トイレに行って戻ってきても、ベットには原田がいません。

これはやばいと思った近藤は、慌ててサカキ部屋長を起こします。

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緊急かと思い慌てて飛び起きるサカキ部屋長。

事態を聞いたサカキはベットの温度、自習室、書き置きがないかなどをチェック。

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原田が防衛大学校から逃げ出したと結論付けます。

逃げたらどうなるのか?

逃げたらどうなるのかと質問する近藤に、サカキは説明します。

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かなりの大事になってしまうようです。

原田は逃げ出すようなタマじゃない!

近藤は、原田の身の上を心配します。

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近藤はサカキ部屋長を止めます。

このままでは、脱柵で原田が大変なことになってしまうからです。

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しかし、サカキはそういう意味で言ったわけではありませんでした。

『そうならねぇよう』
『「オレ達で探しに行くぞ」』

という意味だったのです。

しかし、知ってしまった以上、上に報告する義務があります。

そこでサカキ部屋長は近藤に『15分』の時間を言い渡します。それまでに見つからなければ中指(中隊指導教官)に報告すると。

近藤の予想脱柵経路

15分の時間を言い渡された近藤は、急いで原田を探しに走ります。

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最悪の事態はない

サカキ部屋長は1~4階までの舎内をチェックします。

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誰もいないことを確認し、とりあえず最悪の事態は避けることはできたと安堵します。

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森の中で原田を発見

おそらく原田が逃げるために通ったであろうと思われる森の中を近藤は走ります。

いました!

近藤はスマホでサカキ部屋長に連絡。

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そして、何事もなかったかのように、原田に柔らかく話しかけます。

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しかし、逃げ出す原田。

近藤は飛びついて止めようとしますが、原田の肘が顔面に直撃してしまいました。

原田を説得する近藤

『本当に逃げる気かよ』
『どうしてだよ、原田・・・』

『原田は夢があんだろ』
『PKOで海外のみんなのために働きたいって』
『しっかりした夢が・・・・・!』

そういう近藤に、原田は自分の考えを伝えます。

『できるわけなかったんだよ・・・』
『オレ英語あんまりできないし』
『TOEICでもひでぇもんだし・・・』

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『これ以上、迷惑かけたくない!!』
『巻き込むことにもう耐えられないんだ!』
『みんなも俺がいない方が・・・・・』

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『夢があるんだろ!』
『目標があるんだろ!』
『だったら、歯ぁくいしばれよ!!』

『オレは・・・』
『夢も目標もまだ決まってないんだよ』

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『その姿を・・・』
『オレは見たい』

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『近藤・・・・・』
『・・・・・ありがとう。』

近藤の説得に、心を打たれる原田でした。

◆感想◆

原田の脱柵回でしたが、何とか回避できた・・・・・でいいんでしょうかねぇ?

とりあえず、サカキ部屋長も穏便にすましてくれそうですし、これを機に、皆で防衛大学校での生活を何とか協力し合って乗り越えて行っていただきたいものです。

俊敏に起きるサカキ部屋長

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高校卒業後に自衛隊に入った友人が、『いきなり深夜に緊急事態で起こされるという訓練もある』と言っていたように思います。

2学年以上になると、そういった訓練も始まるのかもしれませんね。

やっぱ・・・ジ●ツですよね・・・?

舎内をチェックして最悪の事態ではないことに安堵するサカキ部屋長。

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やっぱ最悪の事態と言ったら『ジサ●』なんでしょうね。

自分の職場(工場内)でも、人気のない機械室で自殺をするという話を聞いたことがあります。

あまり追い込みすぎてもいけないってことなんでしょうね。

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