◆前回のあらすじ◆
休養日、22時10分の点呼に間に合わなかった武井は『服務事故』として報告されます。しかし、何とか点呼が終わる前に到着したため、ギリギリ間に合うことが出来ました。
しかし、このことで部屋長達は自分たちの指導が甘すぎたことを痛感します。もっと厳しくして高校生気分から脱却させなければいけないと。
そして、松平先輩も憐れむ『地獄週間』が始まってしまうのでした。
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◆あおざくら◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
8巻(68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話)
9巻(78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話)
10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
ヘルウィークの始まり
武井の帰校遅延が原因で一から鍛え直すための『ヘルウィーク(地獄週間)』が宣言されます。、
まず手始めに腕立て30回!!
『おっと・・・待て、武井。』
何故か腕立てを免除される武井。
一学年全員が腕立てをやらされている中、武井は呆然とその場に立ち尽くすのでした。
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罰を免除され続ける武井
次の日の朝の点呼後、部屋に戻ってくると『台風』で部屋が荒らされてしまっていました。
どうやら自分たちだけでなく、同じ中隊の一学年全員がやられているようでした。
急いで部屋を整理する近藤たち。
しかし、なぜか武井のもちものだけ台風の被害にあっていません。
その後、掃除の時間。
上級生に磨き方を注意され、スクワット10回の罰を受けることになります。
しかし・・・ここでも武井はスクワットを免除されるのでした。
食堂での言い争い
色々あって、朝食をゆっくり食べる時間もありません。
皆が急いで食事を口に詰め込む中、武井は口を滑らせてしまいます。
『フン! 下品極まりないな。』
『もっと防大生らしく気品をもったらどうだ?』
自分はできているから罰を受けていないんだと主張する武井。
東堂は武井に、帰校遅延で皆に迷惑をかけたことを謝るべきではないのかと問い詰めますが、武井はそれを拒否します。
このことで、東堂と武井の間に大きな亀裂が入ってしまいます。
そして、食堂で周りにいた一学年たちも不快に感じるのでした。
『同期を孤立させるな』
怒った東堂は食事の終わった皆を引き連れてプレスしに戻ります。
しかし、近藤はサカキ部屋長が言っていた『同期を孤立させるな』という言葉を思い出し、武井の元へ残ります。
武井は自分は一人でやれているから関係のない話だと強がり、『時は金なり』だろうと、近藤に戻るよう促します。
素直になれない武井は、近藤の言葉を受け入れることはできませんでした。
『武井のヤツ、なんとかしてやめさせられねぇかな』
部屋に戻るとまた台風でメチャクチャになってしまっていました。
そして、また何故か武井の持ち物だけ無事です。
乾燥室に洗濯物を取りに行く近藤。沖田と原田の分も一緒に持ってきてあげることになりました。無料で。
乾燥室では、何やら穏やかではない会話がなされていました・・・・・。
◆感想◆
ヘルウィークが始まりましたねぇ。何やら入校式の頃を思い出す事態です。
そして、自分のせいで皆が厳しい罰を受けているのに、自分は一切罰を受けずに、それを見ているだけという状況にさせられています。これ結構、精神的に応えますよ。
上級生的には
『自分のミスで仲間に迷惑をかけてしまう』
『仲間の大事さを学べ』
くらいの意味合いで、今回のような指導を行っているのではないかなと思います。
武井も自分が悪いということはわかっていると思うのですが、なかなか素直になれないでいるんでしょうね。武井は、一皮向けなければいけない重要な岐路に立たされているように思えますねぇ。
◆お知らせ◆
近頃はこちらの都合でブログ運営を思うようにできず、更新が遅れてしまう事態が多々発生しております。
そこで、近々、別の方に依頼して、ブログ更新をお願いしていく形に変えていく予定です。
書いている者が変わるため、違和感を与えてしまうとは思いますが、なにとぞご了承くださいませ。
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