◆前回のあらすじ◆
いよいよ炎竜との決戦。マルシルは建物を炎竜にぶつけるために建物に魔法陣を描き、準備を完了させます。
ライオスたちは炎竜を引き付け、炎竜に『炎』を吐かせることで『燃料切れ』を狙います。炎竜を捕らえた際に、炎を吐いて抵抗される恐れがあるからです。しかし、アダマントの鍋を使って炎を防いでも熱は伝わってくるため、これ以上、炎竜の炎に耐えることはできそうにありません。ライオス達は燃料切れにすることは不可能だと判断し、マルシルがいる地点まで逃げ出します。
マルシルは建物を破壊し炎竜を押しつぶしますが・・・・・炎竜は建物を吹き飛ばし立ち上がります。効果はほとんどありませんでした。ライオス達がたてた作戦はことごとく失敗です。色々な方法で炎竜を攻撃してみますが、ダメージを与えることもできません。
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◆ダンジョン飯◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
4巻(22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
5巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話)
6巻(36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話)
7巻(43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話)
8巻(50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話)
9巻(57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話)
『剣』を取り戻す作戦
ライオス達がたてた作戦はことごとく失敗に終わってしまいました。なすすべがありません。
何はともあれ『ライオスの剣』を取り返さなければ戦うこともできません。センシは覚悟を決めて、炎竜の腹の下から抜け出し、ライオスの剣を取りに向かいます。しかし・・・・・あと一歩のところで炎竜に踏みつぶされてしまいました。
そこへチルチャックが助っ人に向かいます。戦闘などできないでしょうに。なかなか勇敢な行動です。
チルチャックはセンシを踏みつぶした炎竜の前足に刺さっていた『ミスリル製の包丁』を入手。その剣を炎竜の左目に投げつけ命中させます。炎竜が苦しんでいる隙に『ライオスの剣』を入手しライオスに投げ渡します。
炎竜は目を潰された痛みで大暴れ。建物が破壊され、落ちてきた岩でチルチャックは頭を打ち意識を失ってしまいます。
◆センシ・・・炎竜に踏みつぶされ大けが、戦闘不能
◆チルチャック・・・岩で頭を打ち意識を失う、戦闘不能
4人中、2人が戦闘不能になってしまいました。
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ライオス、捨て身で炎竜に立ち向かう
ライオスは体勢を整えるためにその場を離れ、マルシルと合流します。
ライオスはマルシルに状況を説明。かなり危機的な状況です。では、どうするのか? ライオスは作戦を立て実行に移します。
①炎竜の顔の高さまで移動
竜は左の眼が潰れているため、左側から近づけば気づかれることはありません。まず、炎竜の顔の高さの建物に行って近づきます。
②ライオスは鍋の上に乗り、鍋の下を爆発させ炎竜に飛び乗る
普通にジャンプしても『炎竜の顔に飛び乗る』ことはできません。そこで、鍋で魔法の爆発のダメージを防ぎ、爆発の衝撃で炎竜の顔に飛び乗るという作戦に出ます。
③ライオスはわざと炎竜に自分の足を噛ませ、逆さまにぶら下がる
ライオスが攻撃したいのは『炎竜の顔の下の首元』です。炎竜の顔の上に乗っかるだけでは攻撃することはできません。
そこで、ライオスは『わざと炎竜に自分の脚をかみつかせ、逆さまにぶら下がる』という作戦に出ます。脚を犠牲にした捨て身の作戦ですね。口元からぶら下がった状態であるため、ライオスの剣は『逆鱗』に届く範囲となりました。
④ライオスは剣で逆鱗を突き刺す
こうして、ライオスは炎竜の逆鱗に剣を突き刺し、炎竜にトドメを刺すことに成功します。まさに、命懸けの作戦でした。
やっと炎竜を倒すことができましたね。この後は『炎竜のお腹の中にいるファリンの救出』です。大分時間がたっているわけですから、果たしてどうなっていることやら。
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