◆前回のあらすじ◆
夜、寝ているはずのファリンがどこかに行ってしまいライオスは外へ探しに行きます。倒した炎竜の前でうずくまるファリン。そこには謎のエルフもいました。
謎のエルフの古代魔術に対抗するマルシル。しかし、地下空間に閉じ込められてしまい万事休す!
奇跡的に外に出ることに成功しますが、そこには多くの幽霊たちが集まっていました。
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◆ダンジョン飯◆
1巻(1話・2話・3話・4話・5話・6話・7話)
2巻(8話・9話・10話・11話・12話・13話・14話)
3巻(15話・16話・17話・18話・19話・20話・21話)
4巻(22話・23話・24話・25話・26話・27話・28話)
5巻(29話・30話・31話・32話・33話・34話・35話)
6巻(36話・37話・38話・39話・40話・41話・42話)
7巻(43話・44話・45話・46話・47話・48話・49話)
8巻(50話・51話・52話・53話・54話・55話・56話)
9巻(57話・58話・59話・60話・61話・62話・63話)
見知らぬオークたちが現れる
霊に囲まれてしまったチルチャックたち。
絶体絶命です!
ところが・・・・・霊たちはチルチャックたちに何かを語りかけろうとするも、独自の判断で消えてしまいました。
何が何だかわからないチルチャックとセンシ。
そこへ、急にオークたちが現れ、捕らえられてしまいます。
センシは、オーク達と顔見知りであるため、なんとか話をつけようとします。
オークたちは、センシのニオイが変わってしまっているためすぐには気づきませんでしたが、彼がいつも自分たちの所へやってくる『野菜売り』であることに気づくのでした。
センシは『ゾン族長の妹』にこれまでの経緯を話し、何とか敵対関係を回付することが出来ました。
治療を受けるライオスとマルシル
『ゾン族長の妹(以下、ゾン妹)』は、オークの煎じ薬を用意します。
そして、意識を失っているライオスのために、口移しで飲ませてあげるのでした。
そのままマルシルの方を見るゾン妹。
意識の有る無しなど関係なく、口移しで飲ませてくれるのでした(白目)。
迷宮を支配しているエルフの魔術師
チルチャックは、ゾン妹にエルフの魔術師に出会い、攻撃を仕掛けられたことを話します。
ゾン妹によると、そのエルフの魔術師はオークが住まうより以前からずっとここにいて、迷宮を支配している存在でした。
迷宮の外の者が必要以上に迷宮に干渉してくると現れ、本を開き、強力な魔法で攻撃を仕掛けてくるのです。
話を聞いてチルチャックは焦ります。相手は『狂乱の魔術師』だったのです。
チルチャックはセンシに、ライオスたちを騙してでも地上に戻るべきだと提案します。
そうでもしない限り、ライオスとマルシルが諦めるとは思えません。
このままでは、皆、死んでしまいます。
センシは、ライオスとマルシルのそばに残ることをつげます。
そして、センシの頼みということもあり、ゾン妹はチルチャックの荷物の回収を手伝ってあげることにしました。
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炎竜の燃料袋の爆発
ゾン妹に連れられ、狂乱の魔術師と戦った場所までやってきたチルチャック。
そこにあったはずの炎竜の死体が消え去ってしまっていました。
残っていたのは爆発の後。
チルチャックは竜の燃料袋の側で火を使って引火してしまったと説明します。その爆発から皆を守ってくれたのは『ファリン』でした。
ゾン妹は『仲間に恵まれているじゃないか』と言います。
しかし、チルチャックは結果的に成功しただけだと、悲観的です。
炎竜を倒した方法
ゾン妹は、どうやって炎竜を倒したのかと聞きます。
チルチャックとセンシで引きつけ、ライオスが炎竜の懐に飛び込んで急所を突いたと聞いていると話します。
ゾン妹は『それは素晴らしい』『戦うものは勇ましくなくてはいけない』と絶賛。
しかし、チルチャックは結果として成功しただけで、ライオスがやったのはバカな賭けだったと言います。
狂乱の魔術師との戦い
炎竜を倒した後、皆は建物の中で炎竜を料理して食べました。
その後、狂乱の魔術師が現れ戦闘になったのです。
魔術師の攻撃をしのいで戦ってくれたのはマルシルでした。
捨て身で、がむしゃらで、命をかけてまで必死に仲間のために戦うような者たちばかりです。
そんな者たちだからこそ、一旦地上に戻ろうと言っても、まともに説得できるとは到底思えないのです。
ゾン妹は、ちゃんとチルチャックの本当の気持ちを見抜いていたのでした。
ライオスを説得するチルチャックとセンシ
荷物を回収して戻ってくると、ライオスとセンシが取っ組み合いになっていました。
ライオスは今すぐファリンを助けに行こうとするのですが、怪我をしている今のライオスでは無理だと、センシが必死に止めていたのでした。
チルチャックは何とかその場に座らせます。
そして、ライオスの説得を試みます。
『ライオス、今のお前の心中は察するに余りある』
『だが、これ以上の探索は、今の俺たちには無理だ』
『必ず誰かが死ぬ』
『ここは耐えて地上に戻ってくれ』
『頼む、ライオス・・・・・!』
『だから、頼む・・・・・』
『引き返そう、ライオス・・・・・。』
センシも、調味料がほとんど残っていないと言います。ファリンにちゃんとした旨いものを食べさせてあげるためにも、いったん町へ戻り物資を補給しようと提案します。
話を聞いていたゾン妹も、ライオスたちが準備を整えて戻って来たなら、オークもできる限り協力することを約束してくれます。
ライオスにとってはつらい決断となりますが・・・・・、ファリン救出をいったん諦めて、一度、町へ戻ることにしました。
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◆感想◆
今回、オークに殺されてしまいそうな状況でしたが、なんとかセンシの人脈で助かることが出来ました。
この作品、地味にセンシが大活躍なんですよね。ライオスの知識だけでは魔物料理などまともにできなかったでしょうし、センシがいなければ負けていたという戦いも結構ありました。ある意味、最も役に立つキャラだと言えるのかもしれません。
やはり、あのエルフが狂乱の魔術師で間違いないようです。そして、現時点では太刀打ちできそうにありません。
町に戻ったら、タンスたちとの共闘になるのかもしれませんね。また、狂乱の魔術師を倒すための精鋭部隊を結成するとか?
ちょくちょく出て来ていたあのパーティーたちとも町でバッタリ出会うかもしれません。(コボルトの鼻で分かると思うし、『宝石を返せ』と言ってくるかも)
オーク達も色々と手助けしてくれそうですし、総力戦となってきそうですね。
さてさて、どうなることやら。
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