【ダンジョン飯】第３巻ネタバレ感想・プレビュー内容紹介

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カブルー達のパーティー、再び全滅

『宝物を入手した』と勘違いしたカブルー達は、実際は魔物である『宝虫』の奇襲にあい全滅してしまっていました。それをライオス達が発見し、通路の隅に寄せてあげていましたが、しばらくして死体回収屋たちも発見。カブルー達は生き返らせてもらいます。

『死んでいる間に宝を盗まれた』と勘違いしたカブルー達は、仲間のコボルトの嗅覚によって『別のパーティーが自分たちと接触している』ことに気が付きます。そのパーティーが宝を盗んだのだろうと判断し、追うことに。ライオス達のパーティーが『宝泥棒』だと疑われてしまいまうことになってしまいます。

地下４階にたどり着いたカブルー達でしたが、水上歩行で移動中に人魚たちの奇襲攻撃にあい、再び全滅してしまいます。

そして、再びカブルー達が全滅している場所に出くわしたライオスたち。水上で死んでしまっていたカブルー達を地上に移動させ助けてあげるのですが・・・・・。後々また誤解を受けてしまうことに！？

巨大寄生虫を生で食してしまったライオスは、一人、食中毒で苦しみ寝込んでしまいます。その間、マルシルは皆に『魔法学校時代のファリンとの思い出』を語り始めます。

マルシルは魔法学校の優等生でした。そしてファリンは落ちこぼれの生徒でした。ところが、精霊の繁殖実験でファリンはマルシルよりも優れた結果を出したのです。その事実に驚いたマルシルは、ファリンにその理由を教えてもらいます。

ファリンがマルシルを連れてきたのは『本物のダンジョン』でした。ファリンは授業をサボって学校の外にあるダンジョンへ頻繁にやってきていたのです。本でしか学んでこなかったマルシルにとって、このダンジョンで見聞きしたものはとても新鮮なものでした。

このことをきっかけに、マルシルとファリンは仲の良い友達になったのです。

マルシルがお湯を湖に捨てたところ、水の中には『水の精霊ウィンディーネ』がいました。大っ嫌いなお湯をかけられて激怒するウィンディーネは、マルシルに襲い掛かり戦闘になってしまいます。

マルシルは命からがら逃げきることができたものの、強敵であるウィンディーネの攻撃を受けてしまい大怪我を負ってしまいました。しかも、戦闘で魔力を完全に使い切ってしまい、自分の怪我を回復することもできません。

そんなライオス達の元に、別のパーティーがやってきます。それは、以前ライオスの仲間だった『ナマリ』と、ナマリが現在所属しているタンス夫妻のパーティーでした。

タンスはマルシルの怪我を治してあげる条件として、ライオス達に自分たちが行っている『古代呪術の調査』に協力するよう求めます。ライオスとセンシはタンスの調査に協力することになります。

タンスに怪我を治してもらったマルシル。しかし、魔力切れはどうすることもできません。そこでマルシルは『ウィンディーネを捕まえて飲む』という方法をライオスに提案。水の精霊であるウィンディーネは魔力を食べて生きているため、飲めば魔力回復につながるというのです。

ウィンディーネを捕らえるのは至難と思われましたが、センシが使っている鍋はウィンディーネの強力な攻撃にも耐えうる『アダマント』という特殊合金によるものでした。ライオスたちはこの鍋でウィンディーネを挟み込み、何とか捕らえることに成功します。

センシは捕らえたウィンディーネをシチューに。マルシルの魔力は無事回復し、冒険を続けることができるようになりました。

調査を終えたタンス夫妻たちは帰還魔法を使って地上へ。ライオス達はファリンを助けるため地下５階を目指します。