◆前回のあらすじ◆
ガーゴイルを倒し扉の奥を進んでいくと、地下奥へと進むための『トロッコ』がありました。自動的に動き出したその乗り物を使ってライオス達は行きつくところまで行ってみることにします。
その間、ライオスは自分の過去の話をします。村に住んでいて町へ行き、兵隊となり、隊商に加えてもらいながら旅を続けて島にたどり着き、そして迷宮の中を冒険するようになったのです。ライオスの話の中で語られたファリンの過去がとても悲しいものであったためマルシルは涙ぐみます。そしてまたファリンと一緒に食事をしたいと改めて誓うのでした。
センシは『ファリンの魔物の肉体部分を食べてしまえば人間の姿だけが残るかもしれない』とライオスに提案します。現在考えられる作戦で最もそれが現実的だと判断したライオスはその作戦を実行することを決意します。
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◆ダンジョン飯◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
4巻(22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
5巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話)
6巻(36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話)
7巻(43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話)
8巻(50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話)
9巻(57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話)
迷宮が成長している
『1階でも金がとれるようになった』ということで、大量の冒険者たちが押し寄せていました。迷宮はここに来て暴走する気満々のようです。なぜこのタイミングなのかってのは疑問ですが、迷宮は『人を集めるなら「金」だ!』ってことはわかっているようです。何だか食虫植物みたいなやり方ですね。
よくよく考えてみると『狂乱の魔術師』と『迷宮の暴走』は別問題ですよね。迷宮の暴走は色々な迷宮で起こってるみたいです。対して狂乱の魔術師はここにしかいません。・・・・・ここにしかいませんよね?
そうなりますと
◆狂乱の魔術師問題(ファリンも助ける)
◆迷宮問題(暴走して地上にまで影響を与える)
この2つの問題が同時進行しているってことになりそうです。
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カブルーの作戦
カブルーの考えは
・『人の欲』が迷宮の成長につながる
・迷宮から人を撤退させれば解決!
ということのようです。一番平和的な方法で迷宮の暴走を止めようとしているようです。カブルー、なかなか善人じゃないですか。
そして、『カブルーの作戦』は
・カブルーの仲間たちが迷宮の入り口を封鎖し人が入らないようにする
・迷宮内の権力者に協力を頼み、冒険者全員の撤退を呼び掛ける
ということのようです。迷宮内部に住む権力者と親交があるとはカブルーにはなかなか人脈があるようですね。ライオスでは実行不可能な作戦ですよ(笑)。
カブルーの頼みの綱は迷宮に飲まれていた
カブルーとエルフ2人の計3人は迷宮の権力者の元へ向かいます。
なかなか善人そうな権力者のじいさんでカブルーを快く受け入れ話を聞いてくれましたが・・・・・急に豹変してしてしまいました。
どうやら権力者のじいさんは『欲』を出し過ぎたために迷宮に飲み込まれてしまったようです。こうなると・・・・・魔物と同等の存在になってしまうってことなのでしょうかねぇ? エルフやカブルー達を殺そうとしてますし、協力関係は100%築けそうにありません。
これでカブルーの頼みの綱がなくなってしまいました。
エルフは魔法だけではない
権力者たちに捕らえられてしまったエルフたちでしたが、エルフのボスさんが不可思議な魔法を使って。全員倒してしまいました。強いですね。
ボスさんの活躍でこのピンチを切り抜けることができました。
何やらアクロバティックに動き回って敵を翻弄し倒してしまいます。
一般的に『エルフ』と言ったら『弓』や『魔法』と言った『後方支援タイプ』のイメージですが、今回は『格闘』という珍しい戦いを見せてくれました。作者さん的には読者に『エルフのイメージをぶち壊してやるぜ!』くらいに考えているのかもしれません。
なお、エルフが戦闘で使った魔法は『石化魔法』ではなく『転移魔法』だそうです。『転移する場所に存在するものと入れ替わる』といった感じでしょうか。
この人の場合ですと、体が壁の中に埋まってしまって、埋まっている分の体積分と入れ替わったと言うことでしょうか。言葉にするとややこしいです。
単純に『入れ替わっただけ』ですから死んだりはしていません。しかし、顔まで埋まっている人は窒息死していると思います。めり込んでいる人もどうやったら助けられるのか。むしろとどめをさしてあげる方が善良的ではとも思えてしまいますねぇ。
エルフは迷宮を暴走させる気でいる!?
その他のエルフたちは、迷宮内のお店で買い物を楽しんでいるようです。エルフ達は人々の欲を膨らませて迷宮を暴走させる作戦だったようですね。
エルフ達は『暴走を止めるために来た』わけではなさそうです。
カブルーの話(45話)によると『迷宮の危険性が一定を超えた時にやってくる』とのこと。これはつまり『暴走するタイミングを狙ってやってきている』『暴走を望んでいる』とも受け取れます。エルフ達に一体どんなメリットがあると!?
そういえば『亜人の奴隷市』という話がありましたね。『亜人』と言ったら思いつくのは『オーク』たちでしょうか。オークの子供でもつかまえて迷宮内でこきつかっているってことかな? 悪い人たちだ。オークに恨まれても仕方のない状況です。
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まぁエルフのイメージも糞も
どう考えても原点の指輪物語的には
エルフが種族的には最強やし
指輪物語及び派生作品では割かし格闘もしてますよね。
映画化されたところにもそういうシーンあるのですが、TRPGの場合、ゲームバランスという大人の事情がw
後、普通はオークは亜人(種)には含みません。
まっこの作品の場合はどうなるかは分かりませんがw
>後、普通はオークは亜人(種)には含みません。
49話でオークを亜人扱いしてましたね。読み直してて、気が付きました。
勘違い申し訳ございません。
>めり込んでいる人もどうやったら助けられるのか
カブルーの説明によると、床や壁の中の岩盤(材質)と身体が入れ替わっているので、周りのレンガや石を壊せば無事に抜け出せると思います。
ただし丸ごと「*いしのなかにいる*」場合には、まずダウジングか何かで場所を探り、そののちに発掘してもらうしかないようですね
追記です。
226pのコマを見たら、顔が入れ替わっている人はいないようです。
「例の伝手」の人(の入れ替わった部分)も顔面がないので、どっかの床か壁に露出して呼吸はできているかと。
つまり窒息死しないようにエルフリーダーが配慮してくれたのでは……
まさに「石の中にいる」
MALORはこういう解釈なのね