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◆あおざくら◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
8巻(68話・69話・70話・71話・72話・73話・74話・75話・76話・77話)
9巻(78話・79話・80話・81話・82話・83話・84話・85話・86話・87話)
10巻(88話・89話・90話・91話・92話・93話・94話・95話・96話・97話)
上級生がほとんどいない『ホテル小原台』
(夏季定期訓練中)
(二学年以上は要員ごとに別れて訓練を行う)
(そのメインとなるのが)
(日本全国の基地・駐屯地で行われる実習と訓練)
(そのため、訓練期間中は上級生の数が減り)
(日程次第では学生舎の上級生の人数が)
(ほぼ0になる日が存在する)
(シバく者なき一学年のパラダイス)
(それが『ホテル小原台』なのである)
『上級生がいない』・・・ということで、廊下にでてみる近藤達。
近藤も試しに『上着をはだけた状態で中央ホールに行ってみる』ことに挑戦。
ところがその途中、4学年の大久保先輩とぱったり出くわしてしまいます。
怒られる・・・・・そう怯える近藤達でしたが、大久保はいたって冷静に受け答えをします。
大久保
『ああ、今日はホテル小原台だものね』
『せっかく今日は上級生が少ないんだ』
『ハメを外したってかまわないさ』
『ただ・・・外しが甘い』
『卒業生の方々はホテル小原台で』
『様々な伝説を残しているよ』
『大隊週番の自転車で廊下を走ったり』
『ベットを飛び込み台に置いて寝たり』
『それ以上の事もあったとか』
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ハメを外してみる
大久保先輩に言われたように、色々とハメを外すことに挑戦してみる近藤達。
・サカキ部屋長の机で、サカキ部屋長のモノマネ
・外で帽子を脱ぐ
・外にある74式戦車に乗ってみる
・F1でけんすいをやってみる
・弁食を部屋でノンビリ食べる
・部屋で映画鑑賞を楽しむ
好き勝手にやっている一学年たちを楽しそうに見つめる大久保先輩。急きょ、放送で容儀点検の実施を通達します。
大久保
『各自、ホテル小原台に相応しい格好で来ること!』
『伝達以上!』
ハメを外した格好で来いと言う通達です。近藤達はそれぞれおもいのままの格好で集合場所に集まります。
ところが・・・一学年の前に現れた現れた大久保先輩の姿は、一学年以上にハメを外したとんでもない格好でした。
気合が足りないと、全員やり直しに。
再度、20分後に様々な格好で集合。
大久保先輩は、一学年の格好をチェック! そして、点呼!
そして、解散。
今までにない、先輩との交流となりました。
夜、星空の下で
東堂の提案でベットを屋上に持って行きます。東堂は一晩、ここで寝るつもりです。
『明日には上級生かえってきて』
『厳しい生活に逆くもどりかぁ』
『みんなハメ外せた?』
『疲れたけどスッキリはした』
『せってーこの先』
『こんな余裕ねーんだろうし』
『ない! ない!』
『スマホで撮っておこう』
こうして、ホテル小原台の一日は終了しました。
◆感想◆
身だしなみを整えないと厳しく指導されてしまう防衛大学ですが、こういったイベント(?)のようなこともあるんですねぇ。一学年のみの特権という事でしょうか。大久保先輩も一緒にふざけていましたので、この時ばかりは一学年のみだけではなく、全学年、ある程度好き放題に行動できる一日という事なのかもしれません。
近藤がしていたゴリラの被り物は、サブ長から貰ったやつですね。まさか早々に使う機会が現れるとは(笑。
後、どうでもいいことですが、近藤の目が寄り目だったのが気になりました。
次回は、いよいよ海に出ての遠泳訓練とのことです。波もありますし、潮の流れもあるでしょうから、プールとは違う難しさがあるんでしょうねぇ。
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