◆前回のあらすじ◆
原田が應援團リーダー部に入ることを検討していると聞き、取り乱す松平先輩。いかに應援團リーダー部が大変であるかを説きます。
それでも、男を磨くためにはとても素晴らしいところだと思った原田は、應援團リーダー部へ入ることを決意するのでした。
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◆あおざくら◆
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3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
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今日は手当支給日
地獄のような日々を送ってきた一学年たちにとって初めての手当支給日です。
沖田もお金を下ろし、何に使おうかと考えながら心ときめかせます。
そのようなことを考えながら歩いていると、ものすごいオーラを放つ近藤が、沖田のことを待ち構えるかの如く睨んでいました。
何だかよくわからない為、近藤を避け走り去ろうとする沖田ですが、何故か近藤は自分を追いかけてきます。
『逃げんな沖田ァーーー!!』
恐怖のあまり、全力で逃げ出す沖田でした。
金払え!!
慌てて部屋へ逃げかえって来た沖田。
もちろん、近藤も追って入ってきます。
近藤は沖田にお金を要求します。
『反省文の手伝い』、『プレスの手伝い』などを行った時の料金です。
沖田はそれは冗談でお金を要求していると思っていました。
もちろん、近藤は真剣です。執拗にお金を要求する近藤ですが、沖田は断ります。
原田にもノートを写させてあげた時の料金を要求しますが、原田も手持ちはもうあまりありません。原田は同額のカップラーメンでどうにかならないかとお願いするのでした。
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同期が金の貸し借りで揉めるな!
その話を隣で聞いていたサブ長が怒り出します。金のことで揉めるなど防大生として恥ずかしいと。
しかし、近藤も約束だからと必死に食い下がります。
『同期同士が金の貸し借りで揉めるなど言語道断!』
『その根性、たたき直してやる!!』
明日の土曜日、近藤はサブ長にどこかへ連れていかれることになりました。
ボランティアで清らかな心を学べ
サブ長が連れて行ったのはゴミ拾いのボランティア。
しかし、近藤はアルミ缶による収入の方が気になって頭がいっぱいです。
次に連れていかれたのは、公園の花の種まきの手伝い。
しかし、近藤は花の販売に頭が行きます。
最後に来たのは募金活動。
しかし、近藤は親の店の魚定食の料金や、募金の振込手数料などの問題の方が気がかりであることをサブ長に伝えるのでした。
サブ長は金のことばかりにこだわる近藤に、あきれ果ててしまうのでした。
金に執着するな
ボランティアの後に寿司屋に連れて来てくれたサブ長。
家庭の事情もあるからわからんでもないが、あまり金に執着するなと近藤に説くのでした。
優しさを金で買ったみたいな気がして
次の日。
サブ長の言い分はわかるものの、約束は約束でお金を受け取りたい近藤は、沖田からお金を回収する気満々でやってきます。
部屋に入ると、乾燥室に干してあったはずの近藤の作業着や服がプレスされておかれてありました。
どうやら沖田が早めに来て、近藤の服のプレスや、取れそうな名札の縫い直し作業をしていたのです。
近藤は、これでは足りないし、約束は約束だというものの、出世払いでこういった返し方でも構わないと答えるのでした。
◆感想◆
サブ長、やさしいなぁ(笑)。こんなに面倒見のいい先輩に恵まれて、近藤はありがたいと思わないとダメですよねぇ。寿司も自分は食べずに近藤にすすめてますし。
そして、困った表情のサブ長は可愛い(笑)。
それにしても、近藤のこの圧倒的なオーラは何でしょうかねぇ。
これは上級生の風格ですよ。サカキ部屋長をも凌駕しているかの如くです。
そして、校友会の武具は自分で買わないといけないんですねぇ。剣道の防具は高いイメージがあるので、置いてあるものを使いまわしていると思ってました。
調べてると、防具一式は6万円くらいするようです。
http://www.kendo-beginner.info/page04.html
手取り8万円から出すとなると、もうほとんど飛んじゃいそうです。近藤の儀仗隊はいくらくらいかかるんでしょうかねぇ。気になるところです。
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