◆前回のあらすじ◆
ドラゴンキメラと化したファリンの背後に回り込んだカブルーは、短剣でファリンの喉を切ります。さらに、肺、肝臓、心臓を突き刺しますが・・・・・それでもファリンを倒すことはできません。しかし、大きなダメージを受けたファリンは最後に魔法でライオス達を攻撃すると、その場から逃げて行ってしまいました。
生き残ったホルムは死んだマイヅルを蘇生させ、2人で一緒に仲間全員を生き返らせます。何とかファリンを救出したいと考えていたシュローでしたが、魔物化してしまったファリンの救出を諦め、国に帰ることにします。また、カブルー達もシュロー達と共に地上に戻ることに。ライオスたちは『マルシルが黒魔術を使える』ことがバレてしまったことに関する不安を抱えつつ、ファリン救出のためにダンジョン内を進むことにします。
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◆ダンジョン飯◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
4巻(22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
5巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話)
6巻(36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話)
7巻(43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話)
8巻(50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話)
9巻(57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話)
地下6回は『地下水路』
私はてっきり地下5階が一番下の階だと思っていました。
理由は第1話のこのシーン。
ライオスはここを『最深部』と呼んでいます。つまり、『炎竜がいる場所が最深部の階』だと考えていました。そして炎竜がいたのは『地下5階』です。
ところが、第36話でこのようなセリフがありました。
『ここよりも深い階層?』
ライオス達がいるのは『地下5階』です。つまり、ライオスは『地下6階以降の階が存在する』と言っているわけですね。
そして今回、ライオスたちは地下6階へやってきました。どうやら最初に炎竜と戦って敗れた場所も『地下5階』ではなく『地下6階』だったようです。確かに第1話の時と2度目の炎竜戦の時では風景が違いますよね。
そうなりますと第1話でライオスは『地下6階を最深部』と呼んでいたということになります。しかし、本当にここが最深部なんでしょうかねぇ?
もしかしたら『人間たちが把握している範囲での最深部が地下6階』ということであり、地下7階以降も存在するのかもしれません。
『デルカル』情報まとめ
・ファリンは狂乱の魔術師の命令でデルカルを探している
・デルカルとは1000年前に滅びた黄金の都の最後の王
・デルカルは迷宮が発見された時に地上へ現れチリとなって消えている
そしてライオスが第12話で得た情報は
・迷宮の魔術師は過去、先王を目の前で暗殺されている
・デルカルも暗殺されるのではと恐れている
・ライオス達を暗殺者だと疑っている
先王が暗殺されているという話はマルシルも知らなかったようですから、一般的には知られていない情報なのかもしれません。
時系列順にまとめますと
◆1000年前
・デルカルが生まれる
・デルカルの結婚式の日に先王(父)が毒殺される
・デルカルが王となる
◆1000年後の現在
・地下墓地の底が抜ける
・地下からデルカル王が現れチリとなって消える
・狂乱の魔術師は魔物に命じてデルカル王を探し続けている
・ファリンと炎竜が混じったキメラがデルカル王を探している
・ライオスたちは暗殺者だと勘違いされている
ライオスたちは誤解が解ければなんとかなるかもしれないと淡い期待を持っているようですが・・・・・そもそも狂乱の魔術師は『外部の者は皆敵』だと考えているように思えます。デルカル王を暗殺されないように地下深くに城ごと封印してしまったんでしょうからね。誤解も何も、迷宮に侵入している時点でアウトのような気もします。上手くいくようには思えませんが・・・・・さてさて。
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エルフの寿命
そう言えば『古代エルフ(エンシェントエルフ)』という名前もロープレ関連で聞いたことがあります。
・現在のエルフ・・・寿命500年ほど
・古代のエルフ・・・寿命1000年以上も?
少なくとも、この作品でのエルフの寿命がハッキリとしました。
なお、エルフの寿命に関しては作品によって色々な考えがあるようです。
コチラは『ゴブリンスレイヤー』という作品です。右のエルフは自分の年齢を2000歳と言ってます。
あくまで『ダンジョン飯のエルフの寿命が500歳ほど』ということです。他の作品ではもっと寿命が長かったり、もしくは永遠の命だったりするかもしれません。その点は注意しておきましょう。
今回の魔物『シェイプシフター』
仲間の記憶を元に姿を真似て紛れ込んでくるという魔物のようです。このまま眠ってしまったら喰われてしまう可能性があるという事で、偽物探しをしなければいけなくなりました。
それでは、本物と偽物に関して考察していってみようと思います。
姿というよりも『魔物の知識』の差で偽物が確定した偽物ライオス3人。
『背が高いライオス』は背の低いチルチャックのイメージだと思います。低いために高さを間違えてしまった、みたいな。食べ物に執着しているのがセンシで、アクが無いのがマルシルだと思います。
これはセンシのイメージによるマルシルだと思います。センシは魔法を嫌っていますし『エルフとドワーフは仲が悪い』というのが一般的な設定です。センシはマルシルをよく見ていないと考えられます。
この2人に至っては細かいところを見ていないライオスのイメージということで間違いなさそうです。
魔術書によって偽物が判明。落書きみたいになっていますので、これはライオスのイメージだと思われます。
ということで、持ち物によってチルチャックとセンシの偽物も判明。こちらは両方ともマルシルのイメージが偽物なのだと思います。センシとチルチャックは2人とも職人気質な所があります。対してマルシルはそういったところに疎そうですし、料理に関しても消極的な印象です。
こうなりますと、残っているのは一組ずつ。
・センシのチルチャック
・チルチャックのマルシル
・チルチャックのセンシ
画像だけで見るなら、全て右が本物で、左が偽物なのだと思います。
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そもそも最初に出てきた、墓から出てきた王らしき人間はデルガルなんでしょうか?
デルガルから王位を奪った簒奪者の気もします。
こんなに大人気になって続くとは思ってなかっただろうし
作者としても、設定に齟齬が出てきてるのかも
落書き魔術書はチルチャックの記憶じゃないですか?
ライオスはマルシルの魔術書を読んで魔法の勉強をしていたので、内容が正確でもおかしくないでしょう。
後、魔術書に「時間をさかのぼるまほう」と書いてありますが、マルシルが魔術書を読みながら「時、遡る……」とか言い出した時ツッコミを入れてたのがチルチャックですよね。
地下5階の位置づけについてですが、オークから炎竜出現の証言を聞いた段階で最深部ではないと読み取れるのでは?
彼らの城下町は地下5階にありますが、「城下町のある浅層まで上がってくるとは考えていなかった」と証言していたと思います。
迷宮最深部とか書いてたっけ、
このテの冒険ファンタジーの【最深部】は、パーティーレベルや帰還魔法効果やマッピング範囲や所有知識限度など、パーティーにとっての現限界を指す事の方が多いんだけど…。
ドラゴンが出るくらいだから、中層階だと思い込んでたわ。
まぁ迷宮の正体が判らん以上、最下層のイメージが出来ないのも確かなん。 ファイアクレストが眠ってるかもね。
アイテムが雑なチルチャックは頬がふっくらしててすごく子供っぽいのでセンシ目線な気もしますね
あと大きいライオスもセンシ目線で人間の大人って大雑把な認識でそう見えてて、ふわふわしたライオスはチルチャックから見た頼りないリーダーなライオスなのかなと
センシ、他種族に疎そうな描写ありましたし
で、サイコなライオスは食べ物関連でサイコだと思ってるマルシル視点的な…
色んな解釈できて面白いですねー
ぜひ次号で答え合わせしてほしい
最深層とはライオスパーティ、もしくは全冒険者達が過去に到達した記録のある層。ということでしょう。
ダンジョンが冒険者達によってすべて踏破されているという記述がなければ、
正確な全体像などわかるはずもないですし、そう考えるのが自然だと思います。
もしくは城を上から観測した場合における。最も深い位置にある層でしょうか?
どちらにせよメタ的に最深層という言葉を捕らえてしまったのは、ダンジョンあるあるネタで成立していた雰囲気によって、読者やプレイヤーとして過去に探索したダンジョンと重ねてみてしまうからでしょうね。
一巻あたりを読む上でそういった既視感は常にありましたし
1から5が初心者オススメ浅層みたいにぼや~っとしたイメージだったので、そのキャラ(orPT)の行った最深部に目からウロコが…腑に落ちすぎ
にしても「ダンジョン飯は人気が出たから引き伸ばし乙」って、何でガツガツした少年誌の法則当てはめる人が沸くのか…
オーク達はドラゴンが登って来たと言ってましたし、ドラゴンと遭遇した際ライオスも何故こんな所に居るのかと疑問に思ってましたから、1話でドラゴンと戦った場所がもっと深いところだったというのは、もっと前の段階から読み取れますよ
あと、どの偽物が誰のイメージかですが、最後に残った見分けのつかない三人は全員ライオスのイメージだと思います
あのパーティーで一番物を細かく観察しているのはライオスだと思いますし、何よりライオスそっくりなライオスが一人も居ませんでした
それはつまり、ライオス以外の3人は、見分けのつかないほどの偽物を作れるほどのイメージが無かったということだと思います
3人が互い違いに特定の誰かだけ正確に作れたというよりは、ライオスが一番正確なイメージを持っていたためライオスのソックリさんだけが居なかった、の方が私としてはしっくりきます
あえて違う意見を入れてぼやかしていきたい。
毛深くてゴツくて大きいライオスは一般的なファンタジー世界のエルフ目線からみた人間だからかなと思います。他人種の認識には基本的に大きなずれがあってマルシルが見分けられるのはファリンくらいなのかもしれません。
単行本のよもやま話の項で「ファリンに似たライオス」のくだりがありますけど、ファリンを見たことで、センシのライオスへの認識がファリンに近いビジュアル(他人、親戚から見た兄妹ってやっぱり似てる)の方に寄せたのではないかと思っています。
もともとセンシはライオスそのものには興味を持っていないように描かれている(子供じゃないから?)気もするのです・・・