◆前回のあらすじ◆
ライオス、マルシル、チルチャック、センシの４人はサキュバスたちに『精気』を吸い取られてしまいヨボヨボになってしまいました。残されたイヅツミは一人でサキュバスに立ち向かいます。サキュバスは『イヅツミの母親』と『黒ヒョウ？』のような魔物の姿でイヅツミに襲い掛かってきましたが、イヅツミには通用しませんでした。魔物と混じってしまっているイヅツミには『２つの心』があったためか、サキュバスの人を惑わす変身は通用しなかったのです。
サキュバスの体内から出した液体をライオスたちに飲ませることでライオス達は元通りの元気な姿に戻ることができました。そこでライオスは皆に『有翼の獅子と会話したかもしれない』と伝えます。
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◆ダンジョン飯◆
１巻（１話・２話・３話・４話・５話・６話・７話）
２巻（８話・９話・10話・11話・12話・13話・14話）
３巻（15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話）
４巻（22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話）
５巻（29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話）
６巻（36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話）
７巻（43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話）
８巻（50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話）
９巻（57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話）
ライオスはマルシルが好き！？
◆サキュバスは『マルシル』に変身
ライオスがサキュバスに襲われた時の話。
ライオスの目の前に現れたのは『マルシル』でした。サキュバスがマルシルの姿に変身したと言うことは・・・・・ライオスが好きなのは『マルシル』だったということに！？
しかし、ライオスはいたって冷静です。むしろ・・・・・
・マルシル『そう言う目で私を・・・』
・センシ（ドン引き）
・チルチャック『社内恋愛禁止！』
・イズツミ（興味なし？）
むしろ、こういった事態になることを心配し、証拠隠滅をはかろうとします。
マルシルやチルチャックと比べると冷静に考えられています。2人が一瞬でメロメロにされてしまったことを考えると『ライオスはマルシルが好き』というのは違うように感じますねぇ。
◆マルシルから『魔物マルシル』に変身
サキュバスは『マルシルの姿』から魔物化し『ギガ・クアッドヘッド・マルシル』に変身。何やらゴージャスな名前です。『クアッドヘッド』で検索してみましたが、それらしい魔物は出て来ませんでした。一体どういった魔物なのか、謎です。
ライオスは『スキュラ』だと判断していますので調べてみたところ、こちらはありました。
◆スキュラ
上半身は美しい女性で、下半身は魚で、腹部からは3列に並んだ歯を持つ6つの犬の前半身（または首から上）が生えた、奇怪な姿をしているとされる。6つの頭でできた帯をしているともいわれる。また、かつては人間であったともされている。
（参照元：スキュラwiki）
なるほど。マルシルはスキュラになっていますね。魔物マスターであるライオスの美的センスにおける最高峰は『スキュラ』なのでしょう。
ということで、ライオスはメロメロにされてしまいました。
◆結局、どういうこと？
これは歪んだライオスの人生観によるものだと考えられます。
・不器用な人生を送ってきた
・女性と接する機会があまりなかった
出会いの少なかったライオスが最も身近な女性である『マルシル』に気持ちが向いたとしても不思議ではありません。種族は違うけど、魔物愛好家のライオスにはそんな境界線など意味の無いものでしょう。
そしてサキュバスは『マルシルそのもの』に変身しました。『似たような女性』ではなく『マルシルそのもの』です。ということは、ライオスは『100％間違いなくマルシルが好き』だと言うことになってきます。
・ライオスは魔物が大好き
しかし『ライオスにとっての理想がマルシル』であったとしても、それでは足りませんでした。ライオスはあくまで『魔物が大好き』なわけです。つまり『魔物の女性』が好きなんですね。
つまり、どういうことかと言いますと
・（マルシル）＋（魔物）
が理想なんですね。
ですからサキュバスはまず『マルシルの姿』で登場し、それから『魔物マルシル』に変身したのだと考えられます。そうすれば、その魔物がマルシルであるとハッキリしますからね。
つまり、ライオスの深層心理に基づく理想の女性像は
ライオス
『マルシル・・・・・では足りない！！』
『魔物化したマルシルこそが最高だ！！』
ということです。
まぁ、何て言うべきでしょうかねぇ。一言で言うなら、どん引きです。マルシルは身の危険を感じるべき事態ですよ。
後もう一つ追加するなら、『ライオスは魔物化したマルシルによって自分を魔物化させてほしい』という願望もありそうです。いやぁ、困った男です。
◆ハーフエルフ
あまり深く考えたことはありませんでしたが『ハーフエルフ』とういのは『人間＋エルフ』の子供の事のようです。ですから、ありえない話ではなさそうです。
とは言え、この作品では混血は見たことがありませんねぇ。
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夢の中で『翼獅子』と出会う
◆夢の中で翼獅子と出会う
サキュバスによって気絶させられたライオスは夢の中で翼獅子と出会います。どうやら翼獅子が捕らえられている場所はもう近くみたいですね。そのため、夢の中に現れることが出来たようです。
となりますと、ライオス達が翼獅子と出会うのは時間の問題でしょう。そうなると、狂乱の魔術師との対決ももうすぐってことになりそうです
◆迷宮は『翼獅子』が作った！？
・迷宮を作ったのは翼獅子
・それを望んだのはシスル（狂乱の魔術師）
狂乱の魔術師が黒魔術で『翼獅子』を呼び出し、迷宮を作ったってことでしょうね。
その後、翼獅子が狂乱の魔術師のやり方に異を唱えることが多くなったため、狂乱の魔術師は邪魔だと感じどこかに閉じ込めてしまった、といったところでしょうか。
◆翼獅子はライオスに国を治めてほしい
翼獅子は『国の民』にも『魔物』にも愛着をもっています。そのため『魔物を愛している』ライオスに国を治めてほしいと考えているようです。
まぁライオスの場合は愛しすぎて食べちゃっていますが、まぁ翼獅子もライオンのようなものなので『生きるために食べる』行為に関しては問題視していないようです。まぁ、理屈は通っているように感じます。
ライオスの理想の王国
『救世主』としての自覚がないライオスに、翼獅子は『ライオスの理想の王国』を見せてきました。
・ライオスが王様
・迷宮内の王国
・ファリンは元の人間の姿に
・迷宮の設計担当マルシル
・料理担当センシ
・チルチャック、不明
・魔物は人間を襲わない
・魔物と人間が共存している
色々と問題はあるようですが、ライオスにとって興味深い世界であり、やっとこさ『救世主』としての気持ちが芽生えてきたようです。
ファリンが元の人間の姿に戻っていると言うことは『ライオスが迷宮の王になればファリンを元に戻すことができる』ということでしょうか。
ということは、ライオスが迷宮の王になれば全て解決ってことになります。
◆翼獅子は正義なのか？
・・・・・とは言え、これは一種の『洗脳』に近いようにも思えました。
・ライオスに『理想の世界』を見せる
・その気にさせる
・翼獅子にとって思い通りの行動をとらせる
例えば『翼獅子は世界を滅ぼそうとしている存在』だとしたらどうでしょうか？
・狂乱の魔術師は翼獅子を危険だと感じたため封印した
・カナリアも翼獅子が危険であるため世界中を飛び回って確実に封印しようとしている
・翼獅子はカナリアを恐れているためライオスに『カナリアに気をつけろ』と嘘の情報を流した
まぁ今までの流れからして考えにくいとは思いますが、現時点で翼獅子を完全に信用するのもどうかなぁという気もします。
狂乱の魔術師に関しても『間接的な情報』の方が多すぎるような気がするんですよね。ヤアドたちも実は翼獅子に操られているって可能性もありますし。
考えようによっては『狂乱の魔術師はヤアドたちを救うために1000年間も一人で戦ってきた』というパターンもあるかも！？
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ライオス、目を覚ます
夢の中であったできごとをライオスは皆に説明。さすがにサキュバスの一件は話さなかったようです（笑）。
◆マルシル『脳』を食べる
人型の魔物をあれだけ拒否していたマルシルですが、とうとうサキュバスの『脳』を食べまでに成長しましたか。もう何でも大丈夫ですね。
◆マルシルは『カナリア』を知っているのか？
翼獅子はライオスに『カナリアに気をつけろ』と言い残しましたが、ライオスには意味が分かりません。出会っていませんので当然ですよね。
問題は『マルシル』です。私は『マルシルはカナリアの関係者なのでは？』と考えていますので。
当然、教養の高いエルフのマルシルは『カナリア』の存在は知っていると思います。当然知っているとして・・・・・果たしてどういった反応を見せるのか！？
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