◆前回のあらすじ◆
いつになくイライラがマックスのサカキ部屋長。何故か近藤一人が休養日に付き合うよう言い渡されます。
休養日、ファミレスでおごられながら儀仗隊での状況を聞いてくるサカキ部屋長。
どうやら妹（乙女）と携帯でやりとりしていたにもかかわらず返事が来ないというのがイライラの原因だったようでした。
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◆あおざくら◆
１巻（１話・２話・３話・４話・５話・６話・７話）
２巻（８話・９話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話）
３巻（18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話）
４巻（28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話）
５巻（38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話）
６巻（48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話）
７巻（58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話）
８巻（68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話）
９巻（78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話）
10巻（88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話）
防大生たちの楽しみ
朝から晩まで分刻みの忙しい日常を送っている防大生たち。
そんな彼らにとっての楽しみの一つが休養日に外で食べる食事です。
食べ放題は元を取ろう
上級生がいない同期だけの飯会。
皆がそんな幸せな時間に浸っている中、近藤だけが別のテンションで食事に挑んでいました。
実家が飲食店の近藤は、肉の何が高いのか、何が安いのかを熟知していました。
カルビは肉の中で最も原価が安いのです。高いのは『タン』や『豚トロ』で、カルビの３倍もの原価なのです。
ここの食べ放題は２０００円です。肉１ｇ１円ほどとして、元を取るには２ｋｇは食べなければいけません。
近藤は皆に損してほしくはないのです。
元を取るため必死に食べ続ける近藤。
しかし、そろそろ帰らなければいけない時間になってしまいました。
近藤は、引きずられながら店を後にするのでした。
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武井は一人、地元の仲間と飲み会
同部屋の動機と食べていた近藤達とは別行動で、武井は一人、地元の仲間と焼き鳥屋に来ていました。
武井は、地元の仲間に防大の同期たちの事を話します。
武井はもともと東大にも行けるくらい頭がよかったため、仲間からも尊敬されています。
煽てられて得意げになる武井は、現在２０時１０分であることを確認し、もう少し大丈夫かなと話を続けるのでした。
防大に戻った近藤達
近藤達は電車に乗って、防大に戻ってきました。
２１時を回っていたようで、点呼１時間前に戻らなかったことをサカキ部屋長は注意します。
部屋長は武井がいないことに気が付きます。
単独行動で、まだ戻ってきていないことをしり、すぐ戻るよう連絡を入れさせますが、武井は携帯を切っているようで、留守電になってしまうのでした。
食べ放題は元を取ろう
仲間たちと楽しい時間を過ごす武井。
今何時だろうと時間を確認すると・・・・・２１時４７分！？
アラームをセットしていたのですが、スマホの電源が切れてしまっていたのです。
慌てて外に飛び出しタクシーを拾います。
２２時まで後１０分ほどしかありません。タクシーなら約２０分の位置。急げば１５分・・・いや１０分でつかなければ間に合いません。
必死にタクシーを飛ばしてもらうのでした。
服務事故
武井が戻ってこない為、サカキ部屋長は当直幹部（当直中の指導教官）に報告を入れます。
点呼は２２時１０分。それに間に合えばギリギリセーフですが、間に合わなければ『服務事故』になってしまうのです。
しかし、部屋長とサブ長の様子を見て、とても腕立てで済むような状況ではないと感じるのでした。
◆感想◆
今回は珍しく武井回となりました。
ちょっと天狗気味な武井ですが、ここまで決定的なミスらしいものが無かったんですけどねぇ。今回はかなり大きなミスをやらかしてしまったようです。
『服務事故』ってどういうことかなと調べてみますと・・・・・『”服務”とは職員が職務に服する場合に守らなければならない義務や規律のこと』と書かれてありましたねぇ。正確なことはよくわかりませんでしたが、いるべき時間にいないということは、原田の脱柵なみにやばいのではないかなぁと感じてしまいます。
とりあえず、時間的に２２時１０分にはギリギリ間に合いそうな気はします。
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