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◆あおざくら◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
8巻(68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話)
9巻(78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話)
10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
カッター競技会の応援練習
二学年のカッター競技会が行われます。
一学年は、着工日から二学年の対番の先輩たちからお世話になっています。
今回、二学年の晴れの舞台ということで、一学年たちは、全力で応援の練習に挑みます!
しかし、原田は、心ここにあらずといった状況。
近藤は、サカキ部屋長が言っていたことを思い出します。
『いいか、原田を・・・・・』
『孤立させんじゃねぇぞ・・・・・』
カッター競技会とは
入校式後、近藤の対番である松平先輩は、ほとんど近藤のもとへ現れなくなっていました。
一年間、鍛え上げられてきた二学年の先輩たちでさえもボロボロになってしまうのが『カッター』です。
その集大成となる、カッター競技会が、いよいよ始まります!!
カッター競技会、開催!!
参加している二学年だけでなく、全ての学年の生徒たちも、気合を入れて応援に回ります。
お互い、気合を入れるために水をかけ合います。
もちろん、先輩にかけても問題ありません!
『防大生たるもの何事も全力で行うものだ!』
『応援も全力だ! 声出せ! 気合を入れろ!!』
『ジャンジャンかけてくれー!!』
気合前回の西脇サブ長に対して、サカキ部屋長はクールです。
みんながお祭り騒ぎのこの状況でも、原田は一人、うつむいていました。
西脇サブ長のもとへ連絡が入ります。
何と、松平先輩を含む11クルーが決勝に進出です!!
皆は、さらに気合を入れて応援しました。
あと一年この生活・・・・・
カッター競技会も終わり、徒歩で防衛大学校へ帰ります。
皆が楽しそうに話をしている中、原田は下を向いて、最後尾を歩いていました。
近藤は気を使い、原田に話しかけます。
武井の情報によると、二学年のカッター競技会が終わると、二学年は色々なことが自由にできるようになります。
私服で外出できたり、先輩からの呼び出しもなくなったり。
その話を聞いて、原田はポツリ・・・・・
『あと一年、この生活か・・・・・』
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感無量の松平先輩
優勝したのは23クルー。
大喜びです。
11クルーは準優勝ではありましたが、松平先輩も喜んでいます。
『一年・・・長かったなぁ・・・・・』
松平先輩は涙を流して喜びます。よほど辛い生活だったのでしょう。
(PX:防衛大学校内の売店のこと)
原田がいない・・・・・!?
松平先輩のおごりということで、ついついジュースを飲みすぎてしまった近藤。
夜、トイレで目が覚めてしまいました。
ふと見ると、原田がベットにいません。
同じくトイレかなと思う近藤。
トイレに行きますが、誰もいません。個室にもいないようです。
入れ違いになってしまったのかなと思う近藤。
部屋に戻ってみると、まだ原田は戻ってきていませんでした。
◆感想◆
原田が・・・脱走・・・!?
いえ、脱走という表現もおかしいような気もしますが、いなくなってしまいましたねぇ。初日で防衛大学校を辞めてしまった男のことを思い出します。
まず、近藤は原田の荷物を確認するはずです。
荷物が無くなっているようなら、皆が寝たのを見計らって学校を出て行ってしまった可能性がありますよね。というか、そうなると確定ですよね。
荷物が残っており、単に外の空気を吸いに行っているだけなら・・・・・、まだまだ励ますだけの時間は残っているはずです。
頼むぞ、近藤学生!
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