◆前回のあらすじ◆

関所を通過し『北側諸国』にやってきたフリーレン達。そこで荷馬車を引く老人と出会います。崖崩れで道を通れなくなっていたのです。フリーレン達は後から来る人達も通れるよう崖崩れを直してあげます。フリーレン達はお礼に町まで案内してもらいました。そこは80年以上前に勇者ヒンメルが救ってくれた町であり、この日はそのことを祝って『解放祭』が行われていました。

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◆葬送のフリーレン◆

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5巻38話39話40話41話42話43話44話45話46話47話)◆
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7巻58話59話60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)

最新『葬送のフリーレン』

グラナト伯爵領の魔族

フリーレン達は『グラナト伯爵領』に到着。街中であるにもかかわらず、そこには『魔族』がいました。フリーレンは杖を構えて魔族を攻撃しようとしますが・・・・・警備兵たちに取り押さえられてしまいます。

何故にフリーレンはいきなり攻撃しようと思ったのか? 『周りにいる人間が食べられてしまう』と思ったんでしょうかねぇ。

そして、フリーレンは牢の中に入れられてしまいました。

まぁ、冒険者が状況を知らずに立ち寄った街でおこしてしまった善意での騒動ですから、すぐに解放されて『街から追放』ってところでしょう・・・・・と思いましたが、『禁固2~3年の刑』だそうです。

フリーレン
『思ってたより短いね』

いや、思ってたより長いですよ。知らなかったわけですから。

とは言っても、フリーレンにしてみれば『懲役2~3週間』の感覚なのかもしれません。じっくりと読書するにはいい感じの期間だと言えそうです。

【過去】『断頭台のアウラ』

80年前に魔王を倒した勇者一行でしたが、『断頭台のアウラ』という『魔王直下の大魔族、七崩賢の一人』は逃がしてしまっていました。

それが、『28年前』に力を取り戻し、この街と長い間、戦争になってしまっていたと。『28年前』と言ったら勇者が亡くなったころですね。勇者の体内に隠れていたのかな?

アウラ側が和睦を申し出た

『グラナト伯爵領』と『アウラ軍』による長きにわたる戦いでしたが、『アウラ軍』の方から『和睦』の申し出がありました。お互い無益な血は流したくはない・・・・・ということで人間側はそれを受け入れる考えのようです。

フリーレン
『悪手だね』
『魔族との対話なんて無駄な行為だ』

フリーレンは経験上『魔族は絶対悪の存在だ』と認識しているようです。

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勇者一行時代に経験した魔族の本性

【過去】ヒンメルは魔族を信じたかった

人間の娘を食べたという魔族。ヒンメルは見た目が幼かったため倒すことを躊躇します。

魔族
『痛い・・・痛いよ・・・』
『お母さん・・・』

何やら攻撃しにくい言葉を使ってきます。

フリーレンは『絶対に殺すべき』と判断していましたが、村長が『償う機会を与えてやっても・・・』と言い出します。まぁ、ヒンメルとしてもしばらく様子を見るしかないと判断します。

にしても『娘を食べた魔物』を『娘がいる村長』が引き取るとは。この村長はどこまで人がいいのか。100人いれば100人とも拒否しそうなことを受け入れてしまいましたよ。

その結果・・・・・魔族は村長を殺してしまいました。魔族と人間とでは考え方が根底から違うようです。

【過去】『言葉』をうまく利用する魔族

『痛いよ』
『お母さん』

こういった言葉を使えば人間は攻撃しにくくなることを魔族は知っていました。『魔法のような素敵な言葉』ですか。うまいこと言いますね。『こうすれば良い結果が出る』ということがわかっていれば理屈などわからなくったって人間もそうしますからね。

今回登場した『断頭台のアウラ』のしもべたち。どうやら人間を騙す気満々のようです。フリーレンが考えているように『分かり合えない』魔族のようです。果たしてフリーレンはどう動くのか!?

魔族とは分かり合えないのか?

・魔族は人間を殺す
・魔族は人間を食べる

過去の話で登場した『魔族』はこれを当たり前だと考えて生きてきました。だから『村長を殺す』という暴挙に出てしまったわけですね。でも、悪気はなかったように感じます。

魔族
『私は平穏に暮らしたい』
『私は何か選択を間違えてしまったようですね』

もし正しい教育を与えていればどうだったでしょうね? この魔族も村長を殺さなかったと思います。そしてその言葉通り『平穏な暮らし』を行っていたかもしれません。

今回の話でフリーレンは『魔族は絶対悪の存在である』と判断していることはわかりました。1000年以上生きてきたフリーレンがそう判断しているのですからそうなのでしょう。

果たしてそれを覆すような出来事はおこるのか? 最後の最後まで『魔族は絶対悪』なのか? その点も注目ですね。

サンデー、マガジン更新作品

◆ダイヤのA act2
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◆メジャー2nd
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