◆前回のあらすじ◆
北側諸国へ行くための『関所』にたどりついたフリーレン達。しかし、北側の魔物が活発であるため関所は封鎖されてしまっており、いつ通れるようになるかわからない状況です。フリーレンは街にとどまれるため喜びますが、フェルンとシュタルクは急ぎたいと考えています。なんとか北へ行く方法はないか調べて回りましたが、手立てはまったく見つかりませんでした。
ところが、フリーレンが『78年前に魔王を倒した勇者一行』であることを知った関所側はフリーレン達が北側に行くことを許可してくれることになりました。
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◆葬送のフリーレン◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話・15話・16話・17話)
3巻(18話・19話・20話・21話・22話・23話・24話・25話・26話・27話)
4巻(28話・29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話・36話・37話)
5巻(38話・39話・40話・41話・42話・43話・44話・45話・46話・47話)◆
6巻(48話・49話・50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話・57話)
7巻(58話・59話・60話・61話・62話・63話・64話・65話・66話・67話)
フリーレン、早起きする
朝、フェルンとシュタルクが朝食を作っていたところ・・・・・起こしてもいないのにフリーレンが目を覚ましました。
フェルン
『こういう時はしっかり褒めないと』
フリーレンを絶賛するフェルン。フェルンは子供を褒めて伸ばそうとするタイプのようですね。実際、子供は褒められると『もっと褒められたい!』と思って積極的に頑張るようになるものです。
フェルンはいいお母さんになりますよ。(※注意・・・フリーレンは子供ではありません。)
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北に入ったけど、魔物がいない
関所で通行禁止にしているくらいですから、すぐにでも魔物が襲ってくるほどたくさんいるのかなと思いましたが・・・・・出て来ませんね。
それどころか荷馬車を引いているご老人と遭遇。いたって平和な世界です。こんなお年寄りが一人で移動しているくらいですからそこまで危険だとは思えません。まぁ、関所近くだからまだまだ安全ってことなのかもしれませんが。
エルフは絶滅に向かっている
ご老人さん曰く
ご老人
『長く生きてきましたが』
『エルフは生まれて初めて見ました』
とのこと。
フリーレン
『私だって同族を見たのはかぞえるほどしかないよ』
『最後に同族と会ったの400年以上前だし』
フリーレンは頻繁に旅をしていますし、魔王を倒すための冒険もしていました。それだけ移動範囲が広いにもかかわらず『400年も同族に会っていない』とのこと。一体どれだけエルフは少ないのかと。
もしかしたらどこかに引きこもっているのかもしれませんね。それとも本当に絶滅寸前と? 何にしても、旅をするエルフはかなり珍しいのでしょうね。
解放祭は終戦記念日か!?
どうやら立ち寄った町では『解放祭』が行われているとのこと。
『解放祭』とは『勇者ヒンメル一行がこの地域を支配していた魔族を討伐した日』を祝うものだとか。『80年以上前』のできごとです。
老人
『人間にとって何かを忘れ去るのに』
『十分すぎる時間です』
ま~そうですよね。80年もたっていれば『当時10歳』だとしたら『現在は90歳』です。つまり、ほとんどの人は生きていません。当時のことを知っている人はほとんどいないということになります。
現代的に言うと『第二次世界大戦』をイメージしてしまいますね。75年前に終戦を迎えましたが、あまりにも遠い時代であるためほとんどの人は『戦争』の経験がありませんからね。
作者さん的にはこういったメッセージを込めているのかもしれません。
銅像を作る理由
ヒンメル
『でも一番の理由は』
『君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな』
ヒンメルが色々なところで『像』を作ってもらっている理由はこれだそうです。超長生きのフリーレンのことを気にかけてってことですか。
ん~、本当にヒンメルはフリーレンをそこまで気にかけていたと? ヒンメルにとってフリーレンはどのように写っていたのやら。
サンデー、マガジン更新作品
◆ダイヤのA act2
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