◆前回のあらすじ◆

シェイプシフターの変装を見破るため、ライオスはまずチルチャックの2人を観察。一人は仲間との連携を重視しますが、もう一人はプライドがら自分の仕事を他人に頼んだりはしないと批判。次にマルシルの方の一人は人型のハーピーの卵は食べたくないと騒ぎます。もう一人はファリンを助ける為ならなんだってすると不満を語りません。最後のセンシ。一人のセンシはカッコよすぎるのではとマルシルが指摘しますが、ライオスたちはいつもカッコいいと疑問に感じません。結論が出ないまま料理は完成。悩んだ末、ライオスは偽物と本物をわけます。しかしマルシル、チルチャック、センシたちはライオスの判断を信用しようとはしません。結局、その場は混乱して大騒ぎになってしまいます。

その間、ライオスは『猟犬』のふりをしてシェイプシフターがいると思われる闇に向かって吠え始めます。シェイプシフターの正体が獣であると予測できたためです。吠え続けるライオスに驚き反応してしまったシェイプシフターは姿を現してしまいます。そして、最終的にはマルシルの魔法により、シェイプシフターを倒すことに成功します。

改めて料理を作り直すライオスたち。センシは置いていたはずの場所に食材が無いことに気が付きます。何者かが盗んだようでした。落ちている食材をおってみると・・・・・そこには誰もおらず、それは罠でした。背後に回り込まれてしまい、一番後ろにいたマルシルが捕まってしまいます。

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◆ダンジョン飯◆

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最新『ダンジョン飯』

アセビの呪い

今回、アセビがマルシルを人質にとった理由は『自分にかかっている呪術を、黒魔術が使えるマルシルに解いてもらう』ということでした。

アセビにかけられている呪術は2つ

①首元(首輪)・・・一定時間、術者が触れないと作動する呪術

おそらくマイヅルがかけたのだと思います。『逃げ出したら命はないぞ』ということかと。マイヅル、恐ろしい人です。・・・というより、どういった契約なんでしょうね? ここまでされているという事は、借金返済で仕えていたってことかな?

②全身が毛むくじゃらの猫?

チルチャックがシレ~っと何か言ってます。

なぜ、チルチャックが『人工的に作られた獣人』を見たことがあるのか!? アセビの件、チルチャックは色々と情報を持っていそうです。

そういえば、チルチャックはマルシルの黒魔術(古代魔術)を極端に嫌っている雰囲気でしたね。色々と黒魔術に関する悪い話を知っているという事なのだと思います。

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アセビの人質との距離感

アセビは、マルシルが呪術をといている間、お腹が空いているのでチルチャックに食料を持ってくるよう要求します。

なぜチルチャックに要求したのか? それはチルチャックが一番小さく、一番弱いことがわかっているからです。強靭な男だと、いきなり襲い掛かってくる恐れがありますからね。

チルチャックが相手であるため、手渡しで食料を受け取ります。

その後、センシが料理を作ってアセビに渡しますが、その時はやはり手渡しではありません。チルチャックと違ってセンシは強いため、近づく権利を与えられなかったんでしょうね。

センシが用意した料理。アセビが魔物食を禁じたため、かなり簡素な内容になっています。

アセビは食事マナーが悪い

不平不満を語りつつも、アセビはセンシが作った料理を美味しく平らげます。・・・・・が、食べ方が下品!?

しかも・・・・・キノコが嫌いだという事で、キノコを集めて地面に捨ててしまいます。

センシ、激おこ!

そう言えば、今までマルシルが『魔物食は食べたくない!』はあっても、好き嫌いの偏食パターンはありませんでしたね。チルチャックの言う通り、今までにないパターンです。

なお、ブログ主は昔から『肉の脂肪部分』が大っ嫌いであるため、ほとんどの場合、外して食べません。むしろあの部分を食している人は正気の沙汰では無いと思えるほどに理解できません。

こんな私の偏食を、どうかセンシさま、お許しくださいませ。アーメン。

首元の呪術が作動!

マルシルが呪術を解除している最中、アセビが動いたことがきっかけとなり、呪術が発動してしまいました。腕の袖の部分に鶴の羽根のようなものがついています。やはりこの化け物の呪術はマイヅルのもののようです。しかも、包丁でころしに来てますよ。マイヅル、恐ろしい人です。

紙でできていたということもあり、火で燃やして何とか退治することに成功。

このような強力な化け物を使えるのであれば、ファリンとの戦闘の時にもっと強力なものを出してくれればよかったんですけどねぇ。

ファリンを救出する方法は無い

アセビは自分にかかった呪い(猫?と混じった体)を解く方法を探していました。黒魔術によるものだとわかっていたので、黒魔術が使えるマルシルならどうにかできると考えたのです。

しかし、マルシルは『一度混ざってしまった魂は二度と元の形には戻らない』と説明。アセビを元の人間に戻す方法が無いのです。

これはつまり、『化け物になってしまったファリンも元には戻らない』ということになります。ファリン、絶望的な状況です。

狂乱の魔術師ならどうにかできるかも・・・・・とのことですが、狂乱の魔術師が仲間になってくれるとは思えません。狂乱の魔術師が持っている魔術書みたいなものを入手して、タンスさんに渡して解読してもらう方が現実的かもしれませんね。

ファリンは狂乱の魔術師の事を『彼』と呼んでいます。この髪ですから女かなと思っていたのですが、どうやら狂乱の魔術師は男のようです。

遅れてやってきたメインヒロインか!?

ライオス、いきなり愛の告白のようなことを言い出します。まぁ魔物大好きのライオスですからね。このように魔物っぽい人間ですから、心躍るのは当然かもしれませんね。

ライオス
『どんな魔物と混ざってるのかわからないが』
『君の言動は人間そのものにしか見えないし』
『殺人衝動も無い!』

『裏を返せばファリンだって迷宮の支配を受けなければ』
『元の人格を取り戻せるかもしれない』

アセビのおかげで、ファリンを元に戻せる可能性も出てきたという事で、その点においても、ライオスは喜んでいるようです。

どうせ一人では地上に戻れないだろうという事で、アセビあらためイヅツミはライオスたちと共に行動することになりました。思いがけず、パーティーに一人追加です。

現時点で分かっているイヅツミ(アセビ)の能力は・・・・・

・耳がいい

くらいでしょうか。半分猫ってことで、忍者のように身体能力が高いのかもしれません。

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