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◆ダンジョン飯◆
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2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
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不衛生なセンシの髭
朝起きて、顔を洗うマルシル、歯を磨くチルチャック、髭をそるライオス。出発の準備に取り掛かります。
マルシルはそろそろ髪をあらいたいなぁと。
マルシルは良い石鹸があるから、それを使って髭を洗おうというのですが、その石鹸は以前、炎竜との戦いのときに失ってしまっていたのでした。
地下水に満たされた地下4階
いよいよ地下4階です。
ここではマルシルの魔法の出番。魔法を使って水上を歩き、別の場所に移動するのです。
それを聞いて、壮絶に拒否するセンシ。
センシは魔法に頼るのは大っ嫌いなのです。
しかし、そうはいっても水がある以上、魔法を頼るしかありません。
ライオスは強制的にセンシを取り押さえ、マルシルに魔法をかけてもらいます。
ところが、魔法のききがよくありません。沈んでしまうのです。
魔法が効かない原因を調べてみると、センシの髭は脂や血がこびりついており、絶縁体のようになっていたのです。
こうなったら、髭を洗うしかありません。
ケルピーで水上移動する
しかし、センシには別の案がありました。
この地下4階には、魔物『ケルピー』がいるのです。
ケルピーはいつもセンシが釣りをしている時に寄って来ている魔物です。
『アンヌ』と名付けています。
以前から、センシはこのアンヌを使って、湖を渡れないかと考えていました。
ところが、ライオスは反対します。
ケルピーを殺して、内臓を浮袋にする方がましだというのです。
それを聞いて怒るマルシルとセンシ。
ライオスは以前、ケルピーに乗って水中に引きづりこまれたことがあるのです。
その経験から、愛嬌のあるケルピーのような魔物は、人を油断させて襲うものと考えています。
水中で襲ってくるケルピー
センシにとって、『アンヌ(ケルピー)』や『ゴーレム』は長年の付き合いであり、大切な友人です。
つちかってきた信頼があります。
センシはライオスの言葉を聞かずに、アンヌに乗って、水上を移動します。
ところが、アンヌは水中にもぐってしまいました。
驚くセンシ。
アンヌは水中にもぐると牙をむき、センシに襲い掛かってきます!
慌てて水中に飛び込むライオス。
センシに襲い掛かるアンヌにしがみつき、抑え込みます。
そして、センシはアンヌにとどめを刺すのでした・・・・・。
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ケルピーを解体
今まで友としてきたアンヌ(ケルピー)に襲われショックを受けるセンシ。
センシは少し放心した後、意を決して立ち上がります。
そして、アンヌを食材として解体し始めるのでした。
センシから脂身の部分を受け取ったマルシル。
脂身を火にかけ、灰を集め水と合わせ、油、オリーブ油、ろ過した灰汁を加え攪拌。
ミミックの殻に流し込んで・・・マルシル特製の石鹸が完成です。
マルシルはそれをセンシに渡します。服や食器を洗うのに使えるからと。
センシの髭を洗う
せっかく苦労して作ってくれたものだからと、センシはその石鹸で髭を洗うことにします。
マルシルの協力の元、色々な物がこびりついた髭と髪を必死に石鹸で洗い落とします。
その結果・・・・・・・
後は火を使って乾かす!
櫛を入れて乾燥させて・・・・・!
何とかフワフワに・・・・・!
マルシルはセンシの体に水上浮遊の魔法をかけます。
・・・・・浮いています、成功です!!
センシにとっては初めての水上歩行。
思っていた以上に、気持ちのいいものでした。
センシはマルシルにお礼を言います。
『石鹸が目に染みるわい』
ショックを乗り越え、前へ進むセンシでした。
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う~ん、この回のライオスは…。
ケルピーへの警戒を考えれば、剣に寝首を掻かれる可能性はどうなの。
既に侵食されて思考を奪われてるとか、資料が有るか無いかだけで思考停止するマニュアル人間なのか、まぁそのうちに判るかね。